見出し画像

メイクは1日を楽しく過ごす儀式

週に1度の外出時にしかメイクをしないのだから、コスメなんてパーツごとにそれぞれ1種類持てば良いのに、なぜか定期的にほしくなるのがコスメだ。
むろん、これはコスメが好きという人に限って言えることなので、面倒くさい派やとりあえず塗っておく派なら、定期的どころかできれば買いたくないもののひとつかもしれない。

コロナ禍でマスク生活になってから、私はファンデーションを止めた。色ムラのカバーと日焼け止めと保護の意味でメイクアップベースとパウダーくらいははたくが、なんなら肌はすっぴんでも良いと思っている。
また、やはりコロナ禍が理由でルージュは今1本しか持っておらず、もうしばらくは目元中心のメイクになりそうだ。

立ち寄ったコスメブランドでアイシャドウパレットを購入した。
webサイトに掲載されているビジュアルが、サイバーチックに見えたため、元々購入は考えていなかった。実物を見て、販売員の腕でスォッチしていただいた時もそれほどトキメクことはなく、いったん売り場から離れたのだが、ランチを終え、他の買い物も終えて、時間があったのでもう一度立ち寄り、実際に目元につけていただいた時、あまりの美しさに購入を決めたのだった。

そして先日の外出の日にはじめて使ってみたのだが、やはりラメが美しく、サイバーチックにもならず、クリスマスシーズンらしい華やかさもあり、とても気に入った。

メイクというのは、建築やプログラミングに似ている。などといったらロマンが失われるだろうか。建築もプログラミングも、”どんな手段を使っても最終的に使えれば良い”という類のものではなく、土台を作り、各パーツに適した作業を施し、最終的に全体の調整をはかって仕上げる、そのひとつひとつの作業をどれだけ丁寧に行うかで出来上がりがまるで違う。
「結果」が全てではなく、「過程」が大事なもののひとつだ。

そういうこともあって、私はメイクしている時間そのものを楽しんでいる。
顔に色が入る度に気分が上がっていく。ウキウキしたり、自信が持てたり、今日1日楽しく過ごそうという気持ちが生まれる。
この過程こそがきっとメイクのだいご味だ。

メイクが単なる義務や習慣だという方もいらっしゃることと思う。
私も毎日だったら多分面倒くさいだろうと思う。
でも、素晴らしい1日を過ごす為の儀式だと思ってすることができたなら、それは本当に実現すると思う。
メイクにはそういう力があると思う。


#毎日note
#note
#日記
#障害者
#車椅子
#身体障害者
#お洒落
#メイクアップ
#アイシャドウ
#コスメ
#メンタル
#気分を上げる
#儀式
#化粧

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?