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有閑遊戯#3 『初めて地下アイドルを推す』


「有閑遊戯」
と題して、人生の夏休み延長戦期間中にやった事を恥もなく書くシリーズ。今回はの第三弾。タイトルの通り、意図せず地下アイドルに推しができてしまった(ここ重要)。本当に意図せずにだ(嘘ついた事ない)。

そこの読者さん、人生は本当に何が起こるか分からないよ。



・ 27歳という年齢になって、初めてアイドルの推しができた

※以下、文末まで推しの魅力を語るオタクと化すので、気分を害しそうな方はスキだけ押して、そっとこの記事を閉じてください。

実は昨年の2022の夏頃から、JILLASTED(ジルラスト)※以下JILLASTED という地下アイドルグループのライブに通っている。

そしてそのグループに所属する渡辺樹莉(わたなべきり)というアイドルを推し初めて、今に至っている。
この記事を書いたのは、一人でも多くの人に渡辺樹莉(わたなべきり)ちゃんを知ってほしいその一心で、それはつまりただの自己満足だ。
…うん、オタクってこわいね。


・ グループについて

まずこのJILLASTEDというグループは昨年の2022年6月にデビューした7人組のグループ。
ただこのグループには過去にアイドル経歴をもつメンバーも多く、歌唱力やパフォーマンスはなかなか素晴らしい。


・ 推しについて

JILLASTEDのメンバー:渡辺樹莉

冒頭でも書いた自分の推しである渡辺樹莉、彼女の最大の魅力は、圧倒的熱量でのライブパフォーマンス。

ダンスの巧さも相まってなのか、ライブを見ていると彼女の"幸せ届けたいという強い気持ち"が、これでもかというくらいパフォーマンスに込められている事を体感する。
王道アイドルのようなふわふわ可愛い系のタイプでもない彼女だが、そんな熱さの虜になるファンは数多い。

また彼女はメイクや衣装、髪型によってかわいい系もカッコいい系もどちらも両立できる、いわばカメレオンアイドル。

実際に各ライブごとにそのキャラクターを変える事もあり、その時々のコンセプトやキャラクターに合わせた歌い方や仕草、立ち振る舞いをライブで完全に演じきっていて、その技はまるで様々な作品で、役を演じ切る実力派女優のように感じる。

悪く客観視するならば、新人でもないのに綺麗事を並べるダサいアイドルと捉えられてしまう。

過去にそんな扱いを受けた事もあると本人は述べた事もある。

でも綺麗事を綺麗事のままで終わらせない為の、彼女の努力・成長・忍耐力などを見ずして、そんな短絡的な言葉で切り倒してしまって良い訳が無いと強く感じてしまった。

そんな底知れぬ振り幅をもつ「渡辺樹莉」というアイドルにハマってしまった事実は、何故か納得のいく結果に思えてならない。


ちなみに彼女は過去にいくつかのアイドルグループを経験しており、さらにはアコースティックギターを弾いてライブを行うシンガーソングライターという一面も持ち合わせている。

そういった努力が才能に勝るを体現していて、そんな努力や行動力は、一人の人間として素直に尊敬したい。



・ 誰か(何か)を推す行為は、本当は素敵な事だった

結局何が言いたいかというと、
"推し活はより豊かな生活をもたらす"という事。

別にアイドルじゃなくても何だっていい。
好きな人やモノを推す、そんな意識が生活のモチベーションを上げてくれる。そこに生きる意味すら見出してしまう猛者だっている。

実体験として新しく友達も出来た。
大人になってからできる友達なんてそういない。ちなみに性別や年齢も居住地もバラバラ。

実は一昨日、推しの生誕ライブに行ってきた。
ライブが楽しかったのは勿論の事、みんなが笑顔で幸せの溢れる空間に立ち会えた多幸感が、残り香のようにまだ心の中で漂っている。


今まで知らなかった思考や価値観を色んな人から吸収して、見える世界が広がった。
普段かけているメガネの精度がよりはっきりした感覚が確かにあった。人間って面白いねって、改めて肌で感じた。

お仕事してないくせに推し事してる自分が可笑しいけど、最後にオタクらしいセリフをひとつだけ、声を大にして言いたい。


「 推しは推せる時に推せ。」


仕事もしてないくせにお前何やってんだよって言われても仕方ないけど、楽しくて自分が推し活したいからしている。だってこれは自分の人生なんだから、それで良いじゃないか。それが良いじゃないか。

ちょっと文字数多くなってしまったけど、推し活から学べる事は多く、さらに見える景色や世界を広げてくれる。推し活はとても素晴らしい趣味だと胸を張って言える。

きっとこれからも推し活していくんだろうな。

それでは、良い夜を。

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