外資系転職なら任せろ・7

本編は、転職エピソードの[中編]になります。
ここまでお読み頂きありがとうございます。
2023年7月に大学院を卒業し晴れてMBA取得、卒業2ヶ月前からの企業選びとチャレンジ、最終的に8月1日にオファーレターを貰ったところについての流れを書いていきます。


結果、ほぼブランク無しで希望通りのオファーを貰いました

7月27日に1st interview、
7月31日に2nd(final) interviewを経て、
8月1日にはオファーレターが手元に来ました。

経緯としては、7月14日にエージェントからJD付きの連絡が来て、21日にレジュメを書き直して提出。この間に空白期間があるのは、他企業で選考が進んでいたからです。一般的には、履歴書、職務経歴書、レジュメの3点セットを提出する事が多いです。もっとゴリゴリの外資の場合には、日本語の職務経歴書が不要な場合もあります。HRがシンガポールで、直属の上司も外国人の場合などです。
私が受けた会社は、日本オフィスはほぼ全員が日本人で、セールスの中には英語が出来ない人もいる所でした。
一緒に仕事をするマーケのダイレクター、HRのトップ、日本法人の社長は全てここ2年の間に入った人達で、皆さん外資勤務経験があります。私の考え方は彼らに近くて、いわゆる革新派です。

インタビューは2回、プレゼンなし

インタビューの際にアピールした事は、エージェントから事前に貰っていた情報に基づいて、体系的にこれまで経験したマーケティングアクティビティと成果について語りました。会話の中で、ふと双方が黙る時間があけば、追加の自己アピールをしました。事前に武器を貰っていたとしても、どの項目(経験)に彼らが食いつくかはわかりません。彼らが食いつく事は、すなわちこの会社で今すぐに取り掛かる必要のあるプライオリティ高い項目です。しかし、どのエピソードがトリガーになるかわかりません。事前に、多角的に分析した汎用的な言葉を提示し続けます。話の中で共通言語が見えてきていれば、専門的な言い方でも良いでしょう。彼らの想定しているアクション、ディレクションに近しい内容であれば、そこで追加の質問をもらう流れになり、会話がスムーズに運ぶという形です。

私はあらゆる経験を積んだ専門家です。私を取らないでどうします?

常にそんな姿勢でいましょう。
この会社に限らず、これまでどの会社でもこの姿勢で臨みました。

インタビューが終わった段階で、「ああとても楽しかった、色々話せて色々聞けて」と思ったので、それを正直に伝えました。ちょっとおずおずと。「あの…面接でこんな風に申し上げるのは失礼なのかもしれませんが、とても実りある、楽しい時間を過ごさせていただきました。本当にありがとうございました」と。

I'm ready!( for このJobを!)

その感じを全面に押し出しましょう。
入ったらまずこれをやりますよ、手法はこういう流れでやれば良いんですよ、効果測定はこうやります、と教えて差し上げるぐらいのつもりで伝えます。さらに、属人化させないようにこれを作っておけば誰でもメインテイン出来るようになります、まで言えれば素晴らしいと思います。




前後して恐縮ですが、この会社にはいるまでに色々と自分でアプライ(応募)したり面接したりした経緯についても記載いたします。
前段として、「外資系転職なら任せろ・6」に記載した、

自分ワークショップの続き


になります。製薬会社、広く医療系、ITメーカ系、Webサービス系、オートモーティブなどなど、様々な業種から選び放題!かもしれない!今の俺なら!
というテンションで、大変ではありましたが、新しい切り口で世界を見る作業の一つとして、様々な業界について調べる面白いフェーズです。興味のあるジャンルの本を読んでいる時ぐらい、エキサイティングな時間です。
というのも、相当時間と骨が折れる作業で、しかも結構疲れるのです。

(*なんだか婚活に似ていますね…私の婚活ストラグルについてはこちらを御覧ください)

切って貼ってA4ワークシートに記載のある企業には、
自分がかつて勤めた事のある会社と、長らく気になっていた会社、いつかこの業界に行ってみたいと思っていた会社、今なら狙えるかもしれない会社、そして日系大企業を入れています。
他、エージェントから日々20〜30件送られてくるJDの中から気になった物、かつ条件の幾つかをクリアした会社をラインナップしました。

次は暫定ファイナル、外資系転職なら任せろ・8にて他に受けた会社、オファーを受けた会社について記載していきます。

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