28歳。 人生を見つめ直しながら日々を綴って、記憶の断片を再構築したりしなかったり。

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マガジン

  • 報復性夜更かし

    日々感じた感覚をできる限り言葉にしています。 烏滸がましいけど、"どうか誰かを救えますように" もし良けれは、夜更かしのお供にどうぞ。

  • 有閑遊戯

    「とりあえずやってみても良いんじゃない?」 人生の夏休み延長戦は終幕したけど、好奇心の赴くままに、ありのままに。"有閑"という名の時間の中でやってみた"遊戯"をゆるーく書いてます

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社会人フェーズ1の終わり

5月よりシステムエンジニアの仕事を休職していたけど、とうとう今の会社を退職する決断をした。 僕の希望とは裏腹に会社という組織では、プログラム部隊よりマネジメント部隊に振られてしまっていた。そんな葛藤を抱え2年程度働いてきたが、その不満ややるせなさ、実際の仕事の繁忙期や失敗が重なり、休職へと至ったのが経緯。 ちなみに休職後に職場復帰する割合は約50%ほどであると、厚生労働省が発表しているデータがある。裏を返せば休職者のうち、約半数が退職をしているという事である。終身雇用制度

    • 自虐は一番の自己愛

      毎春思う、飽きる前に散りゆく桜は思考をもたないはずなのにどうしてそう賢いんだ。 「春が二階から落ちてきた」と、伊坂幸太郎の小説の冒頭句がよぎる。 出来ないことばかりに目が行くボクら人間(狭義で言うとに日本人)は、自虐の日々を噛み締める時も多々あるだろう。 裏を返すと、いや裏の裏つまり表に戻る訳だけど、自虐は自己愛だ。 数年前まで自虐思考に陥る要因は、いわゆる自己肯定感の低さと自己承認欲求の高さという本当の意味での負(ネガティブという意味)からくる、 "負の相関関係"だ

      • 有閑遊戯#4 『半年で資格3つとってみた』

        「有閑遊戯」と題して、人生の夏休み延長戦(無職期間)にやった事を恥もなく書くシリーズ、今回は第四弾。 今月から社会復帰はしたけど、引き続き限られた時間の中でやってみた事も含めて「有閑遊戯」として記録していくね。 システムエンジニアという仕事柄、今回はITに関連する資格の話になってしまうから興味ない人はスルーしてね。あと全部初心者向けで簡単な内容。 取得した3つの資格の概要と学習方法や費やした時間、感想をそれぞれざっくり書くのでよければ参考にどうぞ。質問とかあったらコメン

        • PERFECT DAYS

          特に哲学が好きではないけれど、好きな言葉はいくつかある。 当たり前のように「宗教」という概念が数千年もの世界史を支えてきたように、僕らにとっても心の拠り所が必要なのは明白だ。 先日、映画「PERFECT DAYS」を観て上記のニーチェの言葉が降ってきた。 "完璧な日々"とは一体、何なのだろうか。 きっと全員が抱いた疑問なんだろうけど、自分も例外なく凡庸に思案してしまった。 ニーチェの言葉を引用しつつ、"完璧な日々"について少しだけ綴っておこうと思う。 * 映画「

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        社会人フェーズ1の終わり

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          社会人フェーズ2の始まり

          物量≠豊かさに気付いてしまい、最近は実際に断捨離して何とか豊かさを実感しようと必死になってる。 いや心がすでに豊かじゃない。カムバック心の豊穣。 さて本題。 今回は少しだけ込み入った内容を書こうと思う。 タイトル通り約2年ぶりの社会復帰が決定し、残りの無職期間をどう過ごすか考える事で、時間を浪費している今日この頃。 だからこそまずはnote書いちゃおう☆って気持ちで陽キャになりきってる。 入社は来月の3月1日(金)、いや猶予が短すぎる。 劇団社会人としてまた死なない

          社会人フェーズ2の始まり

          【続】師走、人の気持ちに寄り添い続けたい。

          こんばんは、灰色の夜です。 今年も皆さん大変お疲れ様でした。 2023年大晦日、今年の振り返りなんて出来る余裕もなく、去年の記事の続編を書こうと思います。(大変身勝手) 結論、1年経っても自分の根幹は変わってないよ、そんな話。 * 去年の12月に書き殴った記事は、ボクの根底を恥ずかしいくらいありのままに綴ったもので、40近くいいねをもらったけど、正直理由は分からない。 けどこの気持ちが一人でも多くの人に届いていたら嬉しいな。 上記の記事を要約するとこんな感じ。

          【続】師走、人の気持ちに寄り添い続けたい。

          頑張れない事は、頑張る事よりも何十倍も苦しい。

          なんだか久しぶりの投稿。 今年の下半期は苦しくてnoteも書けなくて、でも苦しいからこそ少しでも感情を言語化したくて、これを書いている。 あ、ドラマ「いちばんすきな花」すごく良かったね。生きづらい人達の内面を誇張せず透明に代弁してくれるような内容で、構成や脚本も素敵だった。 * 最近のこと。 離職してから1年経った先月から転職活動を始めた。 遅いよってね、うん、本当に遅かった。 あと滅茶苦茶しんどくて結果もズタボロ。 (3桁の求人に落ちてる、本当に笑えん) ちょう

          頑張れない事は、頑張る事よりも何十倍も苦しい。

          様々な現実に打ちひしがれて気付けば秋。それでも僅かな前進を胸に、日々なんとか生活してます。 もう少し落ち着いたら記事が書けるかな?少しだけ待っててね。

          様々な現実に打ちひしがれて気付けば秋。それでも僅かな前進を胸に、日々なんとか生活してます。 もう少し落ち着いたら記事が書けるかな?少しだけ待っててね。

          どうやらロマンチックが足りていない

          "急いでいる時、曲がり道で衝突する事で起きる偶然の出会い" そんな話では一切なくて、ある程度決まった事の繰り返しでは随分と退屈で、そりゃ気付けば桜も散るって誰かがぼやいていた。 無論、色恋沙汰の話じゃない。 あと高嶺の花子さんは存在しない。 ふと最近思う。 "自分の頭では到底想像できない事象 = ロマンチック" なのかもしれない。 今まで「なんであれしたんだろう」とか「思い切ってたなあれは」みたいなものって、その成否とは関係なく、総じてロマンチックだったんじゃないかと

          どうやらロマンチックが足りていない

          辻褄合わせは後付けで

          こんばんは。 二週間ほどnoteを放置気味にしていたのは、人に会ったり好きなものを見たりしてたからで、noteでもそろそろ書くかといった具合で今に至ってる。 最近、何事に対しても「モノ悲しいね〜」っていう口癖をなんとかしたい。 * 辻褄を合わながら生きるのって、シナリオ通りで最後には何も残らない。 例えば仕事は、合理的かつ論理的に考えながら日々進めていくものだけど、プライベートも同じならば、結末は予定調和できっとまるで味がしない。 ここ数週間、アイドルのライブに行

          辻褄合わせは後付けで

          有閑遊戯#3 『初めて地下アイドルを推す』

          「有閑遊戯」と題して、人生の夏休み延長戦期間中にやった事を恥もなく書くシリーズ。今回はの第三弾。タイトルの通り、意図せず地下アイドルに推しができてしまった(ここ重要)。本当に意図せずにだ(嘘ついた事ない)。 そこの読者さん、人生は本当に何が起こるか分からないよ。 * ・ 27歳という年齢になって、初めてアイドルの推しができた ※以下、文末まで推しの魅力を語るオタクと化すので、気分を害しそうな方はスキだけ押して、そっとこの記事を閉じてください。 実は昨年の2022の

          有閑遊戯#3 『初めて地下アイドルを推す』

          生きてて良かった、そんな夜を探している。

          分かる人はタイトルで分かる、あの名曲の歌詞。 これはフラワーカンパニーズの、 「深夜高速」という曲。 ここ数年、ファーストテイクやCMに使われるなど、再び脚光を浴びているよね。三浦透子さんが歌うSMBCのCMがとても好き。 CMなのにしっかりとした1コンテンツに仕上げてくるクリエイター達は本当にすごい。 個人的には満島ひかりにも歌ってもらいたい。 なんて話が脱線したね。 * "生きてて良かった、そんな夜を探してる。" 「誰しも人生という名の地獄と向き合っている」

          生きてて良かった、そんな夜を探している。

          自衛と逃避 2022

          現在、2022年12月31日 13:50:17 最近快晴が続いていたせいか、雲間に差す光が目立つ大晦日の午後は特別に感じられる。 そして2022年が終わる。 生命活動や時間の流れに区切り付けた事で、必ず「終わり」が生まれるようになった。例にも漏れずそんな一つの「終わり」である今日、2022年を少し振り返ってみようと思う。 * ・ note振り返り まずは簡単にnoteの振り返りから。 6月頃から少し時間が出来たから、noteを継続してみようと意識した2022年。 人

          自衛と逃避 2022

          Merry Christmas

          こんばんは、灰色の夜です。 聖夜でも僕は一人。でも一人は孤独を意味しない。 皆さんはどんな夜をお過ごしですか? 一人の貴方や大切な人と過ごす君に、少しでも温かい火を灯せる事ができればと思い、写真を数枚載せてみるね。 あなたにとって、 素敵なクリスマスになりますように。 I hope you have a wonderful Christmas. それでは、素敵な夜を。

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          急ぐ必要のない理由をつくっていこう

          こんばんは、灰色の夜です。 街がきらびやかな宝石箱へと変わる今日この頃、 皆さんいかがお過ごしですか。 夢を見させてくれない厳しい寒さが、現実を突きつけてくるようで、僕は冬が好き。 そのくせ温かいベッドの中では夢が見れてしまう。 そんな矛盾も僕の大好物だ。 * 「今年ももう終わりか」 「この間まで、お正月だった気がする…」 「忘年会どれくらいある?」 毎年の風物詩的な、ありきたりな会話。 車はエンジンブレーキが効くけど、人は一定のスピードで進む傾向がある。正確には

          急ぐ必要のない理由をつくっていこう

          相談できないのは、"心のどこかで他人を見下しているから"

          こんばんは、灰色の夜です。 先日、今泉力哉監督の新作「窓辺にて」を新宿で観てきて、印象に残った内容がたくさんあった。だから今日のそのうちの一つについて書こうと思う。 * 皆さんは自分の苦悩や考え事を誰かに相談していますか? 僕はほとんどした事がない。うつ病になって主治医に言われるまで、そんな事実に気付きもしなかった。 稲垣吾郎さん演じる主人公の市川はそんな人間だった。妻の浮気にすら怒りの感情が湧かないタイプ。 これはまあ賛否両論の嵐が吹き荒れそう。 「相手に期待しない

          相談できないのは、"心のどこかで他人を見下しているから"