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自己表現力の場として、書いてみたいと思いました。新しいことを始めるのに良い日、一粒万倍…

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自己表現力の場として、書いてみたいと思いました。新しいことを始めるのに良い日、一粒万倍日に始めました。

最近の記事

ハラワタガニエクリカエル

職場の人間関係が大きく変わる。 自分が想像していなかった形で。 今の仕事は好きではなかったけれど。 上に立つのが初めての上司で、部下の扱いが分からない。 無神経さにひどく傷付いた。 とにかく、いちいち気に触る。 無神経な言動に動揺し、仕事に集中できない。 あぁ、そうか。 自分の母親に似ているんだ。 簡単に傷付けるところ。 上司に母親が被るから、今ここにいられない。 子どもの自分が仕事をしているから、常に不安で仕方がない。 カウンセリングでも、自分でも、

    • わたしはあなたの子どもです

      乳がんになってから、がんブログを書いている方たちのブログを読んだ。 たくさんの悲しみを見た。 たくさんの憤り、怒り、諦めを見た。 今も、時々、読ませていただいている方がいる。 心情を、淡々と、マンガにしていらっしゃる。 その方が乳がんになり、死ぬことを考えたときに思い出されたというエピソードが、ずっと忘れられなかった。 親戚の方が若くして亡くなられたときのことでした。 危篤状態になり、親戚の方の母親が、病院へ向かう電車の中で書いたメール。 『向かいの子たちが笑

      • 伝えたいこと

        私は、ずっと人間関係で疲れていた。 思い通りに行かない人間関係が苦しかった。 自分自身が自分で分からない。 自分の思考が矛盾だらけで、訳が分からない。 狂うことが怖かった。 いつか発狂して廃人になってしまうんじゃないか。 自死した作家に耽溺し、憧れていた。 学校に行きたくなくても、家には居られない。 学校に行くしか選択はない。 学校も辛い。 逃げ場がなかった。 死にたいと思いながらも、死ぬのも怖い。 そんな自分の欲求のために、私は病気を作り出していた。

        • 怒り

          今日も月一回のカウンセリングでした。 今日テーマにしたかったのは、暴力と怒り。 怒りというと、私に浮かんでくるのは暴力と怒声、周囲のざわめきと落ち着かなさ。 直ぐに怒鳴り散らす父親が嫌いでした。 馬鹿だと思っていました。 直ぐに怒る人は愚かで馬鹿だと思っていたから、自分が、そんな人間にはなりたくなかった。 だけど、いつしか怒りでいっぱいの人になっていました。 自分が怒りのエネルギーを溜め込んでいるのは知っていたから、いろいろとやってはみたが、フィットしない。

        ハラワタガニエクリカエル

          Heart Education

          私は幼少期の記憶がほとんどない。 写真も、数える程しかなく、思い出すきっかけも少ない。 何で私の写真ないんだろうとは思ったが、聞いたことはない。 私は、激しく殴られたりはないし、食事も与えられていた。 だけれど、小さい頃から、虚しさ、空虚感を感じていたのだと思う。 私の家には、両親とは、とても似合わないような、難しい、高尚な本がたくさんあった。 兄たちが読んだ本だ。 兄たちみたいになりたかった。 だけれど、兄たちが、優しかったかと言ったら、真逆であった。 長

          Heart Education

          ただのわたしが好きな人

          宮沢賢治の『永訣の朝』が好きだ。 今日は春分の日に加えて、なんか特別な日らしい。 じゃあ、今日は何を決めようか。 そう思ったときに、『永訣の朝』が浮かんできた。 何度、読んでも泣けてくる。 どことつながっているのかは分からないけど。 生きている限り、続く『今』を 私は私を大好きな今で生きていく。 生きている限り、続く『今』を 私は私を愛している今で生きていく。 生きている限り、続く『今』を ただの私が好きな人で生きていく。 私は私を愛しているから、私の

          ただのわたしが好きな人

          わたしの名前をよんで

          小さい頃から自分の名前に違和感があった。 自分の名前に抵抗感があった。 まず自分の名前を名乗る時点で、すでに抵抗感があるのだから、自己紹介がとても嫌であった。 自分のことは言いたくないが、他人のことは気になって仕方がないという人であった。 自分の傷をケアするようになって、自分が家族と同化していたことを知った。 私は、自分があるようで、自分がいないと感じてはいたが、まさか自分が自分ではなくて、父親であり、母親だと思い込んでいたとは知らなかった。 『私は〜です』と自分

          わたしの名前をよんで

          今、思うこと。

          今日は節分。 パニック障害や強迫性障害の症状がひどかったときの自分を思い出した。 最初のパニック症状が起きたのが地下鉄だった。 今まで経験したことのない心臓の動悸が起こり、足から力が抜けていく。 私は、物心がついた頃から、意識を失うこと、我を失うことに、恐怖があった。 泥酔するまで飲んだことはないし、全身麻酔も、想像するだけで怖かった。 だから地下鉄の中で意識を失うなんて、絶対に嫌だった。 強迫性障害は、パニック症状が出る前から始まっていた。 火事を起こしたら

          今、思うこと。

          セラピーを受けること

          今日も月一回のセラピーを受けてきた。 私のような複雑性PTSDと呼ばれるような人は、本当ならば、もっと頻度が高い方が良い。 しかし私は経済的に月一回が精一杯だ。 月一回のセラピーとはいえ、捻出するのは大変である。 正直、生活が苦しくて、セラピーをやめようかと何度も思った。 だけどやめられなかった。 セラピーを受ける前の、生き地獄に戻りたくなかったから。 途中でやめなくて良かった。 私が、ここまで続けられたのは、セラピストによる部分が、とても大きい。 今のセラ

          セラピーを受けること

          思い込み

          最近、体調があまり芳しくなく、仕事を休むことが増えた。 家に居ると元気だったりするのだが、仕事場に着くと血の気が引いていく。 以前は、それでも、働かなかったらお金が入ってこないので、無理しても働いた。 今まで、本当に一生懸命生きてきた。 頑張らなきゃ生きられないから。 感情解放を続けて、トラウマケアをして来て、自分の本当の欲求に向き合い、今までの働き方が、出来なくなってきている。 そして今の生活は、昔、頭で描いたものとは、全く違う。 自分に過度の期待、要求、強制

          思い込み

          その人がその人であれば良い

          『その人がその人であれば良い』 瞑想の先輩が言っていた言葉です。 あの人みたいに容姿が良かったら、苦しまないだろうな。 あの人みたいに頭が良かったら、悩まないだろうな。 あの人みたいにお金持ちだったら楽だろうな。 そして私は、その『あの人』が、悩んだり苦しんだりしているのは許せなかった。 だって、あなたは頭が良いじゃない? だって、あなたはお金持ちの家の子じゃない? だって、あなたは美人じゃない? 私の人生の主人公は、私じゃなかった。 いつだって他人が主役

          その人がその人であれば良い

          覚えておきなさい

          『覚えておきなさい 人生は大きなことでできているのではない それは非常に小さなことでできている 朝、一杯のお茶を飲む そのお茶を 再び飲むことのない最後の 一杯であるかのように 全身全霊で飲みなさい OSHO 』 なぜ自分が生きることをやめられないのか。 複雑に縺れた思考は、生きる上で、苦しみしかもたらさなかった。 何でこうなんだ。 何の意味があるんだ。 どうしてなんだ。 何で、何で、何で。 自分て何。 私って何。 私は誰。 生きるの?死ぬ

          覚えておきなさい

          キネシオロジーとカフェキネシ②

          自分の記録のためにも、書いていきます。 初めてキネシオロジーのセッションを受けてから、二回目を受けるまでに、数ヶ月経っていました。 金銭面も含め、抱えきれない問題を背負っていて、どこから手をつければ良いのかも判断できない状態だったし、とにかく疲れていて、行動するのが大変だったのです。 ある日、以前から知っていた方のブログを読んでいたら、気になる方を見つけました。 その方のブログを読んだとき、私の中に『この人に会いたい』という欲求が生まれました。 しかし、その方が住ん

          キネシオロジーとカフェキネシ②

          キネシオロジーとカフェキネシ①

          私は今、キネシオロジーなるもののセッションを受けています。 8年前に乳がんになったことが大きなきっかけです。 キネシオロジーを知ってから、6年近くになります。 とにかく病気が再発しないように、健康になるためにと、マッサージだとか、ヒーリングだとか、自己治癒力を高めるために、いろいろと探していたとき、以前、別のセッションを受けた方の投稿記事へのコメント欄から見つけました。 キネシオロジーというもののサロンを開業している方でした。 私はパニック症状もあり、エレベーター、

          キネシオロジーとカフェキネシ①

          身体

          去年の暮れのことです。 口の中に、何か白いものが出来ていたのは気づいていたのですが、大して気にせずにいました。 歯の詰めものが取れたので、歯医者に行きましたら。 その白いの、大したことある病変でした。 私は乳がん経験者です。 なので再発だとか、身体に変化あったら気になります。 しかし、白いのはスルーしてしまった。 私がスルーしてるから、身体は詰めものを外し、歯医者へ行くようにしてくれた。 白板症という、前癌状態にある病気でした。 大学病院を紹介してもらい、幸

          梨木 香歩さん

          梨木 香歩さんの小説や、作品は、非常に優秀なセラピストだと思っている。 全ての存在に対して謙虚な姿勢。 そして限りなく優しく、温かい。 私が梨木さんの作品を読み始めたのは2年半くらい前。 精神的にも身体的にも経済的にも、これからどうしたら良いのだろうと行き詰まっていた時だった。 本屋に行き、「今の自分に合っている本を教えてください」と心の中で自分に頼んだ。 目に入って来たのが「西の魔女が死んだ」。 題名だけは聞いた事があった。 確か映画化されてた。 TVでも

          梨木 香歩さん