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第二次安倍政権を総括する~The Japan Times紙記事について議論する: 9/26(土)& 10/1(木)【朝英語の会京阪神@オンライン】

9/26(土)10:00~& 10/1(木) 20:00~「朝英語の会京阪神@オンライン~The Japan Times紙記事について議論する」は安倍元総理の辞任と菅内閣の展望について英語で議論します。この7年8カ月の日本の政治の軌跡とは何だったのでしょうか。

日本の憲政史上における首相在任期間最長記録を更新後、病気により辞任した安倍元首相。日本でも海外でもその評価は様々です。外交政策やアベノミクスを評価する向きもあるものの、実質賃金は近年低下を続けており、公文書の破棄や政府人事の透明性、国粋主義的な思想を推進する団体との親密な関係、コロナ対策の遅れなど、多くの課題を残したまま安倍氏晋三氏は首相の地位を去ることになりました。新しく菅政権が発足しましたが、多くの識者がこの7年8カ月の日本の政治の総括を始めています。

Let's discuss Shinzo Abe's resignation

この記事を使うワークショップは以下のとおりです。

【オンライン開催】朝英語の会@京阪神~The Japan Times 紙記事について議論する~第24回

2020年9月26日(土) 10:00~11:30

2020年10月1日(木) 20:00~21:30

関係記事はたくさんあるのですが、まずはNHKの記事により第二次安倍政権の歴史を振り返りましょう。

安倍政権のあゆみ

安倍政権の政策の柱と言われたのが「アベノミクス」に代表される経済政策です。この政策の手法は大幅な金融緩和や減税により市場経済を活性化する、そしてその成果が富裕層だけでなく「トリクル・ダウン(雨だれ)」の原理により、やがて所得の低い層にも行きわたるようになる、という典型的な新自由主義の理論です。

安倍政権下の政策減税 6割が巨大企業に 13年度以降3兆8千億円 優遇くっきり

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