算数に強い人になろう
しゅんしゅしゅんです。
「孫社長にたたきこまれた すごい数値化仕事術」を読了。
この本では、数字は誰にとっても絶対的な事実。数字の「1」はどんなに声が大きくて偉い人が言っても、新入社員が言っても「1」なのだ。数値の前では誰だって平等だと。声が大きい人の的外れな提案や意見を通さない。正しい判断ができると言っている。この考え方にはとても共感ができる。(といっても、声が大きい人の「1」は新入社員の「1」よりも、耳が傾けられるのが、それでも実際なんだけど)
10年以上社会人やってますが、数値ってほんと大切だと思う。
数値で語らないやつは、信用されない。数値にシビアなビジネスパーソンはいつだってできる人だと思う。数値の怖さと凄さを知っている。固定概念や既成概念に流されず、フラットに影響とインパクトを見極める。
「絶対〇〇だよ」
「ほとんどが〇〇でした」
「ほぼ〇〇だろう」
「みんな〇〇やってます」
こうした数値で語らない意見が見誤りの元。
絶対、ほとんど、ほぼ、みんな…
こんな言葉は安易に使わないようにしたい。
徹底。強化。極力。可能な限り。善処。
このようないわゆるビッグワードも危険。こんな言葉が出てくると、進みは遅いし、振り返りにも力がない。
「もう少しだけ直しておいて」
「ここまでやりました」
「え?そこまでかよ」
あるあるコミュニケーションロス。信頼関係が壊れていく。
一方で、数値は威力がありすぎて、人を思考停止にすることもできる。数値で人をだますことも容易。見せ方次第で強烈な印象を残すことができる。一度数字をもとに信じ込むと、中々戻ってこれない。
数値で語る。数値を問う。この癖をつけるしかない。
自分から数値で語る、自分から数値を問う。
これを繰り返すだけで違ってくる。
そのうち数字がないことに違和感がわいてくる。
グラフの見せ方が恣意的になっていることに気づく。
数値の分母と分子がどうなっているかが気になる。
国語に強く、算数が苦手な人こそ、逃げずに意識しよう。
数値に強い人を尊敬します。
国語よりの僕にはむかつくことも多いけど、尊敬します。
では。
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