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目の前を転がっていった未来 (R360 + G-Loc?)
そういえば年末に勢いでR360を語ったはいいものの、その存在自体が濃すぎて表層しか触れられなかった・・・というか、お約束の思い出話すら欠片もしていなかったので追加DLCとして記事を用意しました。
個人的な思い入れはいっぱい語れるのですが、私自身のR360体験談はそう多くはありません。学生の身分で500円はきつかったですからね(;´Д`)
当時もう少し目端が利けば今後この様な奇天烈破天荒な筐体が出ないだろう事は想像がついたと思うのでもう少し無理してでも遊んでおけば良かったと思います。
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前回に引き続き一部画像をお借りしているサイボさんの呟きにR360の回る姿が!(現在凍結中・・・)
私がR360を最後に目撃したのは目上の友人達に連れられた名前や場所すら思い出せないボーリング場でした。
目の前に恋い焦がれた憧れの筐体がある事に内心狂喜乱舞するものの、団体行動なので遊びたい旨申し出られずそのまま眺めるだけで終わってしまいました。なんというか、逆の場合はともかく自分の都合に人を付き合わせる事が好きではないのですよね。
とはいえ20年以上経っても思い出すのですからよっぽど未練があったのでしょう(笑)
そんな事位で嫌な顔をするどころか、遊べ遊べと言ってくれる様な人達でしたので何を遠慮したのかと今から考えると勿体ない事をしたのですが、当時は今以上に自分の行動指針に対して頑なな性格でしたのでまぁこれも縁が無かっただけなのだと思います。
さて、今回はR360と言えばこのゲームというべきG-Locについて語ろうと思ったのですが、G-Loc自体は元々思い入れがあり単独で触れる予定でしたので筐体についての深堀りを引き続きしたいかなと思います。
R360は安全上の都合でオペレーターが常時張り付いて運用する形態になっています。 子供の頃に何処かで見た構図じゃないですか? そう、遊園地の稼働アトラクションまんまなのですよ。
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古い時代のアトラクションは遊具の操作も含めての安全要員だったと思いますが、恐らくR360もそれに倣う立ち位置だったと思います。弱い表現なのは私自身が実地で運用した訳では無い為です。
![](https://assets.st-note.com/img/1706699359285-Zwe30YbIjJ.jpg?width=1200)
オペレーター端末(コントロールタワー)にはゲーム表示用のモニターと各種ボタンがあり、大きくて押しやすい位置にある赤いボタンが恐らく緊急停止ボタンで、その他ボタン類はカバーで保護されている点から調整用だろうとは思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1706756700289-xY1EQGUGgP.jpg?width=1200)
同じメニューやサービスボタンかな?
十字っぽいのは各軸の可動ボタンと見た
たぶん私がオペレーターなら脳内で発進シークエンスを都度呟いていたでしょうね。(そして帰らぬパイロット達への想いを云々)
ゲームセンターにアトラクションを持ち込んだ無茶仕様のR360ですが、我々の様な素人が思う以上に安全には注意が払われています。
セガ公式のR360の紹介ページなんですが説明文の約1/3が安全装備の紹介だったりします。
・セイフティバー
・4点式シートベルト
・ムービングセンサー(手足が外に出たのを感知)
・緊急停止ボタン(内と外)
###記述は無いが他の目に見える安全装備###
・センサーマット(接近感知用)
・パトランプ(危険状態を周囲に知らせる)
そして最後に「万全の安全対策を施されている」と締めるところに当時の自社製品への誇りを感じるのです。
これは私個人の深読みなんですが、昨今外部から難癖をつけられ突っ込まれやすい部分は例え誇れる部分でも濁した書き方にする事が多いと思います。
ここは怖いインターネッツですからね(TдT)
年代的にこちらの解説を書いたのは当時の関係者では無い可能性が高いと思うのですが、ちっちゃな紹介ページの中で「安全」強く押し出す姿勢はやはり当時の開発者達へのリスペクトというかR-360への愛を感じてしまうのです。
当時の文章をそのまま持ってきた・・・のかも知れませんけどね。
おっと、なんだかんだで文字数が・・・現在ストックがゼロで崖っぷちですので今回もまた引き伸ばしさせてください(笑)
<次のお話>
<前のお話>
<電子の光に魅入られて>
先行する4マガジンに放り込めないビデオゲームへの迸る熱い妄想を放り込んでいきます(゚∀゚)
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