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英語は楽し! 第11弾 「なるほどふーん!」の世界 Part 4

 次に Android(アンドロイド) です。なぜスマートフォンの機種にアンドロイドと名付けたのでしょうか。アンドロイドとは、一口で言うと、「人造人間」のことです。現代で言う「(人間に似せた)ロボット」のことです。
 古い話ですが、1973年から一年間放映されたテレビアニメに「新造人間キャシャーン」という番組がありました。人間が発明したロボットが自我に目覚め、世界を我が物にするために人間を襲い始めます。そこである若者が立ち上がります。科学の施術を受け、不死身の「キャシャーン」として生まれ変わり、そのロボット軍団に戦いを挑む、というストーリィでした。そのロボット軍団の名は「アンドロ軍団」でした。もちろん「アンドロイド」のもじりです。アンドロ軍団率いる首領「ブライキング ボス」は言葉をしゃべり、知恵を働かせ、手下のロボットたちを操り世界征服をもくろみます。まさに人間を超えるような優れたアンドロイドでした。(今日、やがてロボットが人間を支配する世の中が訪れるかもしれない、と多くの学者が警鐘を鳴らしています。この物語は 今日のAI ロボットを想起させます。50年前に、今日の AI 技術の危険性を予言していたかのような驚くべきストーリィのアニメでした)


フランケンシュタイン


 でも皆さんもよくご存じのアンドロイドがいます。ドラえもん、アラレちゃん、鉄腕アトム、歴史的なところではフランケンシュタインなどです。ここで彼らをよく思い出してみてください。みんな、「ブライキング ボス」同様に人間並み、否、人間以上に能力的に優れているという点をです。鉄腕アトムなんか、足裏からジェット噴射して空を飛び、悪者をやっつけるだけではありません。楽しければ笑い、悲しければ泣きもするのです。人間の相談にも乗ってくれます。のび太なんかはドラえもんのおかげで生き延びることができているかのようです。
 ここまでくれば解ります。Android(アンドロイド) という呼称は、「人間以上に能力が高い」という意味を含ませているわけです。
 どうですか。Android (アンドロイド)の意味が紐解かれた今、これまで普通に利用していたあなたのデバイスに、新たな価値が付加されませんでしたか。ご自分の機種に対して、これまでになかった愛着の気持ちと尊敬の念とが湧いてきませんか。「私の Android すごー! 素敵!」っと。
 知らなかったことを知ること、気づかなかったことに気が付くことで、今まで見えていた景色よりずっときれいで広大な景色が見えるようになるものです。ましてや日本には英語が蔓延しています。その一つ一つを紐解くことに限界はありません。ということは、私たち日本人は、英語的に身の回りを見ることで、終わりなき発見と感動を味わうことができるということです。
 英語は私たち日本人の毎日を充実させ潤してくれる最高のツールなのです。私はそんな英語の素晴らしさを皆さんに伝えたくて投稿を続けています。

 第11弾の前半はここまで。次回から後半です。
          Stay tuned!(お見逃しなく)


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