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タイ駐在日記2:バンコク日常生活紹介。

 おはようございます。前回で「両利きの組織をつくる」のマガジンを終了しました。マガジンとマガジンの間となったので、休憩かねてオフの記事を投稿します。今回は、バンコクでの生活環境について少し紹介します。(平日はバンコク外の工場で勤務です)

◆日本人街?スクンビットエリア

 タイというと未だに発展途上国のイメージがあり、日本から家族を連れてくる際も「生活大変なのではいか」とよく心配されました。後述しますが、もちろん大変な部分はあります。しかしながら、総じて言うと、大都会バンコクは生活日本同等と言っていいほど生活はしやすいです。
 バンコクに日本人は未登録含めて10万人いると言われていますが、その中でも日本人が多く住むエリアがあります。スクンビットエリアというのがそれにあたります。(厳密にいうとスクンビット通りという大通りがあり、その中の一部のエリアのことを指しています。)BTSという鉄道があり、駅で言うとアソーク・プロンポン・トンロー・エカマイという辺りまでのことを言います。そこには、日本人向けのコンドミニアム、日本料理屋、日本食品スーパー、そして複数の日本人幼稚園などがあります。正直言って手に入らないものがないといっていいほど充実しています。たまたま私が住んでいるコンドミニアムは日本人しかいないので、そう感じているだけかもしれませんが、生活している中でここはタイなのかと錯覚してしまいます。読者の方で、もしバンコクに駐在で住むことになったら、この地域が居住の候補地になるでしょう。

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フジスーパー。多くの日本人が通うスーパーです。知らない人はまずいない。

 さらに、スクンビットエリアには多くのショッピングモールがあります。代表的なものはエムクオーティエ、エンポリアムという2つの建物が連結しているモールです。ここには、各種ブランド品、日曜品、電化製品、子供用のおもちゃ売り場などがあり、日本の百貨店と同じです。たまたま自宅も近いこともあって、遊び場代わりに毎週のように赴いております。さらにこの中にもスーパーがあり、日本食品もあり、欧米食品もあります。

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 エムクオーティエ。オシャレ百貨店です。若者が通うクラブもある。

◆デリバリーがすごい

 コロナでUberEATSなどが日本で急に普及していますが、タイはコロナ以前からデリバリーが浸透していました。タイ人は、夜飯は基本的に自分では作らないと聞いています。そのためか、UberEatsのタイ版のフードパンダというアプリが数年前からあり、ありとあらゆる店のデリバリーが受け取れるのです。なので、非常事態宣言中のデリバリーもスムーズに移行できたという感じでしたね。工場にも持ってきてくれるので、これは助かりました。

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フードパンダというサービス。いつでも頑張って運んでくれます。

◆病院は充実

 実はタイは医療立国を目指していて、東南アジアではシンガポールと並んで医療レベルはトップクラスと言われています。実際、インドから健康診断に来る人や入院するためにわざわざタイに来る人がいると聞いたことがあるくらいです。スクンビットエリアにも複数の病院がありますが、代表的なのは、サミティベート病院になります。ここは、総合病院で日本人窓口があり、通訳がいるため日本語ですべての対応をしてくれるのが助かります。また先生の中には、日本の大学に留学していたので日本語がペラペラという人もいます。いくら仕事では英語でやっているとは言え、緊急時や家族に関してはこの日本語が使えるというのは安心します。ちなみに、病院内にはスタバ、大戸屋などもあります。

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◆移動手段は軽トラック?

 ただ、道は悪いし歩道がないので少しの距離を歩くにも子連れだと、一苦労なのがタイです。また、イメージ通りバイクも多く子供を連れていると実際怖くてしょうがないです。なので、日常ではタクシーやシーローと呼ばれるものを使用します。タイといえばトゥクトゥクが有名ですが、あれば観光用で日常ではあまり使いません。その変わりシーローを超多用します。シーローとは軽トラックの荷台に屋根と小さなソファーを設置し人を乗せられるようにした改造車のことを指します。なぜシーローなのかというと、シーというのはタイ語で数字の4で、ローというのは、ロットと実際は発音しておりタイ語でタイヤを指します。4つのタイヤでシーローと呼ぶとのことです。これが便利で運転手がこのエリアのマンションやお店をほぼ覚えているので、店名やマンション名をいうだけで連れて行ってくれるという。一回150円程度です。休日は正直シーローなしでは生活できないと思うくらい活用しています。笑

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これがシーロー運転手と顔見知りになります。

◆やっぱり、日本はいいなと感じる

 もちろんバンコク生活は非常に充実させてもらっていますが、上述のように道が悪かったり、道端にごみが落ちて不衛生であったり、野良犬がその辺をウロチョロしていたり、シャワーの圧力が低かったり。。昔よりだいぶ良くなったとは聞きますが、まだまだ改善すべき点があるなと感じます。そして、日本の良さにも改めて気が付くことができます。やっぱり、道や街はきれいだし、温泉にいきたくなりますし、故郷の長野のきれいな空気を吸いたいなと思います。それと、LINEビデオ等で顔見せられるだけましですが、子供を親に会わせたいと思うこともあります。でも、コロナの影響で、一時帰国は当分できないですね。下手したら本帰国まで帰れないでしょう。。

 とはいえ、もう2年半も駐在して大切なタイ人の仲間が周りにいるので引き続き異国の地で頑張っていきたいと思っているところです。

◆今後の投稿;

 今日はつれづれなるまま書かせていただきました。次回タイ駐在日記では、自分の記録も兼ねてタイ国内旅行記録あたりを書きたいと思います。

 そして、明日からアドラー心理学の解説のマガジンを開始していきます。“もしもアドラーが上司だったら”に沿って解説していきますが、シチュエーションを工場に変えて自分の体験を踏まえてものがたりを記載していきます。このマガジンは、“ビジョナリーカンパニー”や“両利きの組織をつくる”と比べ、より身近に感じられるものになっていくのではないかなと思っています。ぜひスキ、フォローいただければ幸いです。

なお、下記の固定記事に、このnoteのコンセプト、これまでのマガジン、そして今後の予定を入れています。ぜひ覗いてみてください。

また休憩がてらに番外編のマガジンも2つあります。こちらも是非💁‍♂️



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