ミスタータイム

初めまして。私をミスター・タイムと呼んでください。高校で英語を教えている者です。我々英…

ミスタータイム

初めまして。私をミスター・タイムと呼んでください。高校で英語を教えている者です。我々英語教員がよく耳にする生徒からの質問の一つは「先生、俺たち、なんで英語を勉強せんといけんの?」です。これから私がその答えを示していきます。英語は進学・就職・仕事のため、を超えることを。

記事一覧

キラキラ英語の世界 英語は楽し! 第12弾 Part 3 「英語の合理性」ー 命名のチャンピオン英語

 英語は「命名技術のチャンピオン」であることを、前回まで「水生動物」の観点から証明してきました。今回から「虫」をテーマに進んでいきます。ではお楽しみください。 …

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きらきら英語 第12弾 Part2 「英語の合理性」  …

  Ⅱクイズ形式で行きましょう。ヒントがあればほぼ全問正解できるのではな      いでしょうか。    <水生の生き物> ①  clown-fish(ピエロ魚)   ② ribbon-fi…

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英語は楽し! 第12弾 「命名のチャンピオン 英語」 ー 英語の合理性

Ⅰ始めに  sea-angel って何でしょうか? 直訳は「海の天使」です。さぁ? ここで覚えていてほしいことがあります。それはこうです。      英語は生き物・事物の特徴…

英語は楽し! 第11弾完結編 「それどういう意味?「バズる?」「ミニストップ?」・・・

 さぁ、いよいよ完結編です。「へー!」「なるほど!」を連発してください。 ③「バズる」  ウェブ上で、誰かの意見や写真などが爆発的に大反響を呼ぶことを「バズる」…

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英語は楽し! 第11弾 「なるほどふーん!」の世界 Part 4

 次に Android(アンドロイド) です。なぜスマートフォンの機種にアンドロイドと名付けたのでしょうか。アンドロイドとは、一口で言うと、「人造人間」のことです。現代…

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英語は楽し! 第11弾 「英語、なるほど、ふーん!」の世界 Part 3

 さぁ、今回も読者さんの「へー」「ふーん」「なるほど!」をお誘いします。 ② iPhone の i と Android   どちらもとても日本人に好かれている機種です。ところで iPh…

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英語は楽し! 第11弾 Part 2 「英語 なるほど、ふーん!」の世界

Ⅱ本論 ①  インターネットの「ネット net 」と「ウェブ web 」  インターネットを英語にすると、 the Internet となります。必ず the を入れ、 I  は大文字にします。 …

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英語は楽し! 第11弾 「なるほど、ふーん!」の世界(瑞々しい人生のために)

Ⅰ始めに   世の中には知っているようで実は知らない英語がらみの言葉が多くありますね。例えば、理髪店に「QB HOUSE」 がありますが、3つの意味があることをご存じでし…

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      英語は楽し!                                                …

Ⅰ始めに  日本社会には、知っているようで実はその意味が全く分かっていない英語がらみの言葉が多くあります。例えば、「QB HOUSE」 という理髪店がありますが、この名に…

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英語は楽し! 英語の世界の犬と猫 Part 4(最終編)

 犬と猫を英語の世界で見てきた本篇も今日で締めくくりです。今回は「犬猫アンサンブル」で行きます。愛してやまない犬と猫。さっ、Let's begin!   Ⅲ 犬と猫、その他 …

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英語は楽し! 英語の世界の猫と犬 Part 3

 犬は本当は人間の最高の友なのです。その証拠を今回お届けします。犬ファンにはたまらない表現を紹介します。 ②大切にされる犬  英語には A dog is man’s best frien…

英語は楽し! 第9弾 Part 2 英語の世界の犬と猫

    さて、今回から「犬」編です。楽しんでください。人間が愛し         てやまない犬ですが、英語を紐解いてみると・・・               <…

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英語は楽し!                                     第10弾英語の世界の犬と猫    …

イ “hump day”  hump(ハンプ) とは背中の「こぶ」のことです。ラクダを思い出してください。背中にこぶがありますね。それを使って  hump day  という表現がありま…

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英語は楽し! 第10弾 英語の世界の猫と犬

Ⅰ 初めに   人間が愛してやまない猫と犬。有史以来人間の生活の友として共に暮らしてきた2種類の生き物について今回深めます。当然、われわれ言語の世界にも深くそして…

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英語は楽し! 第9弾 Part2「英語の世界の動物たち」

⑥象(elephant エレファント)  英語でご存じ elephant(エレファント)です。これも英語的には面白いですよ。英語の世界では象は色の違いによって表現されます。英語の…

英語は楽し! 第9弾「英語の世界の動物たち」

Ⅰ 今回は、英語の世界の動物たちというタイトルです。日本にもありますね。例えば、狸のイメージと言えば「のらりくらりと人を惑わす名人」、牛なら「ゆったりした力強さ…

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キラキラ英語の世界 英語は楽し! 第12弾 Part 3 「英語の合理性」ー 命名のチャンピオン英語

キラキラ英語の世界 英語は楽し! 第12弾 Part 3 「英語の合理性」ー 命名のチャンピオン英語

 英語は「命名技術のチャンピオン」であることを、前回まで「水生動物」の観点から証明してきました。今回から「虫」をテーマに進んでいきます。ではお楽しみください。
 
 
 次に、水生動物でなく、「虫」について見てみましょう。これもまた、「なるほど!」の世界ですよ。
その前に、英語では「ムニュムニュ這うミミズ状、毛虫状の虫」は「ワーム worm」と言います。ルアーフィッシングで使う疑似餌をワームと呼び

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きらきら英語                                       第12弾 Part2                             「英語の合理性」                              - 英語は命名術のチャンピオン

きらきら英語 第12弾 Part2 「英語の合理性」  - 英語は命名術のチャンピオン

 
Ⅱクイズ形式で行きましょう。ヒントがあればほぼ全問正解できるのではな      いでしょうか。
 
 <水生の生き物>
①  clown-fish(ピエロ魚)   ② ribbon-fish(リボン魚)                          ③ killer-whale(殺し屋鯨)  ④ frog-fish(カエル魚)                          ➄ catf

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英語は楽し! 第12弾 「命名のチャンピオン 英語」 ー 英語の合理性

英語は楽し! 第12弾 「命名のチャンピオン 英語」 ー 英語の合理性

Ⅰ始めに
 sea-angel って何でしょうか? 直訳は「海の天使」です。さぁ? ここで覚えていてほしいことがあります。それはこうです。
 
   英語は生き物・事物の特徴をとらえてぴったりの名称を考え出す     
   天才的な言語である
 
 特徴と書きましたが、それは色であったり、形であったり、音であったり動きであったりと様々です。とにかく英語は、その生き物・事物の一番の特徴をとらえて命

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英語は楽し! 第11弾完結編 「それどういう意味?「バズる?」「ミニストップ?」・・・

英語は楽し! 第11弾完結編 「それどういう意味?「バズる?」「ミニストップ?」・・・

 さぁ、いよいよ完結編です。「へー!」「なるほど!」を連発してください。

③「バズる」
 ウェブ上で、誰かの意見や写真などが爆発的に大反響を呼ぶことを「バズる」と言いますね。最近よく聞く言葉です。では「バズる」とはどうやって生まれたのでしょうか。
 実はこの「バズる」の「バズ」は英語の buzz のことです。「うるさい音」「ざわめき」という意味です。「ガヤガヤ」「ブンブン」などの擬音語・擬態語を

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英語は楽し! 第11弾 「なるほどふーん!」の世界 Part 4

英語は楽し! 第11弾 「なるほどふーん!」の世界 Part 4

 次に Android(アンドロイド) です。なぜスマートフォンの機種にアンドロイドと名付けたのでしょうか。アンドロイドとは、一口で言うと、「人造人間」のことです。現代で言う「(人間に似せた)ロボット」のことです。
 古い話ですが、1973年から一年間放映されたテレビアニメに「新造人間キャシャーン」という番組がありました。人間が発明したロボットが自我に目覚め、世界を我が物にするために人間を襲い始め

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英語は楽し! 第11弾 「英語、なるほど、ふーん!」の世界 Part 3

英語は楽し! 第11弾 「英語、なるほど、ふーん!」の世界 Part 3

 さぁ、今回も読者さんの「へー」「ふーん」「なるほど!」をお誘いします。

② iPhone の i と Android 
 どちらもとても日本人に好かれている機種です。ところで iPhone の  i  って何のことだか考えたことがありますか。実はこれには深い深い意味が込められているのです。アップル社の元CEOであり創業者の一人でもあるスティーブ・ジョブズ氏は、この  i  に5つの意味を込めた

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英語は楽し! 第11弾 Part 2 「英語 なるほど、ふーん!」の世界

英語は楽し! 第11弾 Part 2 「英語 なるほど、ふーん!」の世界

Ⅱ本論
①  インターネットの「ネット net 」と「ウェブ web 」
 インターネットを英語にすると、 the Internet となります。必ず the を入れ、 I  は大文字にします。 覚えておきましょう。
 さて、 Internet の net について掘り下げます。 net (ネット)は日本語では「網」です。そして網とはどんな働きをするか。それは、「物や生き物を捕らえるためのもの」で

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英語は楽し! 第11弾 「なるほど、ふーん!」の世界(瑞々しい人生のために)

英語は楽し! 第11弾 「なるほど、ふーん!」の世界(瑞々しい人生のために)

Ⅰ始めに
  世の中には知っているようで実は知らない英語がらみの言葉が多くありますね。例えば、理髪店に「QB HOUSE」 がありますが、3つの意味があることをご存じでしょうか。一つは「素早い散髪屋」という意味の Quick Barber で、もう一つは「素早く美しく」という意味の Quick Beauty です。どちらも頭文字をとると QB となりますね。3つめは、アメリカンフットボールのポジシ

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      英語は楽し!                                                                     第11弾                  英語「ふーん、なるほど!」世界

      英語は楽し!                                                                     第11弾                  英語「ふーん、なるほど!」世界

Ⅰ始めに
 日本社会には、知っているようで実はその意味が全く分かっていない英語がらみの言葉が多くあります。例えば、「QB HOUSE」 という理髪店がありますが、この名に3つの意味があることをご存じでしょうか。一つは「素早い散髪屋」という意味の Quick Barber の QB で、もう一つは「素早く美しく」という意味の Quick Beauty です。どちらも頭文字を取ると QB となりますね

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英語は楽し! 英語の世界の犬と猫 Part 4(最終編)

英語は楽し! 英語の世界の犬と猫 Part 4(最終編)

 犬と猫を英語の世界で見てきた本篇も今日で締めくくりです。今回は「犬猫アンサンブル」で行きます。愛してやまない犬と猫。さっ、Let's begin!

 

Ⅲ 犬と猫、その他
① rain cats and dogs
 rain cats and dogs (犬と猫の雨が降る)という表現があります。これって、どんな雨でしょうか。「猫と犬の(ような)雨」ですので、ほとんどの人は「猫と犬は仲が悪いか

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英語は楽し! 英語の世界の猫と犬 Part 3

英語は楽し! 英語の世界の猫と犬 Part 3

 犬は本当は人間の最高の友なのです。その証拠を今回お届けします。犬ファンにはたまらない表現を紹介します。

②大切にされる犬
 英語には A dog is man’s best friend.「犬は人間の最大の親友だ」という表現があります。これ一つで英語の世界における犬の評価がわかりそうなものです。
    またイギリスには There isn't a house in Britain that

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英語は楽し! 第9弾 Part 2 英語の世界の犬と猫

英語は楽し! 第9弾 Part 2 英語の世界の犬と猫

    さて、今回から「犬」編です。楽しんでください。人間が愛し     
   てやまない犬ですが、英語を紐解いてみると・・・ 

             < 犬 dog 編 >
 
①犬は昔、人間から嫌われていた・・・?
 そう思わざるを得ない表現は実はたくさんあるんです。die like a dog と die a dog death の二つはそれぞれ「犬のような死に方をする」という意味で

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英語は楽し!                                     第10弾英語の世界の犬と猫                                  < Part 1 >

英語は楽し!                                     第10弾英語の世界の犬と猫                                  < Part 1 >

イ “hump day”
 hump(ハンプ) とは背中の「こぶ」のことです。ラクダを思い出してください。背中にこぶがありますね。それを使って  hump day  という表現があります。「こぶの日」が直訳です。猫はとても体が柔らかく、私が飼っている猫も、手足を最大限に伸ばせば、1メートル―は楽に超えるくらい長くなることができます。そんな猫の癖は、柔らかいその背中を丸めることです。相手を威嚇すると

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英語は楽し!  第10弾    英語の世界の猫と犬

英語は楽し! 第10弾 英語の世界の猫と犬

Ⅰ 初めに 
 人間が愛してやまない猫と犬。有史以来人間の生活の友として共に暮らしてきた2種類の生き物について今回深めます。当然、われわれ言語の世界にも深くそして軽やかに登場してきます。中にはゾッとするもの、思わず微笑んでしまうもの。なるほどと感心させられるもの、数多くあります。では、 Here we go!
       
Ⅱ 本論                                

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英語は楽し! 第9弾 Part2「英語の世界の動物たち」

英語は楽し! 第9弾 Part2「英語の世界の動物たち」

⑥象(elephant エレファント)

 英語でご存じ elephant(エレファント)です。これも英語的には面白いですよ。英語の世界では象は色の違いによって表現されます。英語の世界には白い象とピンク色の象がいます。白い象は white elephant ですね。これは「役立たずの無用なもの」という意味です。昔、タイ国の国王が、恨みを持っていた家臣に白い象をプレゼントしました。白い象は神聖なもの

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英語は楽し! 第9弾「英語の世界の動物たち」

英語は楽し! 第9弾「英語の世界の動物たち」

Ⅰ 今回は、英語の世界の動物たちというタイトルです。日本にもありますね。例えば、狸のイメージと言えば「のらりくらりと人を惑わす名人」、牛なら「ゆったりした力強さ」、ネズミなら「すばしっこい」といったふうに。
今回は英語の世界ではどうなのかをお伝えします。
英語は日本語の世界より幅広く、楽しいものがたくさんあることが分かるでしょう。
なお、犬と猫については本サイトで近いうちに特集しますので、今回は取

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