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感情の種類

喜怒哀楽。

日本語では四字熟語で喜怒哀楽という言葉がある。
喜び、怒り、悲しみ、楽しみ。
ざっくり4種類の感情があるとされている。

今回は私自身がメンタルを壊してから、
自分の心と向きあう中で感じたこととか気付いたことを書いていこうと思う。

結論から言うと、
感情をはとても複雑なもので極端に嬉しい、悲しい、辛い、楽しい、ムカつく、とかのシンプルに選別できる物ではなく、
極めて曖昧でグラデーションのようなものであると思ったということ。

このように感じ始めたきっかけとしては、
私自身メンタルを壊してから自分の心と丁寧に向き合ってからだ。

ちなみに自分の心と向き合うということは、
凄く自分の心にかなり繊細になって、
日常の様々なシーンの中で自分自身が何に嬉しいと感じているのか、
何に快を感じて不快に感じているのか、ということに対して、
自分自身にどんな小さなことでも嘘を付かないことだと私は思っている。

嬉しくないのに嬉しいフリをしたり、
嫌だなと感じているのに嫌だと感じていないフリをしたりせずに、
ちゃんと素直になること。
自分と向き合う時には自分の感情を絶対に誤魔化さない。

毎日自分の心と今まで以上に繊細に向き合っていく中で、
感情というものは、
何種類とかというレベルではなくて数え切れないくらい無数にあるなーと思い始めてきて。

例えば人間関係においての好き嫌いにおいても、
シンプルに好き、嫌いではなくて。
この人のことはめっちゃ好きだけど、別の姿を見た時にちょっと嫌だなと感じたり、
この人嫌いだったけども、この人のこういうところは好きだな、とかだったり。
その人と関わる時間が長くなったり、
その人と今いるコミュニティ以外のコミュニティに一緒に入った時にみる姿で、
その人に対しての見え方は変わってくる。
それと同時にその人に対して抱く自分の気持ちも変わってくる。
色で表すと、この前まで青色だったのにちょっと赤色が混じってきて、紫色になり始めたな、とか。

また、時代とともに抱く感情も違ってくるとも思う。
例えば、初めてガラケーを手にした時と初めていiPhoneを手にした時の気持ちや感動も人それぞれだと思うが筆者は微妙に違うと考える。

便利なものを手にして感動をするという部分においては、共通していると思うが機能も違うわけだから手にした時に無意識に感じることも発する言葉も変わるだろう。

これからの時代もメタバースやAIなど発展していくと言われている中で、
それらのものが初めて身近なものになったときは、今まで味わったことのない感情を味わうことになるだろう。

また、幼少期の頃と大人になってから考えていることや無意識に意識していることは誰しもが変化しているし、同じであることはない。

こんな風に私自身は人が日々抱く感情は数え切れないほど無数にあるものだと思っているし、時代や自身の取り巻く環境によって微妙に変化していくものであると思っている。
根本的なものは同じだが。

このことからさらに何が言えるかというと、
自分も含めて人間の感情なんて一瞬でコロコロ変わっていくからこそ、
今感じているどんな感情でもしっかり自分で味わうということ。
そしてさまざまな経験を経て出会う新しい感情にどれだけ出会えるかが、
人生の醍醐味であり、豊かさや幸福度につながることだと筆者は思っている。


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