「マイルール」〜Ⅺ.聴く曲編〜

今回は僕の「マイルール」第11弾「聴く曲」編である。

お前、それはさすがに、自由でいいんじゃないか？そんなところまでルール化して、お前は一体どうなりたんだ？あ、やっぱりあれだろ？「縛られたい系」なんだろ？本当は。いいよ、わかったから、もう素直に吐いて楽になっちまえよ？？な？そして、もっと自由に生きろよ、な？

と、そんな声が聞こえてきそうだが、僕の耳には「アメイジング・グレイス」しか聞こえてこないので、続ける。

これは「この曲しか聞かない」というルールではない。もちろん普段は聴きたい曲を聴く。ただ、「こういうときはこれを聴く」みたいなルールがあるのである。それは、落ち込んだとき、絶望感がしたとき、不安が湧いてきたとき、自分を見失いそうになったときなどだ。

そんな「心がツラい」状態の時、僕はこれらの曲に心を救われた。そして今も平穏を保つための「特効薬」のような役割を果たしている。

それでは初めていこう。

「僕の聴く曲のマイルール」

・「amazing grace（アメイジング・グレイス）」/作者不明
これはもはや「万能薬」である。心がツラいとき、怒りが湧いてきたとき、絶望感に苛まれたとき、この曲は僕に穏やかな心を、許す心を、希望を、思い出させてくれる。まさに「アーメン」な一曲である。（表現が雑）
一度は教会のゴスペル軍団とともに「メインボーカル」として、歌い上げてみたい一曲である。（信仰心と多額の現金が必要だ）

・「hero（ヒーロー）」/Mariah Carey(マライア・キャリー)
これはもはや出兵できるレベルで勇気が湧いてくる一曲である。心が落ち込んでいるとき、絶望したとき、自分に自信が持てなくなったとき、聴くべき一曲である。

つらいとき、スーッと自分の心の奥底を覗いてみて。きっとあなたの心の中には「ヒーロー」がいるはず。忘れないで、「ヒーロー」はあなたの心の中にいるの。

そんな一曲である。（いきなりオネエになったわけではない。）

youtubeの動画で、たぶん「米軍の出兵式？帰還式？」でマライアがこの曲を歌っている動画があった。みんな泣いている。屈強な軍人たちが号泣している。そして、パソコンの前のジャパニーズも号泣していた。まさに「全米＋俺が泣いた」一曲である。（お前はなぜ泣く）

・「man in the mirror（マン・イン・ザ・ミラー）」/Michael Jackson（マイケル・ジャクソン）
直訳で「鏡の中の男」。大丈夫ですか？と聞きたくなるが、それは大変失礼である。

（何かを変えたいとき）まずは鏡の中の男（自分）から始めるんだ。彼（自分）にやり方を変えるように頼むんだ！

つまり、他人や環境のせいにしないで自分を変えるんだ！そんな一曲である。まるで「自己啓発書」のような一曲である。マイケルの生涯と重ねると、何だか心の叫びのように聞こえて、心にジンとくる、涙がホロリと来る一曲である。（また泣くのか）

うまくいかないことがあるとき、是非聴くべき一曲である。

また、マイケルのように踊りながら、ゴスペルとともに大観衆の前で歌ってみたい一曲である。（叶うのが先か、死ぬのが先か）

・「Let it Be（レット・イット・ビー）」/Beatles（ビートルズ）
「レリゴ〜〜！」ではない。「レリビ〜」である。

辛いとき迷ったとき、女神が舞い降りて、こう耳元でささやいたんだ。「自分に素直に、なるがままに生きなさい」と。自分に素直に、(力を抜いて)なるがままに生きよう。

そんな一曲である。間違っても「病んで幻聴が聞こえた」という一曲ではない。それは大変失礼である。

辛いとき、人生に迷ったとき、自分を見失いそうなとき、あなたにも女神のささやきがあらんことを。「Let it Be」。（気取るな）

生涯で一度は駅に置かれたピアノでサプライズ熱唱をして、群衆に拍手喝采をもらいたい一曲である。そして、４歳の頃、「ヤマハピアノ教室」を30分で辞めたことを永遠に後悔させる一曲である。（それはお前が悪い）

・クリスマスソング（色々）
僕は一年中クリスマスソングを聴いている変態である。クリスマスソングは僕に清らかな心を、静かな心を、ワクワクする気持ちを思い出させてくれるからだ。

特に聴くことが多い３曲を挙げておこう。
・「Silent night（サイレント・ナイト）」
・「Oh holy night（オー・ホーリー・ナイト）」
・「All I want for Christmas is you（恋人たちのクリスマス）」

これらも全てゴズペル軍団とともに、「メインボーカルで」熱唱してみたい一曲である。

いかがだったろうか。人は生きていれば、心が落ち込むとき、ネガティブになりそうなとき、辛いとき、色々ある。そんなとき深く心を支配されないために、僕にはこれらの曲が必要だ。これらのおかげで、日々穏やかな心で、悩まず、幸せに暮らせている。

別に「歌」でなくてもいいと思う。自分なりの趣味でも、映画でも、バイブルのような本でも、何でもいい。気持ちがネガティブになりそうなとき、またはなった時、それをすぐに「平常」に戻してくれる「特効薬」のようなものを持つことが重要だ。僕の場合はそれが「歌」である。ただそれだけだ。

あなたなりの「心の特効薬」持っていないなら、この機会に探してみてはいかがだろうか。あなたがツラい時、これがお役に立てれば光栄である。

それではまた。