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モヤモヤはどう解消したら良いのだろう

人には共感力というものが備わっており、ポジティブなものを見聞きすればポジティブな、ネガティブなものを見聞きすればネガティブな感情を抱くという。
今日の投稿を読んでくださった方がモヤっとするか、スッキリするか、それはひとえに私の文章力にかかっている。

朝からモヤっとするものを読んでしまった。
その内容を書くことは、結果的に私の品位を貶めることに繋がるので明かさない。

「モヤモヤする」「モヤっとする」


誰が発明したのか、言い得て妙な言葉だ。
心の底にまさに靄(もや)がかかり、肌に纏わりつく湿気のようで重苦しく、それでいて取るに足らない小さなことであり、小さいがゆえに他人から見たらどうでもよいことかもしれないが、本人にとってはそれがいつか巨大な雲に変わって飲み込まれてしまわないだろうか不安になるようなものである。
「そんな小さなこと忘れちゃいなよ」という他人の一蹴がまたモヤモヤを助長するものでもある。

モヤモヤの解消のひとつは、そのモヤモヤを具体的な形に落とし込むことなのだろうと思料する。
その方法の際たるものが「言語化」だ。モヤっとした気分の悪さが具体的な言葉となって説明されたとき、体調不良の原因がわかってスッキリする、あの時に良く似た感覚と静寂が訪れる。

ただし、問題が明らかになっただけであって、問題そのものが解決したわけではない。
私たちはそこにある得体の知れない何かの正体を知りたいだけなのだ。

現代人が使う「かわいい」に様々な意味が内包されている。
母は「最近の人は何でもかわいいで済ます」と言って不満げだが、私自身も事あるごとに「かわいい」で済ませてしまうので反論もできていない。

「モヤモヤする」「モヤっとする」もこれに似ている。
「これこれこういうことがあって、その時私はこう思って、小さなことだし、解決できない問題だし云々」という、種々雑多な感情をひとまとめに「モヤっとする」と言ってしまうが為に、余計にそこに囚われてしまう。
だから言語化によって、自身の感情を細分化・明確化することで、目には見えないモヤモヤの正体を知ることができる。
ただし、それはたいてい美しく清らかなものではない。自身があまり認めたくはない負の感情だ。

さて、この投稿もそろそろ締めの段落に入るが、冒頭の

朝からモヤっとするものを読んでしまった。

の原因を私は言語化することができるだろうか。
実は心の中ではしているのだ。ただどこにもそれを表すことができない。あの世に持っていくしかないかと思っている。

仮にどこかに書きなぐったとしよう。
私が急死して、それを誰かに見られたら私は成仏できない。
成仏できない魂はモヤモヤとこの世を漂うのだろうか。
言語化したい、でも出来ない。
ああ、モヤっとする。

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