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【ブログ】人間も植物も向き合うことから。〜松浦弥太郎先生の本を読んで〜

夏野菜の終いに寂しさもありましたが、9月中旬からの準備も10月中旬でひと段落し、あっという間にぐんぐん成長しています。
夏とは打って変わって人間も植物も過ごしやすい気温になってきているということなのかと思います。

9月末 キャベツ
9月末 大根
9月末 茎ブロッコリー


1ヶ月もすればここまでに↓

大根3種
キャベツ
茎ブロッコリー

人間も植物も向き合うことから。

気温が違うとこんなにも?!と初心者である私はとにかく驚いています。

当然、しっかり育って欲しいのですが、初心者である私は、どんな環境でここまで育つの?逆に何が成長の妨げになっているの?など、まずは、知ることから始めたいと思っています。
植物を育てることで「手入れ」とは、水、追肥をあげること、傷んだ葉を摘除という行為だけではなく、観察して整理するという「向き合う」こともあります。

向き合うという考えは、体を動かすことを試行錯誤しながら本格的にルーティング化させた20代の過ごし方にあると思います。
私自身の仕事の土台となっているのですが、何にでも通じると継続して感じています。

「それからの僕にはマラソンがあった」

このタイトルは、松浦弥太郎先生の著書です。本書を手に取ったのは、2023年10月です。

あまりにもシンプルで且つ、共感する言葉、参考にしたい言葉選びで感動しています。どうしても、健康を獲得するために医学的根拠による説明が必要である中、エビデンスだけでは説明しきれない「人」に向き合った表現をされています。

結果として、医学的根拠そのものの証明をしています。

心の健康も、体の健康もまずは、自分に向き合うことからはじめるのですが、それがなかなか難しい。
新しい習慣を作ることも、これまでの習慣を断ち切ることもとてもハードルが高い方も多いと思います。

今ちょうどその分かれ道に立つ人に最もおすすめしたい本書です。

汚れた水がどのくらい汚れているかは、あえて汚れた水のなかに手を入れてみないとわからないものです。それが物ごとを知ることであり、よりよく知るための秘訣です。実際に汚れた水に触れることもしないで、「この水は汚れている」と言っている人は、その程度で止まった人です。どのくらい汚れているかは、やはり身をもって知る以外にないのです。

本書57頁 あえて向き合う

自分が心地よい状態でいるためには、どんなの方法が自分に適しているのか?健康になるための方法をいくら聞いても自分にとってしっくり来なければ継続されません。

方法論から物事を進めがちな私たちは、まずは向き合うことから自分を知ること、そして物事の本質を知ることから始めなければいけないと改めて感じました。

いつも試行錯誤して、毎日、失敗して、どうしたらいいのだろうと考えて、また次のチャレンジを続ける。それを繰り返していると、新しい出会いがたくさんありますし、自分自身が変わっていくのを感じます。

本書96頁 チャレンジ

まだまだご紹介したい言葉はたくさんありますが、この辺で・・・
ぜひ手に取ってみてください。


最後まで読んでいただきありがとうございました。


少しでも自分の体の耳を傾けて、大切にする人が増えますように。


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