【凡人が自伝を書いたら 99.寝耳に水、青天の霹靂】
エリアマネジャーが僕の店の営業に馴染むのには、そこまで長くの時間はかからなかった。
おじさんがいきなり営業に入り込んでくるわけだから、初めこそ、スタッフたちの間に若干の戸惑いはあったものの、そこは時間の問題で解決した。
上司は、なんだかんだで人柄も良かったので、スタッフたちが嫌がったり、モチベーションが下がったりなんてことは、少なくとも現象としては現れなかった。
初めの頃は、上司が自分の店の営業に入り込むことに、若干の抵抗はあったものの、コロナ禍でもない限り体験できない