美味しくなくなれ〜の魔法
料理の味はシェフや板前達、実際に作る人々の業前だけで決まるのでしょうか?
答えは残念?ながら「否」だと思います。
以前頑固おやじのお店での一幕を語りましたが、あれもおばちゃん達のプロの仕事で冷静になれた部分もある為、もしかすると私の敗北では無かったのかも知れません!(往生際が悪い)
まぁネタ話はともかく作るのが人間であり、食べるのもまた人間である以上、ブラインドテストでもやらない限りは食事をする状況に左右される事からは逃れ難いと個人的には思います。
そんな訳で今回はまた別のお店のお話です。
とある地区に美味しい料理をだすお店がありまして、知る人ぞ知るといった立ち位置だったのが気がつけば話題のお店としてメディアにも取り上げられる(らしい)有名店に登り詰めておりました。
それなのに・・・私の周りでも10人中8〜9人はその店には近寄らないといいます。最初からそうだった訳ではなく、時間をかけて「このザマだよ!」になった。
その理由は「癖のある店員が嫌だから」とのことです。食レポ関係のレビューでもその店員へのヘイトがなかなか凄いことになっています(笑)
まぁ実際に私自身がその店員の応対で嫌な思いをしているので「そんな事はないよ」と言えないところが悲しいところです。
その店員の評判は
なんかもう言われたい放題ですね(笑)
これらの項目を実際に店を訪れている私の視点で深堀りすると・・・
①美味しい?と思われる食べ方を圧力的に伝えてくる
美味しいと思われる伝え方についてはコミュニケーション能力の不足と考えるしかありません。お客の自由にとも思いますが、料理を出す店としても一番美味しい状態で味わってほしいと主張を出す事は認められるべきだと私は思います。客も客で凄い人がいますしね。
ただあくまで料理を作る店主ではなくその立ち位置が明確にされていない一店員が高圧的に?やるのは如何なものかと思いますが。あれで実はオーナーだったとかの漫画的展開ならオラびっくりすっぞ!
②見た目と挙動が怪しい
コメントに困りますが、言いたいことはわかります(苦笑)
美味しいものを食べに来た店でファンタジー世界の魔道具屋にいる「慇懃無礼で時折クックックと不快な笑い声を出す偏屈な爺さん」に接客されたくは無いでしょうから。
③何らかの会話で意見の相違が出ると論破してくる様な攻撃性がある
前述の①と関連しますが、喋っちゃ駄目な人としか思えません・・・
④好みの女性客に馴れ馴れしい
これは言い過ぎでは・・・と思うも、その意見を素直に受け入れたくなる信用の無さがその店員から感じるので何とも言えません。
ただ公平な意見として私が女性を連れて行った際はそんな事はありませんでした。連れて行った女性が大きく好みから外れていたのでは?
正直美味しいけど嫌な思いをさせるので同伴者・・・特に女性は連れて行きたくなかったのですが、その時の連れは噂の嫌らしい目線(笑)で怯む繊細さは欠片もなかったのと本人からの希望もあったので訪問しました。
その時は不快な思いをさせずに済んだものの、食べに行くのを迷う理由が店員という時点でお店としてかなりヤバい状況です。
こういった話は統計的に考えないと本当の答は見えてこないので、実際は名物店員の話題で結果的にはブラスになっているとか、その癖の強さが好きなリピーターがいるとか外野から見るだけではわからない要素が多々あります。
私の周辺ではなかなかの嫌われ率を誇っていますが・・・もしこの数字が私の観測範囲外でも当てはまるのであれば、純粋にクビにならない理由を知りたい気がします(゚д゚)
ただ・・・個人的な意見としてはこの店員は許せません。せっかくの料理を美味しさそのままに届けるのが役目な筈なのに、自分好みの余計なトッピングマシマシで「これを食え」と言わんばかりの態度は腹が立って仕方がありません。
これは私が学生時代にウエイターやら飲食関係で働いていた事で得た矜持なのだとは思いますが、そんな個人的な感情でその店員を蔑んでいます。
とはいえ店主が何も言わない?ならそれは店の方針である訳で外野が口を挟むべきではありませんし、元々そのつもりも無い訳です。(そして悪い噂・・・というか、店に不利になる話題を触れ回る気もありません。)
なのでまたメンタルに余裕ができた頃にあの料理を食べに行きたいなと思います。
それでも・・・
頼むからあの店員がいない時間を誰か教えてくれ!(;´Д`)
<次のお話>
<前のお話>
<どくのぬまちをあるくのにそんなそうびでだいじょうぶか>
私のマガジンの中で唯一笑えない話や真面目な話を纏めています。 まぁフィクションですし(゚∀゚) シカタナイ
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