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極める

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出来上がりは、始まる前からわかってる。

出来上がりは、始まる前からわかってる。

「何かを極めるとはどういうことか」シリーズ第4段!!
天ぷら職人の早乙女哲哉さんです

単純だからこそ、深く、深く衣をつけて油に入れるだけ。

天ぷらは極めてシンプルな料理。

そのなかで、ひとつひとつの工程をいかに深く掘り下げ、素材の風味をギリギリまで引き出すか。そこに、早乙女さんの"極める"があります。

30年間、“すしの神様”と呼ばれる小野二郎さんのお店に通っているそうです。
「自分の持っ

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自分の仕事に没頭し、更に上を目指す

自分の仕事に没頭し、更に上を目指す

「何かを極めるとはどういうことか」の旅シリーズ第3段は、
すし職人の小野二郎さんです。

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無駄が極上を生む寝かせたり、塩や酢でしめる「手当て」を施した魚のすべてがお客に出されるわけではなく、味を見て、お客さんに出せると思った魚だけをお鮨として握るのだそうです。

こうした「無駄」が、美味しい鮨を握るために欠かせないそうです。

でも、その失敗した分も、コストは同じだけかかるから

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自分の出した結果でしか、自分を語ることはできない。

自分の出した結果でしか、自分を語ることはできない。

「何かを極めるとはどういうことか」の旅シリーズ第二弾!
日本料理人・山本征治さんのお話。この方のが一番好きでした。

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料理とは、精神である料理のあらゆる事象に「なぜ?」を問い続ける山本は、「料理とは何か?」という根源的な問いと向き合ってきたそうです。

料理とは、その行為を指すのではない。食べる人のために、最もおいしい方法を考え抜くその精神にこそ、本質がある。山本さんは、そう考

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「何かを極めるとはどういうことか」を知る旅

「何かを極めるとはどういうことか」を知る旅

きっかけ去年の年末に病んで、自分の自尊心の低さに気がつき、自己肯定感を高めていかなければと思いました。

そして、私が大学一年生の頃からお世話になっているある起業家の方にお会いしたとき、「何かを極めた方がいい」とアドバイスしてくれました。

私は昔から好奇心旺盛ですが、裏を返せば何も続かない子でした。

高校生の頃はラクロス部と勉強の両立だけで精一杯でしたが、大学生になってからは自由が欲しくて体育

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