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デザインの余白 N

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細部に神が宿ると信じる、少し天の邪鬼なデザイナーのブログ「デザインの余白」のnote版です。主にデザインという視点からものを見て、感じたことや思ったことを綴りますが、ときには全く…
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2018年10月の記事一覧

才能のつくり方

才能のつくり方

例えば、仕事の速さや正確さでも良いし、売上でも良いし、プレゼンの勝率でも良い。何かひとつだけで良いから、ずば抜けたものを身につければ周りが認め、会社も認め、自由を手にすることができる。自分のやり方を認めさせ、仕事の仕方や組織まで変えることができるし、給料の交渉もできる。

そこまで行けば、他社からも引き抜きが来るし、独立もできるだろう。ただそのずば抜けるための努力をせずに、自分の置かれた不利な立場

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答えはひとつではない

デザインについて、たまに正解かどうかを聞かれることがある。特に、いくつか提案した際にどのデザインが正解なのか分からないということを、そのデザインを提案した本人に聞かれる。答えはどれも正しい(と信じる)となる。

「デザインされたもの」は、あらゆる情報、状況、条件を検討し、デザインをしなければならない理由から、そのデザインを成した結果の効果までを熟慮して、様々な可能性のなかから「今ある何らかの問題」

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とよすとつきじ

昨日から「豊洲市場」が開場ということで、ニュースやワイドショーなんかで報じられているのをボケ〜ッと見てて思ったこと。

なんで「新築地市場」とか「第二築地市場」という名前にしなかったんだろうかと。このどっちかだったら、絶対にイメージ変わってっただろうなと。移転する前のこの2年間で味噌付きまくったんだけど、結局元のプランのまま開場したってことは、2年前にオープンしてても問題なかったってこと。ま、その

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もやもやさんぽ

もやもやさんぽ

僕は散歩をするのが楽しみだったりする。アイデアを考えるのに詰まったりしたら、ふらりと出掛ける。また一日ずっと事務所で作業しているときなんかも、夕方になると外の空気が吸いたくなる。そんなときは自転車で少しだけ遠くまで走ってみたりする。

京都の町は碁盤の目に成っているので、どの通りも同じように見えるけど、いつもと違う道を通ると全然違う景色だったり、意外なお店を発見したりと楽しいことが割とあるので、寄

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