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シートベルトを締めてください・・・いや、マジで! (SEGA R360)

名称∶R-360
開発∶セガ(SEGA)
年代∶1990

ゲーセン店員として一度は触れてみたかった大型体感筐体がこのR-360です・・・出た当時はまだ学ラン小僧でしたけどね(;´Д`)

今回は我々の目の前を転がっていった未来、R360について軽くですが触れていきたいと思います。

R360は本体価格、重量、電源、維持コスト、etcetc…全てがモンスター級のマシンでした。

当時としても突き抜け過ぎでは?と思っていた位ですから、恐らくこれを超える無茶すぎ体感筐体は世間の潮流が大きく変わるか極度の技術革新が無い限り今後100年程は出てこないでしょう。
(昨今の刑事ドラマで西部警察を超える爆破銃撃シーンが無いのと似た話)


常設オペレーターやってみたかった


おっと、流石に当時を知らない方も多くなったと思いますので簡単にですがR-360について解説しておきます。

皆さん戦闘機を動かすような操縦桿がついたゲーム機で遊んだことがありますか? 椅子もセットでついているようなやつです。R-360はそんなゲーム機が画面に合わせてぐるんぐるんと回転するというかなり無茶な素晴らしい体験が出来るゲーム機(大型可動筐体)なのです!

前後左右に傾く・・・程度じゃないですよ? とにかく前後左右の傾きは勿論、おまけだ持ってけ的にぐるんぐるんと回るんです!!(大事な事なので二度言いました。)

ゲームをやらない方も絶叫系が苦手でなければジェットコースター等のアトラクションには乗ったことがあるのではないでしょうか。あの動きを店舗の中で再現する「思いついても普通は開発すらさせて貰えない」的な化物ハードがこのR-360・・・当時はこんな規格外なものが流通に乗る、そんな熱量がまだ残っていた時代でした。

もう少しで未来に手が届くと
みんなぼんやり思ってた( ˘ω˘)


たしかR360がお披露目された時期はバブル真っ只中・・・でしたが、既に失われた30年に至る悲鳴があちらこちらから漏れ始めており、なんというかタイタニック号が氷山に衝突した後も多くの乗客は違和感は持ちつつも優雅な旅気分のままという、結末を知る人間から見れば悲喜劇の様な時期だったと思います。

<衝突後の優雅な旅>

ほんの僅かな時間とはいえ状況を考えると致命的なロス・・・とはいえ、その時間があれば助かったと言えないところがまた悲しい。


フォロワーのサイボーグMSXさんがこのR360も含めた当時の盛り上がりを素敵な写真の数々と共に紹介してますので、皆様出来れば私の記事を最後まで読んだ上で(笑)リンクをクリックして頂ければと(゚∀゚)

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サイボーグMSXさんは名前の通りMSX、そしてゲーム愛に溢れていますので連なった他のツイートもきっと楽しめますよ。

この記事を書いてる最中にTwitterでR360の搬入についての体験談がいくつか流れて来たのですが、皆さんやはり相当苦労された様子です。個人的にはお金を払ってでも搬入作業を「体感」してみたかったですねぇ(笑)

(゚∀゚).。oO(ネタト オモットッタケド ヤッパコロガスンヤナw)


2023年最後の投稿です。
皆様良いお年を! (*゚∀゚)ノ ヨンデクレテ アリガトウ



<暫く経ってR360の続きを書きました!>

<次のお話>

<前のお話>

<電子の光に魅入られて>
先行する4マガジンに放り込めないビデオゲームへの迸る熱い妄想を放り込んでいきます(゚∀゚)


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