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鹿児島県天城町を踏破 その1<日本全市町村踏破(制覇)>

2018年2月10日。未踏の鹿児島県最南端、奄美群島南部踏破の旅に出た。なお、奄美群島の北部、奄美大島と喜界島の市町村は、以前踏破済みである。
上の写真は、鹿児島空港のロビーにある、鹿児島県の島々の案内図。鹿児島空港から、鹿児島県最南端の与論島までは、何と573kmもある。高速道路で東京から姫路に至るくくらいの距離に相当する。

羽田から朝一の便で鹿児島へ飛び、乗り継いで行く先は、徳之島。羽田を6時台に離陸し、徳之島の島影が見えて来たのは、ようやく11時を過ぎた頃のことであった。

見る間に徳之島が近付いて来て、徳之島子宝空港に到着。これで大島郡天城町踏破。

空港の名前の由来は、徳之島の出生率は殊の外高く、島の町の一つ、伊仙町に至っては全国平均の倍だからだ。

天城空港近くのタイムズカーレンタルで車を借り、いざ徳之島探索の旅へ。

手始めに、空港近くの、西郷南洲翁上陸地へ。薩摩藩により流刑となった西郷隆盛が上陸した場所で、二ヶ月半の後、さらに南の沖永良部島へと移った。

上陸地は、空港よりわずかに南の海岸、河口にある。

次に、徳之島を代表する名所の一つ、犬の門蓋(いんのじょうふた)へ。

展望台より周囲を望む。犬の門蓋は波の浸食を受けた断崖が奇怪な形を作るいわゆる海食崖である。変わった名前だが、大飢饉の際、人畜に害を為した犬の群れを捕まえ、海に投げ捨てたという由来も変わっている。

展望台の頂上には、町の名所や行事についての解説が多数。

展望台を降りて、海岸へ。このメガネ岩が、犬の門蓋最大の見所。

南西諸島に多い、隆起サンゴの地形特有の浸食具合。こうしたギザギザになった海岸は、沖縄でもよく見られる。

犬の門蓋のもう一つの見ものは、きのこ型をした奇岩だ。

天城町の中心部に鎮まる高千穂神社。奄美群島には高千穂神社が多い。主に明治初期に霧島神宮を勧請したものである。

神社の左奥に見える、離島らしからぬ大きさを誇る、イスラーム建築のようなドームを持つ建物は、天城町役場である。

ここで天城町一旦天城町から出る。離島ということもあり、また後で天城町に戻って来るのだが。とりあえず今回は、ここまで。

鹿児島県全43市町村のうち、37市町村踏破、残り6市町村、達成率86%。
九州・沖縄全274市町村のうち、253市町村踏破、残り21市町村、達成率92.3%。
日本全国1741市町村のうち、1713踏破、未踏破28、達成率98.4%。

サポート頂けると、全市町村踏破の旅行資金になります!また、旅先のどこかの神社で、サポート頂いた方に幸多からんことをお祈り致します!