見出し画像

政治とエダノンと野党共闘と連立方程式に関する一考察

☆ご無沙汰のご挨拶🙇‍♀️

おはようございます☀
11/14(日)、この部分を執筆しているのはまだ日が昇っていない午前4時前くらいです。

選挙について何か発信しなきゃ…と思いつつ(つぶやき以外は)何も記事が書けないまま2週間が経ってしまいました。選挙を終えて、皆さまにおかれましてはいかがお過ごしだったでしょうか。

選挙が終わり、Twitter界ではTwitter自体の引退やしばらくの休止を宣言する政治アカウントの方も少なくないようです。
私に関して言えば、最初は気持ちの整理に少し時間がかかりましたが、文化の日くらいからは情報収集と分析を進めて参ったつもりです。

これまでは選挙後すぐに振り返り記事をお示しできていましたが、今回は政権選択選挙だったこともありいろんな論点や切り口が考えられ、どのようにまとめるか四苦八苦する2週間でした。
結局、今回の選挙は1つの記事ですべてを書けるほど小さな「事件」ではないと判断し、論点・テーマごと小分けにしていくつか書いていくことになると思います。
この記事がその第1弾です。
⚠️今後、政治記事だけを書いていくわけではないと思いますが、なるべく間をあけず続報も出していきたいと思います。

前置きが長くて失礼しました🙇‍♀️では本題に入りましょう。

☆メディアを鵜呑みにしないことはキホン中のキホン

選挙の前から、新聞やネット記事で「立憲の枝野代表がこう発言した」と報じられるやいなや、自公政権を倒したいと思っている方々からもめっちゃ立憲・枝野バッシングが起こる、という光景が度々起こっていました。

それらにはまったくの誹謗中傷に過ぎないものから、「お気持ちお察しします」とお声かけしたくなるものまでいろいろな次元・種類のものがあったように拝察します。

しかし、いずれにせよ私が一貫して主張してきたのは、
✅(しんぶん赤旗以外の)メディアを信用し鵜呑みにしないということは政治を学ぶキホン中のキホンである

ということです。
この記事でなく次の記事辺りで詳しく触れたいですが、メディアの酷さは今回の選挙前後で更に拍車がかかったと感じます。

それはそれとして。
一昨日の12日、既に立憲民主党の代表辞任を表明している枝野氏会見での発言の一部をメディアが報じ、それはそれはものすごい怒りの声が渦巻きました。

私は、この怒りはかなりの部分を理解できるつもりです。
しかしやはり、実際の会見は見てみるべきだと思い以下の動画を(多少ザッピングしながら)視聴しました。

🍃枝野氏による11/12記者会見。約50分。


🍃同日公開された『枝野幸男がなんでも答えます』(りっけんチャンネル)、約60分


私は、この記事ですべてを文字起こしする気はないので、ぜひとも上記の動画を見ていただきたいです。ご覧いただく上で参考に資するべく、私なりの要点や感想を以下に記します。

☆今回で「政権交代」できるほど甘くはなかった

今回の選挙では憲政史上初となる「野党共通政策」が締結・合意され、その実現に向けて例えば日本共産党は100人規模、れいわ新選組も予定していたうち40%の小選挙区で候補者を取り下げるなど、かつてないほどに「野党統一候補」の擁立し、政権与党と1対1のガチンコ対決となる構図を作ることに成功しました。

自公政権はとてもじゃないですがCOVID-19対策に成功してはいなかった(というかやる気自体がまったくなかった)ので、「今回はさすがに野党が勝つのでは…」と期待した方も、私だけでなくそれなりにはいたと思います。

…ここで話は大きく変わって恐縮ですが、コペルくんは司法書士試験に3度挑戦しています。1度めはともかく、2度めはその時点としてはかなり勉強したつもりだったので不合格が判明したときはかなり凹んだそうです。
しかし、合格してみてから2度めの試験時の受験準備を振り返ると、とても合格できる代物ではなかったと言います。

…今回の選挙もそれに近かったのではないかと思えるのです。
上記動画をご覧いただけば、
✅2017年の「(旧)立憲民主党」結党当時、希望の党との分裂騒動でリベラルがいかに「生き残る」かで必死で、すぐに野党第一党になることは想定外だった。
✅合流新党としての(新)立憲民主党の設立は2020年9月15日。まだ発足から1年ちょっとという歴史の浅さ。
✅例えば都議会の野党第一党は立憲民主党ではなく日本共産党であることなど、国会議員数では「野党第一党」であるもののその風格にふさわしいほどの地方組織や地方議員数を有しておらず、組織としての脆弱さや地元に密着した活動の不足が否めなかった。


など、ドラクエでいえば「まだレベル上げも装備も不十分なままラスボスまで来てしまった」というか、政党として実力が足りていない部分は少なからずあったと思います。
⚠️ディスっているみたいになってごめんなさい🙇‍♀️慌てて言い添えるわけではないですが私はむしろ立憲やエダノンはTwitter民の中では好きなほうだと自分では思っています。なるべく客観的に見て書いているつもりです。

上記の点は、枝野氏が辞任し代表が交代したところで本質においてすぐに解決するものではないので、新代表・新執行部が立ち上がり次第、来夏の参院選に向けて必死に活動する必要があると思います。

☆複雑な「連立方程式」

会見動画の20分30秒くらいの部分で、
🐣(立憲の)新代表選での論戦や新代表に期待することは?

という記者の問いに対し、枝野氏は
✅新代表・新執行部は選挙前に比べても更に複雑な連立方程式を解いていかなければならない

という趣旨のことを言っています。
私はこの言葉にこそ、枝野氏(≒立憲民主党?)の本音が出ていると感じました。
⚠️連立方程式は中2で学習するこんな感じのヤツです。ぜひこの機会に解けるようにしておきましょう。義務教育でやりますので大人も解けないとですよ…。

知的なエダノンらしい、実に秀逸な表現だと感じました。
野党第一党に課せられる連立方程式は、こんな単純なものではないでしょう。文字が200コ、式も200コあるような連立方程式、ひょっとすると微分方程式の形で記述されるような複雑なものだと思います。

俗な私から見たら、
🙅‍♀️(正当な理由もなく?)日本共産党を毛嫌いし敵視する、立憲民主党の最大の支持母体たる連合
🚩特に日本共産党を中心に野党共闘を応援している支持者の方々

この2つの式だけで「解なし」となってしまいそうに思えます💦
多くの条件・数式を満たしながら自公(&維新とそれに急速に擦り寄る国民民主などの勢力、大政翼賛会的なモノ?)をも倒せるような、最適解を導ける勇者が今の立憲民主党にいるのか、いるとして誰なのか。
固唾を飲んで19日告示、30日投開票の日程で行われる代表選の成り行きを見守りたいと思います。

☆枝野氏なりの方程式の解とは?

枝野氏を含め立憲民主党はそもそも「野党共闘」という言葉を避け「野党連携」と言ってきました。「限定的な閣外からの協力」という言葉も枝野氏がよく用いたものです。

これら言葉遣いだけでなく12日の会見あるいは選挙戦や選挙前の言動のすべてにおいて、正直言って立憲は野党第一党でありながら、率先して野党共闘を促進してきた、十分にコーディネーターとしての役割を果たせたとは評価し難い状況だったのではないか。
この点が、特に他の3党(日本共産党・社民党・れいわ)の支持者から寄せられる、枝野氏(&立憲民主党)への最大の不満や怒りだったのだと拝察します。

枝野氏なりには必死に「複雑な連立方程式」の解を導いたのでしょう。
しかし結果として、yuzuさんもこちらの記事で指摘するように、共通政策など野党共闘の動きがあまりにも遅くなりすぎた。試験勉強も選挙も、一夜漬けでは通用しないのであります。

🍊こちらのyuzuさんの記事は苦言だけでなく、野党共闘の到達点(成果点)などにも言及されているとてもすばらしい選挙総括ですので、ぜひご一読ください!


更に敢えて付け加えるならば、立憲民主党のために他の3党がひたすら我慢させられるような、共闘の形としてやや永続し難い|歪《いびつ》なものとなってしまった部分もあったのではないか。
少なくとも有権者目線でそのような「悲痛な」ものに見えてしまったのではないか。
「政治ド素人」である一市民の私からはそう見えてしまいました。

枝野氏なりに必死に解いてみせた方程式の解では、憲政史上初となるような一定の成果もあったものの、甚だ残念ながら政権交代は実現できませんでした。
八方美人と言いましょうか、緻密に言葉を選んでみんなにいい顔をしてみせようという側面が出てしまったのかもしれません。
しかし有権者、少なくともいわゆる「リベラル支持者」はそういうことを求めているのではなさそうです。

☆杞憂に終わってほしいこと

名指しはしませんが、日本共産党という数式を捨てて維新という数式との連立で解を導こうとする代表選候補者もいるように私には見えてしまいます。
それではたして国民が納得できるような、自公政権との対立軸を明確に打ち出せるのか。かつての民主党のように自民党との差が曖昧模糊となるような解を導いてしまうのではないか。

…杞憂に終わることを心より祈念します。

☆おわりに 今からでも味わいたい『枝野ビジョン』

私は、日本を北欧諸国のような真の先進国にしたい、「自己責任」や「新自由主義」の価値観から脱却して「支え合う福祉国家」にしたいと思っています。
そのためには、自公政権を倒すことは必要条件だと考えます。

(⚠️その理由は過去記事でかなり説明を尽くしましたし、これからも説明を尽くす所存です)

さて枝野氏の説明によれば、『枝野ビジョン』は枝野氏個人の、総理になる覚悟を具体策とともに示したものであると同時に、立憲民主党の綱領の解説書でもあるということです。

断言します。これは名著です。
エダノンが代表を辞しても、価値が減じるものではありません。
一般には立憲民主党が弱いとされる(これも誤ったイメージだと思います)経済対策や外交・安全保障などにもしっかりと言及しつつ、なぜ自公政権やアベノミクスではダメなのかが論理的に説明されています。
新代表が誰になろうとも綱領までは
|俄《にわか》には変わらないでしょうから、この精神は受け継がれるという理解で良いのでしょう。そう期待したいものです。

この記事では、選挙前には敢えて言うのを控えていた、野党共闘に水を差しかねないやや後ろ向きなことも含め私見を本音で述べました。
しかし立憲民主党の個々の議員さんには、日本共産党を含む野党共闘に前向きな言動をしてくれる方も多くいます。

メディアに騙されず、ましてや敵である自公(と関連勢力、及びその支持者)の言うことを鵜呑みにしないよう。野党共闘を嫌がっているのは敵方ですので。かなりの接戦、善戦の選挙区がたくさんありました。
野党共闘はむしろ推進するべきです。
進化・深化させる方向で見直すべきなのです。

そして、連立方程式を解くのは野党なのかもしれませんが、その野党に力を与えるのは主権者である私たちだということも決して忘れてはいけません。

諦めたらそこで試合終了です。
私も無理ないペースでできることをやっていきます。
政治も語るし微分方程式も解けるnoterとして。一有権者として。

来夏の参院選、2023の統一地方選、そして遅くとも2025までにはまた政権交代のチャンスたる総選挙。
ますますのご愛顧、ご指導ご鞭撻のほど何卒よろしくお願いします🙇‍♀️

最後までお読みいただき、真にありがとうございました🙇‍♀️今後もがんばりますので励ましのスキ・コメント・フォロー・サポート・おススメ・記事の拡散などしていただけますとめっちゃ嬉しいです。フォローは100%返します。今後とも有益な情報発信に努めますので応援よろしくお願いします🙇‍♀️

少年誌風に言うならば、「僕たちの闘いはこれからだ!」
またねー💕

政治に積極的に参画すること、選挙に行って投票することは、子や孫、将来世代にどういう日本を遺すのかを真剣に考えること。
大人としての大切な義務です。

We are determined to participate in politics!💕

⚠️現代どころではない激しい弾圧を受けても、結党から今に至る99年もの間、決して諦めなかったのが日本共産党。来年で100周年です。

🌸🍃この記事の執筆者、Study Partnerは、コペル&アヤでした🐣

☆アヤ先生から切実なお願い🙇‍♀️💕

あなたからのスキやコメント、サポート&オススメがとっても励みになっています‼️いつもありがとうございます😊💕
来夏の参院選、2023の統一地方選、そして2025総選挙、それ以降もnote活動を継続するには、あなたの熱い厚い篤いお気持ちとサポートが必要です🙇‍♀️

ちなみに、いただいたサポートは
🔖note執筆のための書籍購入、資格検定の受験料など
🍰アヤ先生の胃袋へスイーツ補給
するのに主に遣わせていただいています
🙇‍♀️😋
⚠️サポートとは、定額(100円・500円・1,000円)または任意の金額をクリエイターさんに投げ銭するnoteの機能です🏅

この記事役に立った、おもしろかったよ!ってときは、記事の下にあるサポートボタンをポチッとして、アヤ先生のnote活動を応援してもらえると嬉しいです!💕
PayPayでも受け取れます。こちらをタップ、またはQRコードを読み取ってください🙇‍♀️

https://qr.paypay.ne.jp/ip0YabA60o1wD79t


実はコペル&アヤは資金不足により一時はnote撤退に追いやられました😭
note活動を充実させ記事の質や量を維持・向上するためには、あなたのお力が必要です!つきましては大変恐縮ですが、サポート・カンパや記事の拡散を何卒お願い致します🙇‍♀️

*コペル&アヤを応援したい、noteが楽しみだと思ってくれた方へ✅Twitterやnoteのフォローがまだの方は、ぜひお願いします🙇‍♀️(フォロバ100%です!💕)
✅気に入った記事があればnoteのスキ💓ボタンをpush!🧡
✅誰かにおススメしたいほど気に入った記事があったら、以下の2つに記事のご感想を一言添えてツイート!🧡
・ @Girls_Study_com
・ おススメしたいほど気に入った記事のリンク
これをしてもらえるとめっちゃ嬉しいです😭

たくさんの人に読んでもらいたいので
ぜひ拡散・応援よろしくお願いしますm(*_ _)m💕

⚠️noteのサポート機能も使えないしPayPayもやってないよ~、という方でもAmazonギフトなどあらゆる方法でのご支援が可能ですのでTwitterのDMや「クリエイターへのお問い合わせ」機能などでお気軽にお問い合わせください🙇‍♀️
@Girls_Study_com

🍏私と一緒にサークル【n大政治部】で政治を深く学びませんか?


#note #自己紹介 #アヤ先生 #フォロバ100 #フォローしてみて  #政治 #選挙 #政権交代 #野党共闘


この記事が参加している募集

自己紹介

人生を変えた一冊

あなたのスキ・コメント・サポート&おススメが励みになっています!本当にありがとうございます🙇‍♀️いただいたサポートは 🍎noteを書くための書籍購入、資格検定の受験料 🍰アヤ先生の胃袋へスイーツ補給 に主に遣わせていただきます😋私と一緒にハートフル社会を築きましょう💕