より良い未来のために真っ先にやるべきことは【自己責任】という言葉の廃止
☆「自己責任」いつから?
私の調べでは、日本で最初に「自己責任」という語が辞書に登場したのは2008年1月11日に改訂された『広辞苑』の第6版である。
「自己責任」の語を私達が日常的に使い始めたのは最近になってから。
重要なので、ぜひ心に留めておいてほしい。
☆より良い未来を実現する3つのレベル
あなたに何か達成したい目標がある場合
1 個人でやるべきこと
2 地域社会でやるべきこと
3 国や自治体など行政がやるべきこと
の3レベルで考えると良い。
あまり好きな言葉ではなくなったが「自助・共助・公助」である。
例えば「貧困や飢餓の克服」なら
🌹投資・保険・副業…1
🌹子ども食堂…2
となる。
これはこれで重要でないとは言わない。
しかしこれら、特に1については多くの人が語っているのでこの記事では、あまり言及されない3の話をしたい。
☆公権力の力は絶大!
極端な話、仮に最低賃金が1500円になったら、最低賃金のバイトや派遣で働いている人の年収は一気に1.5倍以上になる。
買い物で1%のポイント付与を重視する人はとても多い。
5%還元クーポンをGetできたら小躍りしてしまう。
しかし、消費税が廃止されれば毎日が10%大還元祭だ。
そこまでいかなくても、あなたがコツコツ取り組んでいる投資・保険・副業は法律や税制の変更によって状況はすぐに良くも悪くもなる。
そういうわけで、より良い未来を実現したければ実は日本社会そのものを変える必要がある。
あなただけが変わろうとしても限界があるのだ。
他の例としてジェンダー平等の話をするなら、カルトに支配されてまともな性教育すらさせない政府の下で、どんなに個人や地域社会が努力したところで達成できるわけがないのである。
☆「自己責任」は今すぐ廃止!
諸外国のように大学も病院も無料で奨学金は返さなくてよい国であれば、あなたは今頃きっと貧困ではないし、結婚したい人は結婚して家族を持てているだろう。
あなたがもし悲惨な状況下にいても、それは決してあなたのせいではない。
より良い未来のために真っ先にやるべきこと、それは【自己責任】という言葉の即時廃止である。
ただし
🙆♀️「より良い国に変える」意識と行動!
🙆♀️ダメなものはダメと声を上げる!
🙆♀️選挙に行く等の政治参画をする!
など「不断の努力」はもちろん必要だ。
分断の罠に陥り、弱い者が更に弱い者を叩くのはもういい加減にしよう。
団結して、強者に合法的に今こそ対峙しよう。
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