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ただサッカーについて語る

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メッシ

メッシ

カタールワールドカップで、アルゼンチンがベスト4に進出した。前回のロシアではベスト16だったので、順当にコマを進めていると言えるだろう。

アルゼンチンは、1986年メキシコ大会で優勝して以来、直近の最高順位は2014年ブラジル大会の準優勝である。

1986年優勝時はマラドーナが代表に在籍し、語り草になっている五人抜きなど、高いパフォーマンスを見せていた。

そして、現アルゼンチン代表には、メッ

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アルゼンチンが勝つ(アルゼンチン対クロアチア)

アルゼンチンが勝つ(アルゼンチン対クロアチア)

カタールワールドカップ準決勝:アルゼンチン対クロアチアをabema観戦しました。

結果は、3-0でアルゼンチンが勝ちました。

この大会において、堅守を誇ってきたクロアチアが、3失点することに驚きました。いろいろな見方があると思いますが、私としては2つ要因があったように思います。

ひとつめは、日程と試合時間による消耗です。クロアチアは、準決勝までを次の日程でこなしてきました。

•11/23:

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ベスト4チームのGK達

ベスト4チームのGK達

カタールワールドカップ:ベスト4は、フランス、クロアチア、アルゼンチン、モロッコとなった。

4試合に2試合がPKで決定していて、他の試合も1点差ゲームと、白熱した激戦だった。

クロアチア対ブラジルで、圧倒的なシュート数のさにも関わらず、クロアチアが勝ち切ったことが印象的で、準々決勝4試合でのシュート数とボール支配率を調べてみた。

クロアチア○対ブラジル
-シュート数:8/20
-ボール支配率

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勝負に勝ち続ける(ブラジル対クロアチ

勝負に勝ち続ける(ブラジル対クロアチ

カタールワールドカップ準々決勝、ブラジル対クロアチアをABEMAで観戦した。

後半から観戦しだしたのだが、かなりのハイテンポな展開にビビってしまった。そして、そのハイテンポの要因は、ブラジルの攻めにあると思った。

ブラジルは、とにかくどんどん仕掛けてくる。クロアチアが引き気味だったと言うのもあるが、ブラジルは最終ラインでじっくり作る感じはなかった。なんなら、CBがプレスに来てないと見るや否や、

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ブラジル、強いな。

ブラジル、強いな。

今日からカタールワールドカップは、ベスト4をかけた戦いが始まる。その初戦は、クロアチア対ブラジルである。(日本が勝っていれば、このタイミングだったのか…。)

クロアチアは、日本戦でその戦いぶりを見たので、今日はブラジルのここまでのハイライトを観ていた。

印象的だったのが、とにかくスキあらばシュートを打ってくるというところだ。FIFAのスタッツを見ると、ブラジルのここまでのシュート数は70本。ベ

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スペインの敗退

スペインの敗退

カタールワールドカップ:ラウンド16で、モロッコがスペインを破ったゲームを観た。

モロッコは、グループリーグにおいて、クロアチアと引き分け、ベルギーを破って、堂々の1位である。欧州ビッグクラブに所属する選手もいて、なかなかに侮れないチームだなと。しかも、このチームをワールドカップに導いたのは、あのハリルホジッチである。(4年前と同じく大会直前に解任されているが)

ゲームは、モロッコの鋭いカウン

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サッカー人気

サッカー人気

カタールワールドカップでの日本代表の戦いが終わり、マスメディアはチームの団結や感動秘話みたいなものを流すようになった。

もちろん、これはこれで嫌いではない。コンテンツとしても、注目を浴びるものだと思う。そして、これがサッカー人気回復に繋がっていくのであれば、代表スタッフも本望だろう。

ところで、サッカー人気は本当に落ちているのだろうか?

確かに地上波での放送は減っているが、もう少し定量的な指

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試合巧者(日本対クロアチア)

試合巧者(日本対クロアチア)

カタールワールドカップ:ラウンド16、日本対クロアチアは、1-1(PK:1-3)でクロアチアの勝利となりました。

残念ながら、カタールワールドカップでの日本代表の闘いは、ここで終わりを迎えました。

ドイツ、スペインを破り、グループリーグを首位で通過した日本。対するクロアチアは、1勝2分でグループリーグ2位。圧倒的な強さを誇る訳ではないですが、負けなしと言うところが嫌らしい。

試合は序盤から、

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さぎぬまSCとフロンターレ下部組織

さぎぬまSCとフロンターレ下部組織

私は川崎市民で、息子もサッカーをしていることから、さぎぬまSCとは試合をすることがある。

もともと、川崎フロンターレの街であることから、川崎市内の少年サッカーチームから、川崎フロンターレのアカデミーやユースチームに行く選手は多い。

ただ、それにしてもさぎぬまSCは、今回のW杯では群を抜いている。

なんと、現在日本代表で活躍する権田、板倉、三笘、田中の4名が在籍している。権田は少し年齢が離れる

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森保監督

森保監督

スペインを下し、グループリーグ首位で日本がベスト16に進出した。

ドイツ、スペインに勝利と言う、日本サッカーにとって歴史的偉業を成し遂げている。

森保ジャパンに対して、アジア予選時には、戦術がないとか、つまらないと言う批判がメディアでは飛び交っていたが、掌返しで賞賛の声があがっている。

グループリーグは、ドイツ:勝利→賞賛、コスタリカ:敗戦→批判、スペイン:勝利→賞賛と来ている。実は、この傾

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弱者でもなく強者でもなく

弱者でもなく強者でもなく

昨日、コスタリカに敗戦した日本代表チーム。

ドイツに勝ったのだから、コスタリカには勝つだろう。口にはしないまでも、世論としてこんな雰囲気があったことは否定できないだろう。実際に、スポーツくじWINNERSで、1番低い倍率(=可能性が高い結果)は、2-0で日本勝利である。

また、ボールを持たされてる感はあるが、スタッツとしても、ボール支配率、シュート数ともにコスタリカを上回っている。

実は、同

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ちょっとしたスキ(日本対コスタリカ)

ちょっとしたスキ(日本対コスタリカ)

カタールワールドカップ、グループリーグE第2節の日本対コスタリカは、0-1でコスタリカが勝利となりました。

日本はこの試合、負傷の影響や戦術的なことも含めて、ドイツ戦から5人スタメンを入替えて臨んでいます。

それでも、前半序盤は日本が押し気味にゲームを進めていました。前半中盤に、コスタリカが5バックにフォーメーションを変更したあたりから、ゲームは膠着状態になります。そして、この5バックに対して

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駆け引き

駆け引き

カタールワールドカップは、昨日からグループリーグ第2節に入った。

第1節を順当に勝ち切ったチームでも、ここに来て意外な結果に終わっているチームが出てきている。昨日の結果は、カタール対セネガルを除いては、初戦からすると、順当とは言い難い結果かなと思う。

•カタール対セネガル(1-3)
•オランダ対エクアドル(1-1)
•ウェールズ対イラン(0-2)
•イングランド対アメリカ(0-0)

これで、

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アジアの健闘

アジアの健闘

カタールワールドカップは、グループリーグ第一節を終えた。今日から、第二節が始まっている。

アジア開催だからと言う訳ではないが、ここまでアジアのチームが、かなり健闘している。グループリーグ第一節のアジアチームの戦績は、次のとおりである。

•カタール対エクアドル(0-2)●

•イングランド対イラン(6-2)●

•アルゼンチン対サウジアラビア(1-2)○

•フランス対オーストラリア(4-1)●

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