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外資系転職なら任せろ・6

今回が転職エピソードのラスト[前半]になります。
2023年7月に大学院を卒業し晴れてMBA取得、少し前からの企業選びとチャレンジ、最終的に決まったところについての流れを書いていきます。


年収ゼロから850万円に戻す

これが一番の命題です。本当に大丈夫かなぁ…サイアク600万とかに減っちゃうんじゃないかな。それなら、せめて自分が納得できる名前の通った会社にしよう。
不安はありましたが、己を信じて見極めていこうと思います。
己を信じる、これが大事なのです。

MBA卒業2ヶ月前からアクション開始

時は遡って2023年6月。もうすぐ大学院卒業です。
今年に入ってからは、毎日夜中まで勉強していましたので、個人事業主としての仕事を相当減らしていました。近所のヨガ教室のSNS更新とサイトのアナリティクスを少し行う程度にしました。
すなわち、ほぼ年収ゼロです。

MBAのコースワークと並行して、最終のグループワークを抱えていました。各国のクラスメイトと共に架空の会社をでっち上げて、会社概要とピッチ制作の作業に入っていました。リサーチや進行管理、執筆で本当に忙しかったです。でも全部並行してやりまんねん。できまんねん、やりまんねん。

きっと、MBAホルダーともなれば、結構自由度高く新しいポジションを探せるんじゃない?いろんな業界を見たいよねぇ〜だって別の窓から世界を見るって面白いもん。という心持ちです。

ITだけじゃなく、製薬、医療、クルマ、化学、いろいろ見たい

コロナ禍を経て、やはり自分が何か社会の役に立ちたいと思う事が多くありました。これも、良い格好をしてではなく、心の本当に底の方で感じた事です。
少ないですが臨時収入を医師会に寄付したこともあります。PRやマーケティングの方面で医療の役に立つような事が出来ないかな、という野望というか願望はありました。
そしてライフステージが変わりそうなので、例えば「その他大勢」になれるような、日系巨大企業もアリかなと。入って割とすぐに産休が取れそうなね。
でも基本はITで探そうかな。クールなところがいいな。自分がそのプロダクトを愛せるような。今までのレジュメにプラス1行を重ねるのだから、相当好きだと思える会社がいいなと。

条件で精査する

<必守ライン>理想は年収850万、低くて700万
<希望ライン>外資。最低額の700万なら、相当自分のテンションが上がる会社。ストックオプション有り。WFM(work from home。テレワークの意)あり、少なくとも週2出来る。年1回本社出張あり。米系。次点で欧州系。Marketing specialistよりはMarketing Manager。消費財系で、B2BよりB2C。
自分のキャリアで妥当性があって、面白い物。
<なお良し>産休制度あり、ボランティア休暇あり、一般的なカフェテリアプラン以外のベネフィットあり、ワーケーション可能。401kよりは退職金がまだ生きてる所。

日系と外資系、安住度合いの違い

日系の会社に勤めた事がないので想像の域を出ませんが、日系ならいきなりクビになることは少なそうだし、いわゆる総合職?(グリンゴは、正直、一般職と総合職という区分と意味を最近知りました 汗)っていうので落ち着けば、成長カーブはとても緩やかでも、自動的にポジションが上がっていってそれなりに定年を迎えるのかなと推測していました。
また、ライフステージが変わる、という事について上記でも触れましたが、超晩婚になる予定なので、そこから超高齢出産にトライするかもしれない、というところから、社員の権利が守られそうな土壌の会社も視野にいれていました。その他大勢、というのはそういう意味です。
ここは冷静に、仕事人生と子供を持つ持たないは全く別のベクトルで考えることが必要と考えました。

自分に合う会社はどこ?

という事で考えていましたが、頭の中の空間だけではなかなか絞り込めず。
ならば、いっちょMBAホルダーらしく(?)ワークショップ開催じゃあ!という事で・・・

自分ワークショップ開催!


超アナログ・ポジショニングマップ

企業業種別に気になる会社をピックアップして、切って貼って作りました。
見える化(この言い方、流行しすぎてちょっと私は恥ずかしいのでビジュアライズとか可視化って言っちゃいます)することで、自分の中で絵として捉えます。
ベクトルは・・・そうですね、かなりダサダサで恐縮ですが、こんな感じにしました。

 ↕ 縦軸:年収
↔ 横軸:かっこよさ (DamnーCool, envy)

どうです?スッカスカでしょう 笑泣
しかし、かっこいいと思える会社かどうか、というのが今までのグリンゴの根幹にあったのは事実です。これがモチベーションの基盤です。自分目線でかっこいいと思うかどうか。業態、売っている物、収益バランス、マーケティング手法から消費者として得るイメージです。恥ずかしくてこれまでは人に言えませんでしたが、これが自分の直感であり印象です。なので、これを認めて許して、携えて進んで行くのです。

気になる会社、好きな会社でも、給与レンジが700万円まで、という所もあります。大いなる悲哀です。寂寥感です。なんて日だ(what a day)!
もちろん、ダイレクターや経営ポジションであればそんな事無いのでしょうけど。

直近のLinkedIn、日経転職版、doda、リクルートダイレクトスカウト、ビズリーチで探した情報、そして補足強化の為にenライトハウス、openworkに登録した情報から精査していきます。名前を知らなかった会社については、サイトを見て調べたりします。

右上にGAFAを配置します。Google、Metaは射程距離内です。でも実際、Googleのいくつかポジションをこれまでも見せられた事がありますが、自分が楽しんでやっているイメージがあまり持てませんでした。一個の歯車として、広告の最上流にいるのは面白そうですしハクも付きますが、実際に自分が喜んでクリエイトしている気がしません。Amazonは2度ほど声がかかり、受けた事があります。仕事以外で目黒にいくのはレアかも、と思いましたが、しっかり合致したポジションではなかった為、インタビューであまり饒舌に話せませんでした。「もっと数字で語らなきゃだめだよ!」とお叱りを頂いたりしました。ここはいいや、ただのユーザーで、と思います。

少し長くなったので、次の後半に続きます

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