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記事一覧
読書記録 vol.7 『言葉ダイエット』
■本書の概要
キナリ杯の"特別リスペクト賞"の記事を読んでいて、気になったので本書をピックアップ。電通のコピーライターである橋口幸生さんによる、文章の贅肉を落とす「言葉ダイエット」について書かれている。
人は長い文章を書きがちである。それが相手にどう受け取られるかを考えずに。いや、考えすぎた結果、長い文章が生まれるのかもしれない。
しかし、それでは伝わらない。書きすぎ、遠回し、小難しい、
読書記録 vol.6 『デザインが日本を変える』
■本書の概要
日本の自動車メーカー・マツダのデザイン部長である前田育男氏の「魂動」デザインに込めた想い。「魂動」デザインの誕生から現在を描くなかで、前田氏の「言葉」「ブランド」「組織」「ものづくり」などへの考え方が展開されている。
自動車業界のみならず、「商品」(もの)に関わる人ならば、前田氏の考え方に触れておいて損はない。「本当に作りたいものとはなにか?」「ニーズとどのように向き合うべきか
読書記録 vol.5 『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』
《本書の概要》
これまで重視されてきたサイエンス偏重(分析・論理・理性に軸足を置いた)の意思決定から、個人の美意識(アート)を取り入れた経営に進化すべきことを示唆した一冊。
論理的・理性的な情報処理スキルの限界、自己実現欲求の市場化、システムの変化にルールの整備が追いつかない、といった現代を取り巻く環境において、美意識に基づく思考や組織のあり方に言及している。
《本書で得られた気づき》
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読書記録 vol.4『世界で最もイノベーティブな組織の作り方』
《本書の概要》
前回に続き、山口周氏の著書を紹介する。
世界のイノベーティブな組織を調査・分析した著者は、日本人(個人)の創造性が従来から高いことを指摘したうえで、日本企業でのイノベーション(※)促進を阻害する要因として「組織のあり方」を指摘する。
※イノベーション:山口氏の定義では、「これまでに誰も考えたことがない新しい要素の組み合わせ」とする。
本書では、イノベーションを阻害する組織
読書記録 vol.3『ニュータイプの時代』
《本書の概要と簡単な感想》
21世紀そして令和を迎えた。昨今は新型コロナウィルスの席巻もあり、日本中で働き方の見直しが求められている。著者の山口周氏は、新しい時代に歓迎される人材として「ニュータイプ」を定義した。旧態依然とした人材を「オールドタイプ」と総称する一方で。
時代に望ましい人材の要件が、「時代ごとに特有な社会システムやテクノロジーの要請によって規定される」としたうえで、ニュータイプ
読書記録 vol.2『死ぬこと以外かすり傷』
《本書の概要》
編集者以外に多くの顔をもつ、近年出版業界で最も名前を聞く箕輪厚介氏の生き方について記した一冊。各章を、考え方、商売のやり方、個人の立たせ方、仕事のやり方、人間関係の作り方、生き方、とタイトルづけ、「熱狂」をモットーに箕輪氏のスタンスを書き綴っている。
幻冬舎という会社組織に所属しながら、まるでフリーランスのように縦横無尽に仕事をこなす箕輪氏に学ぶ点は多い。組織という利点を十分