【読感note】好印象!なぜか話しかけたくなる人、ならない人
どうも、綾鷹が飲みたいのに俳句を読みたくてついおーいお茶を買ってしまう小島です。
突然ですが、あなたは相手から見て「話しかけたくなる人」ですか? それとも「話しかけにくい人」ですか?
自信満々で「わたしは話しかけやすいと思います」とこたえられる人はそう多くないでしょう。
元気ハツラツ手をあげて「俺は話しかけやすいです! バシバシ話しかけてください」って言ってるやつは確かに話しかけやすそう。
というかバカそう。
では続けて質問をします。
「話しかけたくなる人」か「話しかけにくい人」どちらがおトクな人生でしょうか?
これは皆さん即答だ。こたえは「話しかけたくなる人」ですよね。「話しかけたくなる人」の周りには人が集まって、会話が生まれて、情報がまわって、笑顔もある。そんなイメージですよね。
「話しかけたくなる人」でいたい。みんな心のどこかにそんな気持ち、ありませんか。仕事のデキはイマイチなのにやたらと上司に可愛がられてるアイツ。いつも周りに人がいて後輩にも先輩にも慕われてるアイツ。
……うらやましい。
対して、無意識の顔が怖いと言われる。なんか飲み会に誘われない。ちょっと静かにしてるだけで怒ってると勘違いされる。そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか?
「この差はきっとあれだ。先天的なあれなんだ。だってわたしは暗そうな見た目だし……。明るい性格じゃないし……」
と、決めつけているそこのアナタ。
それは大間違いです。
小さなテクニックを押さえれば、どんな人でも「話しかけたくなる人」になれる。
それがこの本に書いてありました。
有川真由美さん著『なぜか話しかけたくなる人、ならない人』
今回はコチラを紹介します。
まずこの装丁が非常に「なぜか手に取りたくなる」デザインである。え? そんなことはどうでもいいって?
この本の中では、話しかけやすい人になるためのコツが71個紹介されています。ちょっとした仕草や言動、表情の使い方など細かいテクニックてんこ盛り。
今回は僕なりに、よく出てきた要素をグループ化して「4点」に要約してみました。
全部知りたい方はぜひ本を読んでくださいね!
ではいきましょう!
話しかけたくなる人①ポジティブな姿勢・言動の人
結局コレだ~。人はやっぱりネガティブよりポジティブと関わり合いになりたいわけです。
ここまでダラダラと喋ってきてなんですが、ぼく自身は自分のことを「話しかけたくなる人」として評価しています。なんなら大きく手をあげて「俺は話しかけやすいよ~」とか言っているやつです。バカそうである。
でも。でもですよ?
「うーん、いや、自分なんて……」って謙遜してる人よりも、冗談でも声を大にして「俺はみんなから愛されてる!!」って言ってるヤツのほうが話しかけやすそうじゃないですか?
そうです。「ポジティブなやつ」を演じるんですよ。
それだけで人は寄ってきてくれますからね。
ポジティブな姿勢や言動はほとんどの"コツ"のベース部分でした。否定的になりがちな大人の会話ですが、ちょっとした言い換えや単語の選択で与える印象がずいぶんと違うものだなぁと感心しました。
話しかけたくなる人②名前を呼んでくれる人
次はテクニックっぽい感じがするのでホッとしています。
人は自分のことが大好き。これは心理学の常識なんだそうです。みんな自分の名前を呼ばれるのがたまらなく好きなんですね。
例えば好きな女優や俳優に自分のフルネームを呼ばれたらどうでしょう。
熱狂的なファンならそのまま天まで昇ってしまうくらい嬉しくないですか?
だから呼んであげるんです。
「なぁ」ではなく名前で。「お前」ではなく名前を呼ぶんです。人称がいらない時でもわざわざつけてあげればいいのだそうです。
「コピー取っといてくれる?」→「〇〇くん、コピー取っといてくれる?」てな具合に。
自分の名前を呼んでくれる人。その人の印象は自然と良くなっていきます。ポイントカード感覚で貯めていくのがいいのかもしれません。
話しかけたくなる人③自分の弱みを見せる人
これが最強なんじゃないかと思いました。別に本の中で猛プッシュされているわけではありませんが、個人的1位がこの「弱みを見せる」でしたね。
このテクニックが狙って効果的に使えるようになったら強いぞ。
ついつい意地張っちゃいそうになるところで、グッとこらえて弱さを認める。そうすれば相手との距離もグッと縮められるでしょう。
「弱みを見せる」を変化球にしたのが、「アドバイスを求める」だと考えました。
これは先輩よりも後輩にするのが効くんですって。先輩からアドバイスを求められるのって、めちゃいい気分ですもんね。
(この人、後輩のおれを信頼してくれてるわぁ。……好き。)
ってキモチ。
話しかけたくなる人④感謝する人
「ありがとう」これです。はい出ましたシンプル。キングオブコミュニケーションイズ「サンキュー」です。
知ってるよ。分かってるよ。
でも、できてますか?
……。
さらっと「ありがとう」言えてないなぁ。簡単そうでこれが難しいんだよな。意識しないと。
自分を見るな。周りを見ている人が「話しかけたくなる人」
以上4点でした。
まぁあの、文字に起こすと当たり前のことなんだけど、意識しないと難しいことばかりですよね。
当たり前すぎて、なんでこんな再確認のためにお金払って本を買うんだい? って意見も聞こえてきそうです。
だけどぼくの場合、わざわざ「再確認」することでハッとしたり胸に響いたりすることがあるんですよ。そんな時に自分の頭に定着するというか。
アピールしようとすると「自分は自分は」ってなっちゃうひとが多い気がします。でもそんな自分本位で喋りだしても、相手はこれっぽっちも聞いてくれません。
むしろ逆で、相手本位で行動していれば相手から話しかけてくれます。
自分ではなくて、相手に目を向ける。これがコミュニケーションの真髄なのではないでしょうか。
殴り書きですが、これにて読書感想文とさせていただきます。
ありがとうございました。
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