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従姉との確執とやっぱりお母さん

突然ですが私には大嫌いな人がいます、それは3歳年上の従姉です。
仮にEちゃんとします、Eちゃんは母のお姉さんの子供です。

小さな頃から母方のおばあちゃんの家には年に数回、長いお休みがあると1週間くらい泊まりに行き、旅行とかお出かけに連れて行ってもらっていました。
従兄弟はEちゃん以外みんな男の子しかいないのでいつも私はEちゃんと一緒にいないといけない、イヤでも付いてくるので子供の頃はおばあちゃんの家に行くのが本当に苦痛で憂鬱で仕方がなかったです。
男の子と女の子が基本別行動で兄達は叔父叔母の部屋、私とEちゃんは離れの部屋でずっと2人きりで過ごさないといけなかったのでそれはもう地獄でした。

では何故そんなにEちゃんの事が嫌いかと言うと、3歳年上なのに話が噛み合わない、急に死んだふりをして動かなくなり「Eちゃん?Eちゃん?」と何度呼び掛けても起きようとしない、死んだふりを続ける、幼心にも〘いつものやつか〜〙と呆れEちゃんの事を放って母やおばあちゃん達のいる居間にいく、時間が経ってもこちらに来ない
そ〜っと様子を見に行くと"いない"ここでも〘またか〜〙と思いつつ居間に戻るとEちゃんがいる、とても不機嫌そうに私とは目も合わせずに無視を始める。
周りからは「ケンカしちゃったの?笑」と言われる始末…イヤしてないけど…

ずっと不機嫌に睨みつけ私の母にも当たるので夜寝る前に渋々「ごめんね」と私から言う
するとEちゃんは「うん、いいよ」と言う

…はい?心の中で思うが口には出さず面倒くさいので心の中の怒りと闘いながら諦める、諦めなんかつかないけれど。

Eちゃんは嘘もよく吐く、日常的に頻繁に吐く
例としてこんなことがあった。

私が小学校に上がった頃50M走を何秒で走れるかと寝る前にくだらない話をした、するとEちゃんは「4秒で走れる」と、〘ん?ん?ん?〙と思い聞き直すと「4秒で走れる」と何度も言う…
もう意味分かんないしイライラするしでムカついたから起き上がって兄達が寝ている部屋へ突撃して
「Eちゃんが50M走4秒で走れるって言うんだけどどう思う?💢」と思いっきり聞いてやった
兄達(男の子3人)が「あり得ないだろオリンピック出れるわ〜」と大爆笑、小さな声で「だよね」と言ってEちゃんの目を見ると「言ってないよ?14秒って言ったよ」と、〘おっそ14秒?おっそ〙と思いつつそれも兄達にその場でチクると完全にバカにしてゲラゲラ笑ってた。

こんな事をしても私の気持ちは1つも晴れない、Eちゃんには何のダメージにもならないからだ。
嘘は多すぎるので本当の事なんて言わない生き物だと思っていた。
そんな人と1週間四六時中一緒に過ごさなければならない、周りの大人達からも"ペア"扱いされてイヤでイヤで仕方がなかった。
バカにされてるような嘲笑われているような屈辱的な気持ち、でもEちゃんが嘘を吐いたり奇行をする事は私しか知らない事だから理解されないのは仕方ない、子供だし私の方が3つも年下、誰にも信じてもらえるとも相手にしてもらえるとも思っていなかったので抗う事のできない屈辱と嫌悪感でグッタリ。

人の言葉の嘘を立証するのはとても難しい、あしらわれたらコチラが傷付く
なので諦めた、早く時間が過ぎないか、早く家に帰りたくて仕方がなかった。

でもEちゃんにされる事で1番イヤな事は帰る間際に起こる"ある出来事"が1番イヤだった。

1週間も泊まりに行くとなるとオモチャとか遊ぶ物を持って行くのだが、必ず毎回〚盗まれる〛

母に「帰るから片付けて荷物持ってきて」と言われる、しかしいつも何かが無くなる、無くした訳ではない、だって外に持っていってないし遊ぶ部屋も決まっているし無いハズない。
でも無い、おばあちゃんの家までは車で1時間半くらい、忘れ物をすぐに取りに行ける距離でもないので必死に探す、でも無い、どこにも無い。
Eちゃんはずっと見てる、探してる私を何も言わずにずっと見てる。

Eちゃんに〚盗まれている〛という感覚はあったので本人にハッキリと「絶対にトラないでね」と言った事もあるし現行犯で見付けた事もあるがいつも通り「え、私のだよめいちゃんのじゃないよ家から持ってきたもん」と言われる…

意味が分からないしムカつくし許せない💢
私のなのに
子供だから仕方なく母に言う「Eちゃんにオモチャ取られた💢返してくれない」と
でも母は取り合ってはくれない。

1番大切なものオモチャは絶対に持って行かないと決めた、でも子供だからお気に入りのをおばあちゃんに見せたいと思うこともあり、結局無くなってしまう、あんまりだ、大切な物なのに

先程Eちゃんの奇行は私しか知らないと書きましたが本当は母は知っている。
毎回母に訴えかけるし帰りの車の中でめちゃくちゃ怒りながら「また盗まれたEちゃん酷い、何でお母さん言ってくれないの?」としつこくネチネチと半泣きで怒り散らすので母は知っている、なんなら嘘を吐く事も奇行も全部知っている、でも取り合ってはくれない。


ずっとおかしいと思っていた、普通じゃないと思っていた、幼稚園のお友達でもそんな事をする子はいない。
おばあちゃんの家に行く時だけ起こるこの許しがたい事柄、ずっとモヤモヤしてただただEちゃんの事が嫌いで仕方なかった。

Eちゃんのお母さんに直接言わないのかと思われるかとおもいますが、Eちゃんのお母さんはEちゃんだけ置いて基本的にあまり一緒に泊まらなかったので言えませんでした。

Eちゃんは私の事が好きで私はEちゃんが大嫌い

私が小学校高学年くらいになると兄も中学の部活などでおばあちゃんの家に行かなくなったので私も極力行かないようにしていた、不登校になってからは特に行きづらかったのでなるべく行かないかEちゃんが"絶対に来ない"事を確認してから行くか、になっていた

のだが…

高校生に上がったある頃、3泊だけおばあちゃんの家に行くと母が言ったので「Eちゃんくる?」と聞いて「来ない」と言うので出来心で行ってしまった•••

出来心なんて言い方酷いな…

おばあちゃんの家に着いて暫くすると車の音が聞こえる、Eちゃんは来ないはずなのに不安でソワソワし始める、玄関から「こんにちは~」とEちゃんのお母さんの声が聞こえる、伯母が来るのは聞いていたのでいいのだが、なんと後にEちゃんがいる…

絶望


嘘だろ?と思いつつ目を合わせずに携帯電話をずっとイジり続けた、話したくない顔も見たくない関わりたくないEちゃんの存在を完全に無視する事に決め込んで反抗期みたいにふてぶてしくずっと携帯いじってた、メールも来てないのにずっとセンター問い合わせしたりとにかく携帯しかすがる物がなかった。

そしてテーブルの向かい側から聞こえるEちゃんと伯母の会話
E「なんで〜なんでめいちゃんいるの?来るって言ってなかったじゃん」
伯母「お母さんもきいてなかったから」
E「だって明日◯◯ちゃんと遊ぶ約束しちゃったのに〜」
伯母「いいでしょ?」
E「だってめいちゃんいるから〜」
伯母「…」
E「なんで〜なんで〜」
伯母「…じゃあ◯◯ちゃん断ったら?」と

ハッ?ふざけんな帰れよ!


私の心のさけびもむなしく何故かEちゃんが泊まって行くことに、
久しぶりにおじいちゃんおばあちゃんにも会えたし今更「じゃあ帰る」なんて言えない
もう無理、生理的に無理同じ空間に居るのも無理顔も見たくないし声も聞きたくない一緒にご飯も食べたくない!
〘帰れよ◯◯ちゃんと遊べよ〙とずーっと念を送り続けたが無敵なEちゃんに効くはずもなく大ダメージを受けた私は全身痒いようなゾワゾワした感覚に襲われ生きた心地がしなかった

夜、寝るよね、寝る時間だもん、私の希望は母を真ん中にして布団を敷いてほしかった。
だが、左からEちゃん→私→母
の順で真ん中に挟まれる事になった…もう本当に信じられない〘ずっとコッチ見んなよ💢話す事ないし話さないから💢てか帰れよ💢〙とずーっと一晩中思っていた、隣に寝ているのが本当に苦痛でずーっと右を向いて目を瞑るが左からの圧というか寝息とか全部が癪に障る
蕁麻疹でそう喘息起きそう全てのストレス発作起こしそうな、のたうち回るような嫌悪感や怒りと憎しみの感情。
今まで生きて来た中で1番辛く味わった事のない感情でマジのガチで一睡も出来ずに絶望の朝を迎えた

隙を見ては母に「Eいつ帰るの?」と何度も聞く
母「夕方送っていく」
私「もう夕方じゃない?」
母「まだ」
私「もう夕方でしょ」
母「あとちょっと」

長すぎる1日、永遠のように感じた
Eちゃんとは一言も交わさず目も合わせない
◯◯ちゃんとあそんだ方がよっぽど楽しいと思うのだが満足そうなEちゃん…

もうムリ



そしてやっと迎えた夕方、Eちゃんを送ると母が言うが私は行くつもりなどはなからない。
ずっと携帯を見ている私に「めいちゃんも来てほしい」と声がする
無視!
ゴネるE、母根負け、「めい、送ってあげよ?」
おばあちゃんの顔を見てちょっと辛いアピールしつつ仲悪いとかおばあちゃんが可哀想だなと思ってもう少しだからと頑張って一緒に車に乗ることに

地獄より地獄、母の軽自動車がいつもより狭く感じる、昔の2ドアの軽自動車の後部座席に座る私、Eちゃんはすぐに降りるから助手席へ

セーフ隣に来られたら発作でも起こすか気が狂いそうだったから。
あと15分、あと13分、あと10分…
全然時間が進まない、寝てないしヘトヘト、用もない携帯ずっと見てて頭おかしくなりそう
ずっと時間だけ見て会話には参加しない、自分の存在意義が全く分からない
私、いる!?
いらないよ、、いらないって意味分かんない

そしてやっと着いたらしい、Eちゃんの家の前、自然豊かな田舎なのでトトロでも出そうな景色の中母が何か言いながらドアを開けEちゃんを降ろす、とそこに一匹の刺客が

どデカい蜂さん侵入

狭い軽自動車に見たこともない大きな蜂さんがこんにちは~って入ってきて大パニック!!!
母「E早く降りて!危ない」

と急いでEちゃんを車から降ろす母その後に信じられない言葉が
「めいはそこでじっとしてて、刺激したら刺してくるからと」

…2ドアの車を知らない人もいらっしゃるとおもうのですが、2ドアだと後部座席から降りるのに前の椅子を倒したりしないといけなくて〜…

とかそんな事どうでもいい!!!
「ヤダ!出してよ、怖い虫無理怖いよ降ろして!」

自分で椅子を倒して自力で脱出!
本当に怖かった、あんなに大きなブンブンいってる蜂と車に閉じ込める気か?正気か?

なんかもう本当に無理、ずっと無理だったけどもう本当に絶対無理になってしまった。

帰りの車の中で母にぶち切れまくる私、
「お母さんはいつもEちゃんばっかり!Eちゃんの肩ばっかり持って、ずっと私の物盗んだり変なことしてきてたの全部知ってるよね?なんで叱らないの?私が悪いの?私はお母さんの子じゃないの?私よりEちゃんが大事なんだね」等などずっと思っていた事もずっと言っても聞き入れてもらえなかった事も全て吐出して母に当たった、当たったというか訴えたというか聞いたというか、とにかく思いの丈を吐き出した、
すると母が食い気味に
「だって仕方ないじゃないあの子は脳に軽い障害があるのよ!」

と初耳だった、でも更に私が食い気味に
「でしょうね、普通じゃないもんずーっとおかしかったもんだから辛かったし意味分からなかった、で?だから?脳に障害があったら人の物盗んでも嘘吐いても何してもいいの?盗みって犯罪だよ?いいの?おかしいだろ?知らねーよそんな事、こっちはずっとやられてたんだぞ、脳に障害があるなら仕方ないか〜と思えると思うの?おかしいよそう言うのこそ差別って言うんだよ、私やお兄ちゃんには怒る事を障害があるからって見逃すの?私は?私の気持ちは?フォローもなしに?最低!!!」

母はEちゃんの嘘も全て肯定して私を責めてすらいた

 勿論全て覚えている訳ではないがこんな感じで母にぶち撒けました、でも母には届かなかった

本当にこの時までEちゃんに障害があるとは思っていなかったというか考えた事もなかった。
今みたいに簡単に障害や病気を疑う時代じゃなかったし、そもそもそういう問題ではない。

毎回伯母が泊まらない理由とかも一瞬で理解した。

Eちゃんはお産が重かった?みたいで脳に軽い障害があるらしいが私達親戚の子供の中でそれを知っているのは私だけになった、で?だから?苦しみを消せと?恨むなと?ちょっと何言ってるのか分からないですね。

 小さな子供がオモチャを無くして泣いてても諦めろって思う人間いる?一緒に探すとか何もしてくれなかった、どんな気持ちはで母は私の事を見ていたのだろう…


Eちゃんとのエピソードは多すぎて本当に辛かったです。
母の気持ちも分かりません。
母は毎年24時間テレビを見て泣きます、見たがります「Eちゃんが出たらお母さん泣くの?」と聞いた事もあるが返事は返ってこなかった。


私が精神科に通院してもずっと障害者手帳の取得は考えていなかった、フリーターだったり派遣だったりだけどそれなりに生活に困っていなかったので取得しようとも思わなかった。

話をとても端折りますが、6年程前、兄と2人で飲む機会があったのですがその時にそもそもの私の病気の事とかも話した事がなかったのでどう思っているのか?気になっていたので聞いてみたのですが、その時に母との事、従姉の事も兄は何も気付いていなかったそうで「まじか〜…」と言葉を失い「そういう感じか…うち」とショックを受けてちょっと泣いてる感じで落ち込んでいました、そして一言
「今すぐ家出ろ」
兄の一言で実家から逃げる事が出来ました。

母との事は従姉以外にもたくさんの事がありすぎるのでまた少しずつ書いていきますが、親子関係って本当に難しい、子供にとっては親は絶対的な存在に近く親の言う事が正しいと思って過ごしていくのはごく自然な事だと思います

でも子供だって大きくなれば大人だし外の世界、自分の世界が出来上がってくるにつれ感じる"歪"や"疑問"、"なんか違う"と違和感を感じ出してからは沢山の葛藤があり悩みまくっておりますが

私が1人暮らしを始めてから暫くして雇用形態の選択肢を増やしておきたいと思い精神障害の手帳の申請をしました、そして手帳を持っているので一般的にいえば私は障害者です、でも今までと何も変わっていないし手帳の更新をしなければ健常者です。
たったそれだけの事ですが2年程前に母に電話で「可哀想、障害者と思われてると思うと可哀想で…それだけはさせたくないと思っていた」と泣かれてからLINEをブロックしました、電話も着信拒否をして一切会っていません。

母と私は"人として合わない""価値観が合わない""分かり合えない"と完全に気付き私はそれを受け入れました、
ただ母はそれを理解する事ができないようなので家族との関係に悩みつつ今は自分のこれからの事に悩む時間を使いたいと思っています
母の特性は大体把握しているつもりですが、たまに突拍子もない事をするので

障害者に対して可哀想という感情がよく分からないし本当にそのように思うのなら泣いていないで手を差し伸べてあげたらどうかと思うがそういう発想事態が母の頭には存在しないようです。。。

…とは言え親の事って心配なんですよね、年齢の事もあるし本当に難しいけど、母も私も精神的に自立をした方がいいと思うので信念は曲げずに今はすすんで行きたいです。


※障害や差別等の内容が含まれている為ご気分を害された方がいらっしゃいましたら申し訳ないのです、一個人の経験からの思いです※


私はただ、誰かに助けてほしかったです

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