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◎エストニアの暖かい家〜地下貯蔵庫◎


「Don’t open. 
 People are working.」


思い切って彼女に尋ねてみた。

この扉の向こうには何があるの?

「Haha, it’s a cellar.」


なんと!!
地下貯蔵庫への扉だったの!

そしてこのロシア語で書かれたプレートは、
全く関係ないらしい。


「Do you wanna come with me ?」

夕食で使うジャガイモを取りに、
地下貯蔵庫へ行く彼女について行くことに。

階段を降りていくと、
そこにはたくさんの薪木が積んであった。

薪はオーダーして買い、ここに保管している。

地下貯蔵庫がある家は少なくないそうで、
薪木だけでなく、野菜や果物、ジャムやピクルスをそこで保管している。

彼女のお母さんが夏に作ったジャムがある。

エストニアの冬は寒くて、長い。

夏の間に採れた野菜や果物を加工し、瓶に詰めて保管しておくのは、
冬と共に生きてきた先人たちの知恵。

地下貯蔵庫がある家は、
エストニアでの豊かな暮らしの形なのだ。



想像以上の広さがある。
部屋が奥へ続いていく。

サイドカーが付いたバイクがあったり、
また薪木がたくさん積んであったり。



こ、これは、サウナじゃないですか!!

シャワー室、それからヴィヒタ。

その奥にサウナが!!


知ってましたか?

サウナを愛するエストニアの人たち。

家にサウナがあるなんて、驚くことじゃない。

薪ストーブにサウナ。

長い長いエストニアの冬。

家族との時間を大切に、丁寧に。
当たり前に、暖かい家で過ごす。



ルバーブとオレンジのジャムいただきました◎




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