「宙吊り」の可能性
摂食障害真っ盛りの頃の私は、食べたもの、体重、体脂肪を毎日記録し、感じたことをとにかく手帳やスケッチブックに書き込んでいた。
当時の私は、書かないと忘れてしまう、なかったことになってしまうということにひどく怯え、自分が生きているという証をできる限り残した。当時のブログのタイトルも「証」だったはずだ。
「消えてしまいたい」、「物体として存在したくない」と思い、極限まで身体を軽くしようとしているくせに、「ここにいる」、「生きている」ということを叫び続けていた。
今はどうかというと