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英語は楽し! 英語の世界の猫と犬 Part 3

 犬は本当は人間の最高の友なのです。その証拠を今回お届けします。犬ファンにはたまらない表現を紹介します。

②大切にされる犬
 英語には A dog is man’s best friend.「犬は人間の最大の親友だ」という表現があります。これ一つで英語の世界における犬の評価がわかりそうなものです。
    またイギリスには There isn't a house in Britain that doesn't have a dog.「イギリスには犬を飼っていない家はない」という諺があります。ですのでイギリスでは、バス、電車、フェリーなどほとんどの公共の交通機関に犬は出入りできるようになっています。宿泊所にしてもペット可のところは日本よりはるかに多いです。幼児はだめでも、犬の入店は可能なカフェも多いのです。犬のイメージは昔と今とでは雲泥の差があるように感じます。
 以下、可愛い犬の登場です。
  ◎ dog-ear
   dog-ear とは、本のしおり代わりに本の上端を内側に折ってできた部分を言います。折った部分を直角に立ててください。犬の耳の形にそっくりです。かわいい表現ですよね。 


しっぽのダンス


  ◎ a dog with two tails 
    tail(テイル) は「しっぽ」です。a dog with two tails で「しっぽが二本ある犬」という意味です。犬は飼い主や仲のいい仲間の犬を迎えるとき、一心不乱にしっぽをブンブン振り回します。しっぽの旋回によって喜びを爆発させているわけです。ではそのしっぽが二本あるとしてみましょう。一本でも激しい旋回なのに二本振り回しているとすると、それはもう、うれしくてうれしくてたまらないことでしょう。そう、a dog with two tails とは「喜びで狂喜する」「むちゃくちゃ喜ぶ」という意味です。
 ◎ Love me,  love my dog
   もう一つ、素敵な表現があります。恋人に、「私のことを誰よりも愛して!」と恋人に要求するときに使う表現ですが、 Love me,  love my dog. と言います。「私を愛しているなら、私の犬まで愛して!」です。「私のすべてを愛して」の意味に、犬を登場させているわけです。数多くいる動物の中から犬が選ばれていることが、愛犬家の私としてもとてもうれしいです。

             ー さらに続く


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