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GUNCY'S社員インタビュー!     第21回 モーションキャプチャ―スペシャリスト 兼 テクニカルプランナー 編

 GUNCY’Sという社名の由来にもある通り、当社の軍師たちは自ら進んで表舞台にでることは少ないものの、分野に特化したスペシャリストが集まっています。

 一つの作業に固執せず幅広い知識を持ったエンジニアが揃う為、取り組んでいる内容も様々です。「従業員にとって会社は、実現したいことをするために利用する場。やりたくない仕事までやる必要はない。」という代表の野澤の方針もあり、主体的に関わり、やりがいや手応えを感じられる仕事になるように全員が意見を出し合って取り組んでいます。

 そんなGUNCY'Sでは、年々口コミやご紹介等で増える一方の引き合いに対してリソースが不足し、期待に応えきれていない状況が続いており、一昨年から本格的な採用活動に踏み切りました。自分たちの会社の魅力や考え方を発信していければと、メンバーにインタビューを行いましたので、ご紹介していきたいと思います。

過去のインタビュー記事はこちら
第1回 テクニカルプランナー編
第2回 Unityコンサルタント編
第3回 テクニカルコンサルタント編
第4回 エンジニア編
第5回 ラインプロデューサー編
第6回 エンジニア編
第7回 アートディレクター編
第8回 テクニカルプランナー編
第9回 Unityエンジニア編
第10回 パイプラインエンジニア編
第11回 テクニカルプランナー
第12回 テクニカルプランナー編
第13回 エンジニア編
第14回 テクニカルコンサルタント編
第15回 プロジェクトマネージャー編
第16回 コンテンツプロデューサー編
第17回 CGIアーティスト編
第18回 アシスタント・プロジェクトマネージャー編
第19回 リサーチャー編
第20回 モーションディレクター編

第21回 モーションキャプチャ―スペシャリスト 兼 テクニカルプランナー 編


■簡単にプロフィール
VRに関わる仕事をしたくて、大学で学んでいた建築系から方向転換。足元を固めていこうとエンジニア派遣の会社で開発やテストに関わりながら、UnityやBlenderでの個人制作を通して4年ほど経験を積む。その最中で関わった業務で、コロナ禍をきっかけに巷で話題になり始めたVRに関連する業務をすることに。そこでモーションキャプチャのシステムに初めて触れる。当時の現場ではあまりモーションキャプチャについて知識が深い人がおらず、現場で一番モーションキャプチャのシステムを熟知している存在とされ、関連業務に携わっていく。 モーションキャプチャ自体に関わって1年半ほどとなり、鋭意修行中のモーションキャプチャスペシャリスト兼テクニカルプランナー。

■技術範囲
主にモーションキャプチャのシステムのVICONのオペレーション MotionBuilderでのアニメーション編集 場合によってはUnityやBlenderを使うことも。

■あなたの業務内容について教えてください。

モーションキャプチャのコンサルティングです。具体的にはスキルを補うための学習機会の提供や問題解決など、モーションキャプチャに関してのスキルを駆使して仕事をしています。

 最近では学習機会の提供において、資料が少ないと言われているMotionBuidlerのチュートリアル記事を作成する業務を担当しながら、VRやメタバースに関連したサービスの開発にも携わっています。

 2023年は専門学校の特別講師として弊社のメンバーがそれぞれの得意分野の講義を受け持つ機会を頂き、若手の人材育成により力を入れています。私もMotionBuilderの基礎について教える講義を担当しました。

■この仕事にやりがいを感じるのはどんな時ですか?

 自分が過去につまづいた点を振り返り整理することで、同じ場所でつまづいた人を助けられた時でしょうか。
まさにモーションキャプチャのコンサルティングでやっている事に近いと思います。
まだまだ資料が少ない分野であるからこそ、自分もつまづくことも多々ありますが、転んでもただでは起きない!というスタンスで仕事に取り組んで、サービスの品質向上にも繋げています。

■今までで一番印象に残っているエピソードはありますか。

 過去にリアルタイムでのモーションキャプチャ配信のオペレーションを3日間連続で完遂した事です。モデルやマーカーなどの準備をしていきました。タイトなスケジュールの中、本番の配信ではトラブルが起きないか、ドキドキしっぱなしでした。

■今後挑戦したい仕事、身につけたいスキルはありますか?

 まだまだ修行中ですので、モーションキャプチャについてのスキルを磨いていきたいです。
社内にはMocap SOSを担当しているモーションキャプチャ―のプロフェッショナルがいますので、日々仕事をする中で刺激をもらっています。

★Mocap SOSとは…
Mocap SOSはモーションキャプチャーの現場でのお困りごとを解決へと導くサービスです。 モーションキャプチャーと一言で言っても、デバイスの種類は今年発売されたmocopiのような慣性式や、磁場を発生させて使う磁気式、マーカーをつけて専用のカメラを使用する光学式など、さまざまなモーキャプデバイスが存在します。 昨今ではVICONやOptiTrackなどといった光学式のモーションキャプチャーシステムの導入をするスタジオさんが個人ユーザーも増えてきています。それに伴い、モーションキャプチャーに関してのノウハウを熟知している人手が不足しているという声もまた増えてきています。 Mocap SOSはそのような現場からのSOSに応えるべく事業に取り組んでおります。
Mocap SOS事業内容の詳細はこちら

■GUNCY'Sへ入社を決めた際の決め手は何でしたか?

自社の研究拠点ができると聞き、研究を通して更にスキルを磨けると思ったからです。 前職では使える環境が限られていたり、自由にできる部分が少なかったので、機転が利きやすく、やりたいことに関わりやすい環境だと思ったところが決め手となりました。

■自社の研究拠点(GUNCY’Sラボ)で活動するようになって、どんな変化がありましたか?

 前職では派遣先の他社のスタジオを使っていたので、自由に使うというより業務で指示されて作業をしていた感じで、好き勝手に何かを実験するという感じはありませんでした。
ですがGUNCY’Sラボができてからは自社でやりたいことを好きなタイミングで実験・検証ができるようになりました。VICONカメラでのモーションキャプチャについての検証ももちろんですが、AIを利用したWebカメラだけでモーションを撮るアプリを試したり、業務で解決したい課題の検証を自社でそのまま検証することができるようになりました。

GUNCY’Sラボの様子①

 自社プロジェクトでモーションキャプチャの撮影ができるようになったのも大きいのではないかと思います。他社さんにお願いする時はあまり好き勝手にやって迷惑をかけるわけにはいかないので、自社環境では自前で用意する分フットワークを軽くできているところはあると思います。

GUNCY’Sラボの様子②

 今後はラボで蓄積したノウハウをMocap SOSで活かしてゆきたいですね。それ以外でもせっかく個人では手が出しづらい機材を使っているので、モーション撮影に限らない用途で使えないか色々試してみたいとも思ってます。モーションキャプチャでリアルタイムに取得しているモーションをゲームに取り入れて見るのも面白そうですね。

GUNCY’Sラボの様子③

■自慢できる会社の風土・文化は何ですか?

いい意味で遠慮がいらないところでしょうか。
きちんと報告、情報共有さえできていれば、自分で動いて「勝手なことするな」と言われることはまずありません。積極的に自分から動く人ほど歓迎されると思います。

■終業後や休みの日はどのように過ごしていますか?

アニメを見たりゲームをしたり、絵を描いたり、趣味に没頭しています。

■本日はありがとうございました!最後に、新しく仲間になる社員に求めることがあれば教えてください。

技術のキャッチアップやスキルを磨くことへ積極的な方とお会いできると嬉しいです。
GUNCY'Sにはユニークな経歴や技術を持っているメンバーがいますし、プロジェクトの最上流から案件に関わっていけるという特徴もあります。
積極的に関わっていくことで自分のスキルを磨いていけると思いますので、是非この機会を有効に使ってもらえるといいと思っています。自分も修行中ですので、一緒に頑張りましょう!


GUNCY’Sでは下記のポジションを募集中です!
■採用についてはこちら

株式会社GUNCY’S
株式会社GUNCY'Sは、映像・3DCGコンテンツ、ウェブサービスなどのデジタルコンテンツの制作、開発を中心に、広くクライアントの課題を解決するソリューションを提供しています。世の中にあまたある「制作会社」とは一線を画し、コンサルティングから詳細の設計、制作、成果物まで、プロジェクトの最上流から関わり、アウトプットまでをワンストップで提供する点が最大の特徴です。
HP https://guncys.com/

次回はエンジニア編です。
お楽しみに!



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