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凡人が自伝を書いたら

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凡人が自伝を書いてみます。 興味あったら、ご覧ください。
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#新型コロナウイルス

【凡人が自伝を書いたら 106.凡人一人旅(後編)】

大学生の時に、夏目漱石の「坊っちゃん」を読んで以来、「道後温泉」には一度行ってみたいと思…

【凡人が自伝を書いたら 105.凡人一人旅(前編)】

退職から1週間。 10年続けていた仕事は、もはや「習慣」のようになっており、それがいきなり…

【凡人が自伝を書いたら 103.何が悪いと言われれば、運が悪かったんだ】

「ぶっちゃけた話、なんだかそんな風になるんじゃないかとは、思ってまたんですよね。。笑」 …

【凡人が自伝を書いたら 102.僕はそういうわけにはいかないのです。】

「おぅ、お疲れ。」 いつも通りの、ややくたびれ気味のスーツを羽織って、上司が店に顔を出し…

【凡人が自伝を書いたら 101.非常時には、「イエスマン」で堅めたい】

「まさか、店長が異動になるなんて。。」 「やっと、これからって時なのに。。」 そんなふう…

【凡人が自伝を書いたら 100.一片の悔いなし。と言えば、それは嘘になる】

長くない!? 「自伝」って言っても、「100」は長くない!? はいすいません。 あるがまま…

【凡人が自伝を書いたら 99.寝耳に水、青天の霹靂】

エリアマネジャーが僕の店の営業に馴染むのには、そこまで長くの時間はかからなかった。 おじさんがいきなり営業に入り込んでくるわけだから、初めこそ、スタッフたちの間に若干の戸惑いはあったものの、そこは時間の問題で解決した。 上司は、なんだかんだで人柄も良かったので、スタッフたちが嫌がったり、モチベーションが下がったりなんてことは、少なくとも現象としては現れなかった。 初めの頃は、上司が自分の店の営業に入り込むことに、若干の抵抗はあったものの、コロナ禍でもない限り体験できない

【凡人が自伝を書いたら 98.僕の全てをかけて】

僕の上司、エリアマネジャーはうちの店がエリアの基幹店舗であることや、家が近いこともあり、…

【凡人が自伝を書いたら 97.いつも霞みを晴らしてくれたもの】

今の状況、やるべきことはハッキリしたものの、全く迷いがないか、先に一切の曇りが無いかと言…

【凡人が自伝を書いたら 96.やむおえずに】

タバコをふかしながら、上司と2人で静かに缶コーヒーを飲んだ。 コロナ禍でこんなシーンは、…

【凡人が自伝を書いたら 95.追い詰められた人間】

地区長との会話は、僕の中では非常に有意義なものだった。 今まで、学生時代を含めて、何らか…

【凡人が自伝を書いたら 94.組織人として】

こんなことを書いていると、何だか店がゴタゴタしていそうな雰囲気を持たれるかもしれないが、…

【凡人が自伝を書いたら 93.直談判】

「え〜、お前それ、ぜっったい喧嘩するやつや〜ん。」 上司は、非常に不安げな様子で、僕が上…

【凡人が自伝を書いたら 92.正論の使い方】

利益向上のため、採算が合わない、深夜・早朝の営業を辞める。 この具申の権限は上司にしか無かったため、僕は、必要なデータをまとめ、報告を済ませた。 2、3日後、その上司が返答をもらいお店にやってきた。 いつも「売上前年比!」ばかり言っている会社だったので、普段なら、こんな意見はまず通らない。 ただ、今は状況が違う。 今は「利益」である。一円でも多くの「利益」を欲している状況だった。 僕は正直、この話は「通る」と思っていた。それはエリアマネジャーである上司も同様だった