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今日の1曲

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Spotifyから流れてきた曲を中心に。その日とりわけ琴線に触れた1曲を紹介します。
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#ロック

雪降る日に流れてきた、大陸的な音楽 〜今日の1曲 #43

●Florry "Drunk and High"

2024年、最初の1曲は …
ペンシルベニア州フィラデルフィア拠点の、Francie Medosch率いるカントリー・フォークバンド。

調べてみると。「2018年、17歳でデビュー」とあるので、今は二十代前半か。
デビューアルバムには"Kanagawa"なんて曲も収録。

ライヴ映像から、どことなくブリタニー・ハワードを彷彿。
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変化球じゃなく、直球勝負で 〜今日の1曲 #37

●William The Conqueror "Move On"

ウィリアム・ザ・コンカラーという、UKウェスト・カントリーの3ピースバンド。
久しぶりにグッとキた、ストレートなロック。

「Move On 〜前に進むんだ」
ーーそう、聴きながら。

その昔、お世話になった編集者の、ある編集後記を思い出した。直属の上司だったその編集者の年齢は、ちょうどいまのぼくと同じくらいだったように思う。

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「ニューエスト・モデルの再来?!」なんて感覚に 〜今日の1曲 #31

●Buggy Jive "Ain't Going Anywhere"

自身を"SOUL ROCK SINGER-SONGWRITER"と称していて。
そのセンスから「これは!」と思って聴いたら、もう、バッチリ。
音作りのセンスの良さもピカイチ。自称にウソ偽りナシ。

音楽のジャンルはぜんぜん違うけど。
30年以上前にニューエスト・モデルを初めて聴いたときの「おーっ!」という衝動的な感覚に、ちょっ
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いま一番観たいバンドのひとつ 〜今日の1曲 #28

●Titus Andronicus "Fatal Flaw"

シンガーソングライターだったりフォークロックだったり。
「発掘」という意味で琴線に触れることが多いのは、たしかにこのアタリなのですが。

ここ5年くらいの間で一番の掘り出しモノは、Titus Andronicus(タイタス・アンドロニカス)が筆頭だったりします。

時代錯誤も甚だしい、終始ハイテンション&豪快な演奏に、暑苦しいまでのヴ
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The ピーズ、結成34周年の日 〜今日の1曲 #22

●The ピーズ "じゃますんなボケ(何様ランド)"

これまでも、これからも、きっと生涯聴き続けるだろう、大切な1曲。

通勤の満員電車の中で。広大なアフリカの地で。
疲れ果てたとき。悲しいとき。やってられないとき。楽しいとき。浮かれているとき。
色々なシチュエーションと感情の中で、何百回と聴いてきた曲。

疾走するロックンロールに、とことんまで自分を追い詰めた(考え尽くした)末に吐き出されるリ
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