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変形性関節症の予防と当事業所のサービス紹介

今回はリハビリでもっとも多いと言われている変形性関節症について書いていきます。

また当事業の案内も含めて今後の予防策の提案を行わせて頂きたいと思います。

今、姿勢が悪い、家族が変形性関節症など身近に気になる要素がある方は最後まで読んで頂けると幸いです。

日本人の約4人に1人が何らかの形で変形性関節症を患っています。

放置しておくと早くて60代で歩行不能となる例も多いものの、後回しになりやすくその結果手術に至ることも多いです。

変形性関節症(Osteoarthritis、OA)は、関節の痛み、腫れ、機能の制限を引き起こす一般的な関節疾患です。この疾患の原因と罹患率について詳しく見てみましょう。

上記のように徐々に姿勢が悪くなっていった結果体重を骨が正しく支えられずに軟骨が擦り減ってしまう事が原因です。

姿勢なんて良くなるんですか?

という疑問が多いですが、結果として姿勢は良くなります。ただ時間や根気が必要なので多くの人が途中で辞めてしまい結果が出ません。

更にはある程度まで進行してしまうと、手術するしか方法がなく、そこから様々なアプローチをしたとしても改善は出来ません。

何歳から気をつけるべきか?

OAにより炎症が出た年齢

このデータを見ると40代がターニングポイントとなっている事が分かります。

変形性関節症は徐々に関節が変形し炎症が出る事で初めて痛みが出現します。

という事は40代までに姿勢を治す事が出来るかどうかで予後が大きく変わります。

一般的に仕事、金銭面や子育てが落ち着く時期にしっかりと自身の身体に向き合わなければ、以後は痛みと共に生活を送る可能性があるという事です。

変形性関節症の原因


1. 年齢:
OAは年齢とともにリスクが増加します。関節の軟骨は時間とともに摩耗し、変性します。

このプロセスは自然な老化に伴うもので、関節の耐久性が低下します。

2. 遺伝的要因:
遺伝的な要因もOAの発症に寄与することがあります。

家族歴にOAがあると、個人のリスクが高まる可能性があります。

3. 関節の負荷
過度な関節の使用や長期間の負荷は、関節軟骨に損傷を与えることがあります。特にスポーツ選手や肉体労働者はリスクが高いです。

4. 肥満
過体重は関節に対する負荷を増加させ、OAのリスクを高めます。特に膝や腰の関節に影響があります。

5. 外傷
関節に起因する怪我や外傷は、関節軟骨に損傷を与え、OAの発症を促進する可能性があります。

変形性関節症の罹患率


変形性関節症は世界中で非常に一般的な疾患であり、年齢に関連して増加します。

以下は一般的な罹患率に関する情報です

膝関節
膝関節OAは非常に一般的で、65歳以上の人々の約30%が影響を受けています。肥満、関節の外傷、長期間の過度の負荷が膝OAの主な原因です。

股関節
股関節OAの罹患率は膝よりも低く、65歳以上の人々の約15%が影響を受けています。股関節OAの主な原因は年齢と遺伝と姿勢です。

手関節
手関節OAは手の指や親指の関節に影響を与えます。65歳以上の人々の約10%が手関節OAに苦しんでいます。

手関節はリウマチなど内科的な病気が原因になることも多いです。

変形性関節症の予防


変形性関節症は進行性の疾患であるため、早期発見と適切な治療が重要です。

痛み管理、リハビリテーション、関節のサポートなど、多くの治療法があり、患者の生活の質を向上させるのに役立ちます。

また、リスク因子の管理(特に肥満の管理)と予防策の採用も重要です。

運動方法については関節の負担を考慮した動きが必要になります。

起立やスクワット、ランニングなどは運動負荷としては高いですが、関節への負担が大きく有効的ではありません。

自宅のマット上で出来る運動や、時間に余裕を持った散歩など関節への負荷を抑えた運動が必要になります。

また継続が最も有効なため無理せず続けられるペースが良いとされています。

当事業所が提供している、トレーニング動画のサブスクリプションサービスでは、上記の理由を加味し身体に負担が少ないトレーニング方法を随時配信しています。

またより継続しやすいように、週替わりでトレーニング内容が変わり、ある種ドリルのようにトレーニングを行うことが出来ます。

↑初月無料でプロモーション動画もあります。

負荷量の高い運動であればスポーツトレーナーやインストラクターでも提供する事は出来ますが、症状を理解した運動は理学療法士の専門分野です。

最後は宣伝になってしまいましたが、様々な形で皆様が自分を大切にして頂ければと思います。

変形性関節症を抱える人は家事や子育て、立ちっぱなしの仕事、家族の介護や保育園、学校の先生、運転手など他人のために一生懸命生きてきた方がデータでも多いと言われています。

僕はそのような方々が損しないように今後も情報発信していきたいと思います。

是非役立てる事があればご連絡下さい。

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