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ピアサポート活動であなたの学校や職場をハートフルに💕|傾聴スキルを大公開!

☆ピア・サポート活動

ピア・サポート、という言葉を聞いたことはありますか?

もしあなたの学校や職場で既にピア・サポート活動に取り組んでいるなら、かなり先進的な学校や職場だと思ってよいと思います。

ピア(peer)とは仲間。ピア・サポートとは「同じ立場の人による支援」といった意味で用いられる言葉です。

簡単に言えば、生徒同士あるいは従業員同士などで悩みを聴き合って問題を解決していこうとする取り組みです。要するに、誰もが傾聴・カウンセリングのスキルを身につけて、学校・職場・家庭、ひいては街や国ごとハートフルでピースフルにしようという活動です。

私は、とある専門機関でカウンセリングを修得しております。その経験を活かしてこの記事から始まる本シリーズでは、カウンセリング・傾聴スキル等について解説していきます。あなたもぜひ、ハートフルな社会を実現する役割を担ってみてください!

…といってもそんなに難しいことではなく、聴き上手になって異性からも同性からもモテモテになろうくらいのノリで大丈夫です😝💕

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☆🌸🍃桜風ひよこ🐣先生

本題に入る前にこの記事を書こうとしたきっかけについて触れます。とても現役中学生(4月からは高校生🧡)とは思えない深いい記事を連発しているスーパー神童noter🌸🍃桜風ひよこ🐣先生が、次のような記事を書いています。ぜひご覧ください。

上の記事は「悩みがある方」に向けたもので、下の記事は「友達から悩み相談をされた方」向けに書かれた内容です。

🌸友人=あなたの一部!友人の悩みはあなたの悩み!

🐣だから悩み相談されたら決してスルーしたり軽く流したりしてはいけない!

ということが、具体的かつ説得的に書かれています。相変わらずすばらしいです✨

ですから、まずは🌸🍃桜風ひよこ🐣先生の記事で心構えをしっかり学んでいただいて、この記事(シリーズ)ではそれを前提にして具体的な手法を学べるというような位置づけとお考えください。

にわとり親子

☆司法書士研修での想い出

またまた本題の前に、コペルくんの体験談をお聴きください🙇

コペルくんが司法書士試験に合格したばかりの頃、ある県の司法書士会の新人研修で、成年後見をテーマにした研修がありました。その中でグループワークをやりました。

コペルくんは、親が認知症っぽくなってきて、親の持ち物を売却したいと考えた相談者の役です。後見人になりたいと考えて司法書士(役を務める同期)数人に相談に行きます。

ところが、「後見人というのは一時だけのことではなく、ずっと本人に代わって財産管理をするということだから、今回のように、持ち物の売却には興味があるが、その後ずっと財産を管理し続けることに消極的なのであれば、今回のケースでは辞めておいたほうがいい」と言われるわけです。

…このアドバイス自体は法律家としてとても正しいものだと思います。しかし、あんまり成年後見に詳しくない素人が、勇気を出して法律相談に行って、こうしたいんですと申し出てみたら、初対面の司法書士とかいうよくわからない人種の人から数人がかりで自分の考えを真っ向から否定されるわけです。

研修のロールプレイングで、新人とはいえ専門知識のあるコペルくんですらとても悲しい嫌な気持ちになったのです。

もしこれが一般の相談者の方であったなら、二度と司法書士なんかに相談するものか、そう思ってしまっても不思議はないと思います。ですから、こんなことをここに書くのは同期に申し訳ないですが、グループワークにおける司法書士役は失格と言わざるを得ないのです。

同じようなことは、あらゆる業界で起きているのではないでしょうか。職業人としてだけでなく、子の相談に乗る親だって同じです。二度と親なんかに相談しない、と思われてしまうような対応していませんか?自信を持って「ウチは大丈夫」と言い切れますか?

ですから、法律家や教師など対人援助職の専門家だけでなく、すべての大人、すべての子ども、あらゆる人が傾聴トレーニングを積むべきなのです。そうすることで、必ず世の中を良くできる、ハートフルでピースフルになると私は信じています。

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☆モテたければ聴き上手になろう!

傾聴とは、簡単に言えば、相手の話をじっくり聴くことです。

ところで一つ質問です。

🌸あなたは、自分が話すのと人の話を聴くのとどちらが好きですか?

たいていの方は、自分がしゃべるのは好きでも、人の話を聴くのは嫌いです(笑)

そんなことない、と思ったそこのあなた、今からあなたの大切な人(ご家族、彼氏さん、友人など)の話を、絶対に途中で遮って自分の話をすることなく、10分間聴き続けてみてください。

たぶん相当疲れます💦ついつい自分の話をして相手の話を遮りたくなってしまった方も多いことと思います。

※余談ですが、だからYouTube動画やnoteの音声投稿などはできれば5分以下、長くても10分以下のほうがよく視聴してもらえます。

逆もまた真なりで、人は、自分の話をじっくり聴いてもらえると、すごく安心するというか、満ち足りた気持ちになるのです。

それも、適度な相槌、ずっとこっちを見てくれる、適度に良い質問がくる…等があればなおよいです。

カウンセリングは上記のメカニズムを応用して、話し手に元気になってもらい、自己解決力を高めてもらう営みということもできます。傾聴のテクニックを学べばあらゆる業種で役に立つでしょうし、日常生活にも役立ちます。

傾聴できる人は異性にも同性にもモテ…るかどうかは保証できないですが、少なくとも傾聴できない人は異性にも同性にもモテないとは断言できると思います。数学的に言えば、傾聴できることはモテるための十分条件ではないけれども必要条件ではあるということです。

🐣<併せて読みたい!>🐣

※必要条件と十分条件の違いを、櫻坂46と森田ひかるさんの例などでわかりやすく解説!

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☆5つの傾聴スキル

傾聴には5つの基本的な技法があります。
私はこれを「(狭義の)傾聴スキル」と呼んでおります。
この記事では全部やってると長くなりますので、最初の2つ

🌸受容
🐣質問

に絞ってご説明いたしましょう。

☆受容とは

その前に一言。

「傾聴スキル」という言葉が独り歩きしてしまうと、「技術として」話を聴いている風に見せているような誤解を与えてしまうので、そうではないということを強調しておきます。

傾聴・カウンセリングには、大前提として相手を承認することが必要です。

相手を承認するには、まず相手の話を興味・関心をもって聴き、たとえ理屈に合わない点があったとしても無碍(むげ)に否定しないで、相手の存在・世界観を丸ごと受け容れることが必要です。(もちろん相手の言うことすべてに心の底から同意する必要はないのですが、そういう考え方をしている相手の存在自体は認めてあげてください。)

これが1つめの傾聴スキル「受容」です。

「傾聴スキル」という言葉で呼びますが、単なる技術ではありません。言わば「真心」を形で表そうとしたものなのです。

…と書くと偉そうですが、要するにひよこ先生🐣の記事に書かれている、「スルーしないで真摯に向き合おう」というのが「受容」です。

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☆質問力をつける

それでは2つめ、「質問」を取り上げます。

聴き手には、優れた質問者であることが求められます。聴き手がどのような問いを発するのかは、相談や会話の方向性を決定づける重要な要素になります。

実は、質問の仕方にもコツがあります。質問には2種類あって、話の弾む質問とそうでない質問があるのです。

例えば、

🌸「もう宿題やったの?」と親に聞かれて腹が立った経験ってないですか?

なぜ腹が立つのか。

これは実は、イエスかノーのいずれかでしか答えられない、「閉じられた質問(closed question)」だからなのです。話し手に選択の余地がないので、腹立たしく感じるのです。この聞き方をされてしまうと、たとえどのような事情があったとしてもノーとしか答えようがないので非常にストレスフルになります。

ではこれを「開かれた質問(opened question)」にしてみましょう。例えばこんな感じです。

🍎「今日はどんな宿題が出たの?」

🍎「最近宿題(勉強)の調子はどう?」

だいぶ印象が変わったでしょう。これらはイエスやノーでは答えられない質問ですから、話し手が好きなことを喋れます。腹が立つことなく気持ちよく話すことができるというわけです。

このように、相手に興味を持ち、開かれた良い質問を投げかけて相手に気持ちよく喋ってもらう。これが会話を途切れさせず良い関係を築くコツです。

もちろん、常に開かれた質問のほうが優れていて、閉じられた質問は絶対にしてはいけない、ということではありません。場合によっては閉じられた質問のほうが有効なこともあります。あまり積極的に話すタイプの子でない場合などは、開かれた質問だとかえって喋りにくいということもあります。

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☆「なぜ?」「どうして?」は要注意

私は、極力「なぜ?」「どうして?」という質問はしないようにしています。

確かに形式的には開かれた質問です。しかし、「なぜ?」「どうして?」には副作用があります。使い方によっては、相手を非難している感じになってしまうのです。

例えば恋愛トークで、

✅(×)「なんで〇〇くんが好きなの?」
 
と聞かれるよりも

🍎(〇)「〇〇くんのどういうところが好きなの?」

🍎(〇)「どういうきっかけで〇〇くんが好きになったの?」

と聞かれたほうが、気分よく答えられるのではないでしょうか。(もちろん状況や関係性にもよります。)

日常会話、特に教師・親・上司・先輩のような立場が上の方は、なるべく「なぜ?」「どうして?」は使わずに言い換えてみてください。

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☆まとめ

🌸生徒同士あるいは従業員同士などで悩みを聴き合って問題を解決していこうとする取り組みを「ピア・サポート活動」という。

🍃桜風ひよこ先生が深いい記事を連発しているのでぜひ読んでください。

🐣法律家や教師など対人援助職の専門家だけでなく、すべての大人、すべての子ども、あらゆる人が傾聴トレーニングを積むべきである。

🌸傾聴できることは異性や同性からモテモテになるための十分条件ではないけれども必要条件ではある。

🍃相手に興味を持ち、開かれた良い質問(opened question)を投げかけて相手に気持ちよく喋ってもらうと会話を途切れさせず良い関係を築くことができる。

🐣日常会話、特に教師・親・上司・先輩のような立場が上の方は、なるべく「なぜ?」「どうして?」は使わずに言い換えてみると良い。


いかがだったしょうか。ひよこ先生🐣の記事にあるように、友人の悩みを自分のことのように受けとめることができるピア・サポーターになって、まずはあなたの身の回りを、ひいては社会全体をハートフルでピースフルにできたらステキなことだと思います。

この記事が好評を博したら、ぜひ続篇で3つめ以降のスキルもご紹介したいと思います。今後もがんばって有益な情報を書いていきますので励ましのスキ・コメント・フォロー・サポート・おススメ・記事の拡散などしていただけますとめっちゃ嬉しいです。フォローは100%返します。

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最後までお読みいただき真にありがとうございました。次回以降もお楽しみに。またねー!💕

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🐣<併せて読みたい!>🐣

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🐣<参考文献>🐣


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※傾聴・カウンセリングスキルを身につければ、人を応援するスキルも上がります!💕


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