不登校の子どもたちの声が届かない現実
1.不登校の現状
令和5年10月に文部科学省が発表した、令和4年度の調査結果では、不登校の児童数は、ここ10年連続で増加し、過去最高の299,048人になりました。※この調査で不登校とは、何らかの心理的、情緒的、身体的、あるいは社会的要因・背景により児童生徒が登校しない、あるいはしたくともできない状況にある者としています。その数は学年が上がるにつれて多くなる傾向にあります。
このうち欠席日数が90日以上の子どもの割合は、小学校で44.6%、中学生で61.2%だそうです。不