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山本太郎|木村英子|ゆたぼん|石川優実|著名人の実例に学ぶアンチ対処法

※タイトル上は字数の都合により敬称を省略しました🙇‍♀️


SNS活動におけるアンチや誹謗中傷への対処法について、私の実体験や著名人がやられている方策などの事例に基づいて述べてみます。

結論を先に書いておきます。

アンチ対処法 ※アンチがいてもあなたの側に悪い部分や原因は何もない!
✅ベストな方法…無視する・通報する
✅私の方法…通報に加えてコメント削除&ブロック
✅ベターな方法…弁護士に裁判を依頼
✅やってもよいがおススメはしない…反論する


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☆議論してわかり合える人は最初からクソリプしてこない

私の場合、なまじっか法律の知識があるもので、言われっ放しだと論破されたみたいになって嫌だからとついつい反論したくなってしまいます。

しかし私の経験では、反論したところで相手がそれを理解して納得することは極めてマレです。

論理的な反論を読んで納得できる人は、そもそも最初からクソリプを送ってきません。noteやTwitterなどにおいて、議論してわかり合おうなどとは思わないほうがいいです。99.99%徒労に終わります。そのエネルギーはファンの方との交流にとっておくほうがはるかに生産的です。

この点、ひな姫先生の記事がとても参考になります。


これによれば、アンチは何かあなたに原因・悪い部分があるから発生するわけではまったくありません。あなたがどんなに良いことを言ったりやったりしても、一定程度のアンチは残念ながら必ず存在します。

このことを、まずはしっかり認識してください。繰り返しますが、誹謗中傷を受けた側には何も反省するべきところはありません。

アンチに理屈なんかありません。ですから、どんなに正しく反論しても、「我ながらなんて完璧な反論なんだ!」と自画自賛したり、ファンの方が私の反論文を見て称賛してくれたりなどの効果はありますが、「アンチへの対処」という観点からはあまり効果は期待できません。

余談になりますが、YouTubeの低評価ボタンを最も押すのは日本人だという説があります。各種サービスに対するアンケート評価(5段階)で、欧米では5が最も多いのに対して日本では3や4が多くなりがちだという研究もあるようです。

真偽のほどはともかく、「そうかもしれない」と思わざるを得ないこと自体が問題です。日本人はアンチになりやすい、人を妬んだり叩いたりするのが好きな国民性なのかもしれません。

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☆山本太郎代表と木村英子議員の事例

重度の障害を持ちながら精力的に活動、車いすユーザーに対応した新幹線車両の導入など、短期間で多くの成果をあげてきたれいわ新選組・木村英子議員。彼女がコロナに感染し入院した際、もうこの世の汚物をすべて煮詰めたような、最低最悪な罵詈雑言がヤフコメやれいわ公式サイト、木村英子議員のツイートなどにたくさん寄せられました。

アンチコメントに関して山本太郎代表が語っている動画があります。(19分41秒)


山本太郎代表の発言要旨を私なりにまとめてみると、
✅アンチは「暇でかわいそうでお疲れ様な人たち」である。
(ひな姫先生も同趣旨のことを仰っています)
✅そのため、アンチにとっての最大のダメージは、「無視されること」「何も反応がないこと」である。

これはとても参考になる教えだと思います。反論したり、アンチを気にして発言を控えたり、ましてやSNS自体を辞めてしまったりすることは、アンチを喜ばせることになってしまいます。

そもそもクソリプは全文読む必要すらありません。あ、これクソリプだ、と判断したら、読むことすらせず粛々とコメントを削除(Twitterなら「返信を非表示」)し、ブロックして通報してください。何もリアクションせず粛々と対処してください。向こうは時間かけて書いた文章でも2秒で跡形もなく消せます。

⚠️私はコメント削除&ブロック派ですが、ひな姫先生はこれらリアクションをとること自体が相手を刺激し喜ばせることになるからおススメしないと仰っています。スクショして運営に投げるのが最も良いそうです。

⚠️誹謗中傷のスクショを撮っておくことについて…裁判でアンチと闘う(※後述)のであれば証拠の確保が必要ですし、裁判まではしなくても話のネタになるかもしれません。スクショしておかないと、相手が自らコメント(クソリプ)を消してしまう可能性もあります。ただし裁判する可能性がゼロで、スクショを見て思い出すだけでも傷ついてしまうような場合は、スクショなどしないでサッサと消したほうがよいと思います。

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☆ゆたぼんさんの事例

不登校YouTuberとして人気を博するゆたぼんさん(とそのお父さん)に対してもかなり誹謗中傷があります。小学生(この春から中学生)の男の子に対していい歳の大人(かどうかわかりませんが)が匿名アカウントで寄ってたかって誹謗中傷している様を見るとつくづく日本が嫌になります。

先日私はゆたぼんさんを取り上げた記事を書きました。


noteでは1つか2つ程度のクソリプしか確認できていませんが(秒で削除済み😝)、Twitterのほうで100くらい?たくさんのクソリプと少数ながらクソDMをいただきました。

反論と呼べるような代物ではなく、クソリプです。私を唸らせるような論理的な反論はほとんど…というかまったくありません。(そもそも140字では語れないからこそわざわざnoteで記事にしています。)

「誹謗中傷はやめよう」という趣旨の記事に対してクソリプしてくるんだから〇〇につける薬はなく救いようがありません。こんな無名アカウントの私ですらこの有様ですから、当事者であるゆたぼんさんとそのご家族のご心痛は察するに余りあります。

ですがこの記事は、おかげ様で公開から1週間で1.1万PVを突破するほど注目されています。ゆたぼんパパもリツイートしてくれてフォロバしてくれました✨


…話が逸れてますね💦ゆたぼんさんのアンチ対処法の話です。

ゆたぼんさんは弁護士に誹謗中傷対策を依頼しており、次々とIPアドレスや住所・氏名の開示、慰謝料の請求をしています。こちらの動画は、弁護士により特定された誹謗中傷の加害者からの謝罪の手紙を読む動画(6分24秒)と、直接電話で話す動画(12分32秒)です。必見です。


内容については上に貼った記事に書いてありますので割愛します。道徳の授業とかで見せれば誹謗中傷してしまう人をかなり減らせそうです。

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☆ひな姫先生の事例

サークル「note大学」オーナーひな姫先生のプロフィール記事には、誹謗中傷対策として顧問弁護士をつけていることが明記されています。

未成年でフツーの女子大生であるひな姫先生が、noteを楽しむために弁護士と顧問契約を結ぶ必要がある社会ってどうなのよ💢…とは思いますが、ひな姫先生はむしろ淡々と依頼されているようです。詳細はこちらに詳しく説明がされています。


コぺルくんは(元)司法書士なのでわかりますが、スクショなどの証拠さえあれば「誹謗中傷があった事実」自体の証明は簡単ですから、この手の裁判は基本的には必ず勝てます。

というか、一般人からしてみれば、匿名アカウントで誹謗中傷していたのに住所も氏名もバレて、裁判所から訴状が届いたり弁護士から連絡が入ったりした時点で相当ビビります💦判決を取るまでもなく平謝りしてくる相手がほとんどでしょう。上記のゆたぼんさんの動画でもそうでしたね。

一般の方にとっては裁判と聞くと敷居が高く感じると思いますが、必要な手続きは弁護士が全部やってくれます。(事案にもよりますが)あなた自身は裁判所に行く必要は基本的にはありません。良い弁護士を見つけて依頼するという最初のハードルさえ超えてしまえば、むしろアンチコメントをイチイチ気に病むよりもずっと楽になれると思います。

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☆石川優実さんの事例

ここまで述べてきたように、アンチに対しては無視するか裁判するかの二者択一が最も良いと思います。

⚠️あまりにも酷い場合は警察に相談したほうがよいこともありますが、それも含めて弁護士さんがアドバイスしてくれるので、ますは弁護士さんに相談してください。

最後に、ちょっと変わった対処法をご紹介しておきます。

石川優実さんは今さら私が紹介するまでもない著名なフェミニストの方です。2019年には英BBCが選ぶ「世界の人々に影響を与えた100人の女性」に選出されました。

一般に、日本ではフェミニストの女性アカウントにはめっちゃたくさんのクソリプがつくことが多く、実際に多くの方が夥(おびただ)しい誹謗中傷によりTwitterを鍵垢にしたり、SNS自体の撤退を余儀なくされたりしています。ジェンダー・ギャップ指数120位の実力は伊達ではありません(皮肉です💢)。

(参考)2019年1月21日付、竹下郁子さんの記事


石川優実さんは、クソリプへの反論を徹底的に行い、クソリプと自身の反論をまとめた著書も出しています。

※この本の内容まとめ&感想記事がこちら(少々古い記事で恐縮です)


最近の石川優実さんは、一日の終わりにその日に来たクソリプのスクショをまとめて晒す「今日の嫌がらせ」という一連のツイートをするのが恒例となっています。

Twitterのブロック機能を使って無視する、という選択肢もあるのにどうして石川優実さんはクソリプに返信し続けるのか、その理由はこの書籍やこちらのインタビューに書かれているのでご興味があればお読みください。


ただしこれは、元グラビアアイドルで、現在も顔と名前を出してアクティビストとして活動されている石川優実さんだからできることであって、フツーにSNSを楽しみたい一般の方にはあまりおススメはしません。こういう闘い方もあるという参考に留めるのがよいと思います。

⚠️なお、Amazonのレビュー等にまで誹謗中傷が殺到している惨状ですが、公表された著作物は引用して利用することができるので石川優実さんや出版社の行為には何も問題はありません(著作権法32条1項)。っていうか、全世界にクソリプを発信して誹謗中傷しておいて今さら本に載った程度でガタガタ騒ぐな💢

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☆最後に言いたいこと

結論を再掲しておきます。

アンチ対処法 ※アンチがいてもあなたの側に悪い部分や原因は何もない!
✅ベストな方法…無視する・通報する
✅私の方法…通報に加えてコメント削除&ブロック
✅ベターな方法…弁護士に裁判を依頼
✅やってもよいがおススメはしない…反論する


この記事を書いたきっかけは、note大学のほぼ同期(厳密には先輩)でStudy部の副部長を務めてくれているゆずちゃんのこちらの記事を読んだことです。


ゆずちゃんは戻ってきてくれたから結果オーライかもしれませんが、世の中には誹謗中傷が原因でSNSを辞めてしまったり、最悪なケースでは自ら命を絶たれてしまう方もたくさんいます。前者は表現の自由の重大な侵害ですし、後者は人権どころか命そのものが脅かされています。

⚠️誹謗中傷やヘイトには「表現の自由」の保障は及びません。他者の人権を侵害する言動は憲法自身に明記された「公共の福祉」により制限されます。何でもかんでも言ってよい自由は認められていません。民事の損害賠償だけでは済まず、名誉棄損罪、信用毀損罪、威力業務妨害罪などの犯罪に該当すれば逮捕される場合もあります。匿名のネット上でも発信者はバレます。


最後に皆さんにぜひ、お示ししておきたいイラストがあります。こちらです。

クソリプに負けないために

あなたを誹謗中傷するヤツの200倍、反応はないけれども物言わぬあなたのファンは実はいます。そして、アンチコメントの数が多くても実際のアンチの数はファンに比べればごく少数です。ぜひ、アンチの言うことなど意に介さず、良い人たちと繋がって、noteなど各種SNSなどを楽しんでほしいと思います。

あなたの記事や存在は、気づかぬうちにきっと誰かの背中を押しています。そのことで「あなたに背中を押された誰か」はアンチを克服しnoteを続けることができて、その誰かはまた別の誰かの背中を押すでしょう。

アンチに負けず、ステキな「背中を押すリレー」を紡いでいきましょう。


最後までお読みいただき、真にありがとうございました🙇‍♀️今後もがんばりますので励ましのスキ・コメント・フォロー・サポート・おススメ・記事の拡散などしていただけますとめっちゃ嬉しいです。フォローは100%返します。今後とも有益な情報発信に努めますので応援よろしくお願いします🙇‍♀️

この記事が、皆さまのnoteや他のSNS活動の充実に少しでも役に立ったなら存外の喜びです。またねー!💕


🌸🍃この記事の執筆者、note Partnerは、コペル&アヤでした🐣

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We love note💕 Stop smears!

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☆付録

ごくごく少数ですが、ゆたぼんさんの記事に関して、必ずしもクソリプとまでは言えないご質問もいただきました。一つだけ取り上げることとし、この場を借りて回答致します。

✅<いただいたご質問>

記事を拝読させて頂きました!
内容も理解しやすく、素晴らしいと思いました!

しかし、一点だけ疑問といたしまして、記事内の『やむを得ず不登校になった人物を誹謗中傷して、その人が無理やり学校に行って自殺でもしたらどう責任を取るおつもりなのでしょうか。』の『やむを得ず不登校になった人物』にあなた様の解釈で、ゆたぽんさんは含まれるのですか?

ゆたぽんさんの動画内での発言などを踏まえると、『やむを得ず不登校』ではなく、『自らが望んで不登校』と個人的には感じてしまいます。
やはり、ゆたぽんさんと一般的な不登校と呼称される生徒さんを、各個人それぞれが置かれている学校等での環境を考慮せずに、一括りに「不登校」とまとめて記載するのは私の上記のような誤解?疑問?が生じてしまうと考えているのですが、執筆者様は如何お考えですか?

🐣<コぺル&アヤの回答>

ご質問をありがとうございます。
ご質問に対する回答はイエスです。ゆたぼんさんを想定して「やむを得ず不登校になった人物」と表現しています。

というよりも、私は「やむを得ず不登校」と「自らが望んで不登校」を峻別することは困難でありかつ無意味であると考えます。

児童・生徒が不登校に至る原因や背景はさまざまで、上記のように二分できるものではなくグラデーション状です。それを無理に峻別しようとすれば、いきおいその判断は恣意的で非合理なものになりますし、まして、前者の不登校なら認めるが後者の不登校は認めないという扱いそのものにも合理的な理由、法令上の根拠は何もありません。

もっと言うならば、このような峻別をしようとする動機が生じている時点で、既に「本来は学校に行くことが望ましい」という価値観の押しつけがあることにご留意ください。

話が不登校から離れますが、「ある規範」だけを正しいものと見做し、そこから外れるマイノリティの存在を認めず排除しよう、無理やり「規範」を強制しようとする姿勢こそがあらゆる差別・人権侵害の根本原因であると私は考えます。記事の冒頭に挙げた「同性婚」「選択的夫婦別姓」を認めないこと、「眞子さまと小室圭さんへのバッシング」などの例を想起してください。

私は教育の場は「学校」でも「家庭」でも「フリースクール」でも何でもよいと考えており、日本における現行の法令もそのように解釈・運用されておりますので、そもそも「やむを得ず不登校」と「自らが望んで不登校」を峻別しようという発想自体が起こらないものであります。

記事でもお示しした文科省の説明でも、不登校の理由自体は問題にされていません。不登校については「本人に学校に行く意思がない場合」の1つのみです。

つまり、ゆたぼんさんの不登校を認めまいとする考え方は、全国すべての不登校の子を無理やり学校にしょっ引こうとすることにつながります。それは最も「教育」から遠い振る舞いになると考えます。

以上の回答でよろしいでしょうか。


※実際に送った回答を加筆・修正したものです。ちなみにこの方からは何も返事をいただけてません。ヒト様の登校の有無を気にするより、「お忙しいところ丁寧にご回答いただき真にありがとうございました」くらいのことが言える大人になることのほうがよっぽど大事であると皮肉でなく思いますので問題提起と致します。


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⚠️note大学の講義では誹謗中傷対策も扱われていますが、この記事は私個人の体験に基づく見解を記したものであり、事例として挙げた著名人各位やnote大学の見解を示すものではありません。


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