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英語は楽し! 第11弾 「なるほど、ふーん!」の世界(瑞々しい人生のために)


Ⅰ始めに
  世の中には知っているようで実は知らない英語がらみの言葉が多くありますね。例えば、理髪店に「QB HOUSE」 がありますが、3つの意味があることをご存じでしょうか。一つは「素早い散髪屋」という意味の Quick Barber で、もう一つは「素早く美しく」という意味の Quick Beauty です。どちらも頭文字をとると QB となりますね。3つめは、アメリカンフットボールのポジションの一つである「クォーターバック」 (quarter-back) の頭文字をとった QB のことです。クォーターバックと言えば、アメフトチームの中では司令塔とも呼ばれており、試合の結果を左右する最も重要なポジションです。「QB HOUSE 」とはさしずめ、「散髪屋の司令塔」という限りない自信を表す店名なのでしょう。
  私たちは毎日の生活の中で目にする言葉やフレーズを単なる記号としてしか見ない傾向にあります。また先方からしても、呼称を覚えてもらえることが一番なのでそれで十分というわけです。しかし中身をもっと掘り下げると「あっ!」と驚くような事実に遭遇したり、「へえーっ!」と感嘆してしまう瞬間にも出会うことができるのです。どんどん掘り下げていくと、そんな言葉やフレーズは単なる記号であることを止め、確かな意味を持つ生き物として、我々の生活に潤いを与えてくれる知識に変身します。感動さえ与えてくれるのです。
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Let's wash!


 例えば北九州市が誇る大企業 TOTO ですが、「ウォシュレット」を知らない人はいないと思います。では「ウォシュレット」とはどういう意味か。「ウォッシュ」はご存じ wash のことで「(お尻を)洗濯する」という意味です。では「レット」は?と聞けば、多くの人が「トイレット」の「レット」だろうと答えます。しかし事実は違うのです。正解は「~しましょう」の Let'sLet です。これで解明できました。「ウォシュレット」とは Let's wash(レッツ ウォッシュ)の左右入れ替えたもので、「さぁ、みんなでお尻を洗濯してきれいにしましょう」という意味だったことが。(発音通りなら「ウォシュレッ」となるところですが、「ツ」より「ト」を洗濯したのでしょう。おっと、選択したのでしょう。

 今回は私たちの生活に潜む、単に記号として意識されながらも、実は深い意味を持つ言葉やフレーズを紹介いたします。では、 Here we go!


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