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ハラワタガニエクリカエル

職場の人間関係が大きく変わる。

自分が想像していなかった形で。

今の仕事は好きではなかったけれど。

上に立つのが初めての上司で、部下の扱いが分からない。

無神経さにひどく傷付いた。

とにかく、いちいち気に触る。

無神経な言動に動揺し、仕事に集中できない。

あぁ、そうか。

自分の母親に似ているんだ。

簡単に傷付けるところ。

上司に母親が被るから、今ここにいられない。

子どもの自分が仕事をしているから、常に不安で仕方がない。

カウンセリングでも、自分でも、何度も調整した。

上司は、ずっと同じ会社に居る人なんだろうと思っていた。

その上司よりも上の上司との面談があると言う。

何故だろうとは思っていたが、面談中に、直属の上司が辞めることを知った。

その事実だけでも動揺したのに、この人から、今までの上司の比ではないパワハラを受けた。

何なんだ、こいつ、何で私はこいつから攻撃されているんだ?

会社の指示なのか、本人の判断なのかは分からないが、ハラスメントに当たる言葉は使わないが、明らかに攻撃している。

理不尽さに思わず感情的になってしまい涙が出てきた。

何を言っても、全て、マイナス返しをされた。

無力感、諦め。

罪悪感を背負わされた。

面談中は何とか我慢した。

まだ辞められないから、我慢した。

終わった後、自分の中に、途轍もない怒りが沸いてきた。

ハラワタガニエクリカエル

直ぐに調整はしたし、まだ腹の虫は収まってはいないが。

幼少期の自分も、そうだったのだろうか?

理不尽な両親の扱いに、どれだけ怒りを感じていたのだろう。

我慢しなければならない痛みに、どれだけ苦しんだのだろう。

私はもう大人で、わざわざ、この上司のような人と付き合わなくても良いのだ。

別の選択が出来るのだ。

年齢の割には老けていて、10歳以上は上に見える上司。

彼が、どんな人なのかは知らないが、喜んで、そう言ったハラスメント活動をしているのかも知れないし、もしかしたら本心はやりたくないのかも知れない。

今回の出来事は、本当にショックだし、残念だった。

自分の本当の怒りが創造性につながるってことが分からない自分に、それを体験させてくれたのかも知れない。

ここからどうするか?

私は自分に価値があると感じながら生きたいし、楽しく生きたいし、自分を労わりながら生きたいし、生まれてきて良かったと感じながら生きたい。

私と、長い間、一緒に生きてくれているオリーブに新しい葉がたくさん生まれてる。

カポックも、ユキヤナギも、いつも支えてくれている。

自分を労る、自分には価値がある、自分は愛されるに値する人間だ。

こう言った価値観は、私にとっては、まだ出来たての神経回路だから、意識しないと機能していかない。

だから意識するんだ。

訓練するんだ。

それが今までの延長線ではない自分につながる道だから。















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