伊予灘の剛腕釣師

愛媛県伊予灘をホームグラウンドにする投げ釣り師です。 更新頻度は低いですが、超長文をお…

伊予灘の剛腕釣師

愛媛県伊予灘をホームグラウンドにする投げ釣り師です。 更新頻度は低いですが、超長文をお届けしています。

最近の記事

伊予灘剛腕物語第30話『勝ち虫見ゆ。剛腕は勝どきを上げられるのか。』

2024年4月下旬。少し気が早いですが、しまなみへの釣行。 今年も数回行くであろう、しまなみの状況把握の先駆けとして、季節の移行を確認しに行きました。 実釣しないと分かりませんからね。 過去には4月中旬にアコウの釣果を記録したこともありますが、この時季はホゴ(カサゴ)、タモリ(セトダイ)がメインで釣れてくれるであろうと思っています。 も、も、もちろん狙いはアコウ(キジハタ) 生憎の天候(毎度の事でw)の中での今釣行。 自他共に認める雨男の剛腕です。風が出る時もありますので

    • 伊予灘剛腕物語第29話『神のお告げ』

      2024年4月中旬。 前々日、突然、カレイを釣る夢を見ました。 鮮明に覚えており、40UPを2枚釣りました。 本来、この日は釣行予定ではありませんでしたが急遽、決断。 これは神のお告げに違いない。 神様が釣りに行けとおっしゃっています。 これは釣行しないと神様に失礼です。 急に出撃を決めたので活き本虫が用意出来ず。(泣) 青虫と塩本虫を持参することに。 場所は松山某所。夢でカレイを釣った場所へ来ました。ちなみに現実ではここでカレイを釣ったことはありません。(泣) 当日、

      • 伊予灘剛腕物語第28話『東奔西走する剛腕』

        ・連続ボウズ継続中 前話の翌日。 剛腕はまた南予へ。別の釣り場ですがソロでの釣行。 何の展開も無いままあっという間にボウズを食らいました。 更に数日後、高浜某所に計2日釣行するもボウズ。 その翌日に、高浜で夜釣りを決め込むもボウズ。 4戦連続ボウズ中で挑んだ今釣行。 時は2024年4月上旬。投げ釣り1本勝負。 狙いは無し。夜通しで釣りをするのでチヌか何かしら釣れればいいなあ~です。 向かうはうどん県。更に初場所。 君、釣る気あるの? と言われても仕方ないでしょう。 剛

        • 伊予灘剛腕物語第27話『もろともにあはれと思へ山桜、花より他に知る人も無し…』

          剛腕が最も苦手とする季節。春。 毎年絶望的な貧果を叩き出し、釣行することに億劫になる季節。 一向に克服できません。 それでも釣りに行かなければなりません。 もはや剛腕の中で“釣り”は趣味の域を超えています。 使命のようなもの。 釣れようが釣れまいが。天気が良かろうが悪かろうが。例え怪我をしてでも行かないければいけないモノなのです。 2024年3月下旬。南予方面へ釣行しました。 狙いはアマダイ。イトヨリダイも射程圏。その他、食べれる魚が何かしら釣れたらオールオッケーです。

        伊予灘剛腕物語第30話『勝ち虫見ゆ。剛腕は勝どきを上げられるのか。』

          伊予灘剛腕物語第26話『母なる瀬戸の内海が教えてくれた優しさと時に厳しいその愛を…』

          2024年2月下旬。 今回も厳しい季節の投げ釣りです。 こういう時季は釣果を望めないので開き直って釣行。 厳しくても行きたいんだから仕方ない。 記録的暖かさが数日続き、その後、雨が降って冷やされた後。はっきり言って最悪のタイミング。 こんな間が悪い男。それが剛腕です。 いつでも休めるわけではないのでこれまた仕方ない。 行き先はしまなみ海道。 本命はヒミツ。なぜなら釣れなかったからです(泣)(ネタバレしてて草) 釣れると思ってしまなみへ行こうとしていました剛腕は、投げ釣り開

          伊予灘剛腕物語第26話『母なる瀬戸の内海が教えてくれた優しさと時に厳しいその愛を…』

          伊予灘剛腕物語第25話『お願いヴァレンティヌ』

          2月14日。世間はバレンタインデーとか呼ばれる日だそうですね。 産まれてこの方バレンタインデーに縁が無い剛腕。(全く無いわけでは無い(必死)) それはさておき、厳寒期の愛媛で投げ釣りをするとなると対象魚が少なめ。 ・低水温を好んで狙う釣りか。 ・少しでも水温が高い海域で深場を釣るか。 この2択でしょうか。 前者は、マハゼ、スズキ、クロソイ、アイナメ等でしょうか。 後者は、カワハギ、イトヨリダイ、アマダイ系等でしょうか。 どちらの釣りをするにせよ、県内では釣り場が限られてい

          伊予灘剛腕物語第25話『お願いヴァレンティヌ』

          伊予灘剛腕物語第24話『2024年初釣り』

          やや体調不良。体調の違和感と言いましょうか。そんな感じで2023年を終わらせてしまいました。 少し悔いが残りますが仕方ありません。 しかし、新年が明け心機一転。三ヶ日真っ只中に初釣りへ向かいました。 やはり南予地方へ。宇和海でアマダイを狙いました。 2023年の初釣りはカレイでしたので、本年は南予にしてみました。特に理由はありません。 ※どうでも良い豆知識 この釣行から7日後、567に感染しました。 今回はソロ釣行。 真夜中に自宅を出発し、現場へ向かいました。 現場到着直

          伊予灘剛腕物語第24話『2024年初釣り』

          伊予灘剛腕物語第23話『カレイを薙ぐ剛腕!2023年釣り納め』

          ・いざ行かん。釣り納め 結果的にこの日が釣り納めになってしまいました。 2023年12月下旬、剛腕は3年9ヶ月ぶりに体調を崩してしまいました。 ちなみに剛腕は喉から来るタイプです。 更に2024年新年早々には567に感染。 初めて感染しました。もう感染したくないですね。 この2つの体調不良でカレイの乗っ込みシーズン後半を棒に振ってしまいました。 そんな体調不良の合間に釣り納め(結果的) に行って来ました。 ココ重要↑ 父との釣行。 父は202

          伊予灘剛腕物語第23話『カレイを薙ぐ剛腕!2023年釣り納め』

          伊予灘剛腕物語第22話『南予に行くなら冬なんよ!』

          さて、題名が大スベリしておりますが気にせず参りましょう。 12月半ばはカレイのハイシーズンと思われますが、潮時表とにらめっこする剛腕。 剛腕が得意とするカレイ場とは逆の潮。 かと言って他のカレイ場は近年釣りしてないので状況不明。釣れるか分からない。 うーん。長考する剛腕はふと、あの顔を思い浮かべました。 久しぶりにアイツに会いたい。 そう。アマダイ。 行き先を南予に決定し、準備を進め当日を待ちました。 約半年ぶりの南予なので状況が掴めておりませんが、宇和海は黒潮の影響を少

          伊予灘剛腕物語第22話『南予に行くなら冬なんよ!』

          伊予灘剛腕物語第21話『雨中の興居島。』

          自己新記録のイシガレイから興奮冷めやらぬ3日後、また剛腕は興居島の地を踏んでいました。 しかし、生憎の天候。剛腕は雨が嫌いではありません。むしろ大好きですが、荷物や道具が"やんちゃ"になることがマイナス要素。 予報ではこの雨は翌日の未明に止み、風も治まるらしいので、早朝からカレイ狙い。 この日の夕方、興居島に上陸した剛腕と父。 雨の中、竿を振りました。 父はサビキ釣り。剛腕はエギング。 雨と風が混じり、コンディションは最悪。 エギングはラインメンディングもままならない状況。

          伊予灘剛腕物語第21話『雨中の興居島。』

          伊予灘剛腕物語第20話『カレイ開幕戦2023』

          ようやく剛腕のカレイ開幕戦です。 昨年と同じく12月上旬に興居島へ出撃しました。 釣り場も去年と同じ場所へ。 今回はソロ釣行。 これは安牌を取りに行った訳では無く、ここ近年の状況を細かく把握出来ている場所がココということです。 剛腕にチャレンジャー精神が無い訳ではありません。きっと、多分。おそらく。 満潮が午前6時頃 干潮が正午頃 興居島で引き潮のカレイ釣り場はそう多くありませんので、興居島に詳しい方はドコか目処が立つのではないでしょうか。 エサは青虫、本虫、ユムシを

          伊予灘剛腕物語第20話『カレイ開幕戦2023』

          伊予灘剛腕物語第19話『欣喜雀躍。剛腕の独擅場』

          カワハギを置き竿で狙う剛腕 2023年10月半ば。 標高282.4mの伊予小富士を擁する興居島へ 釣行しました。 狙いはカワハギ。関西では「ハゲ」とも呼ばれるそうで、父もハゲているので一緒に釣行しました。類は友を呼ぶ的な?←怒られろ オカッパリからの投げ釣りでは、竿1本手持ちによる引き釣りのほうがテンポや効率が良く、数を出せると思います。 しかし、剛腕は引き釣りが苦手なので、複数本の竿を用いた置き竿釣法で狙っています。 エサ取り名人のカワハギに喧嘩を売っているようなスタン

          伊予灘剛腕物語第19話『欣喜雀躍。剛腕の独擅場』

          伊予灘剛腕物語第18話『獅子奮迅の勢い。本命を狩る剛腕』

          ・"敵ラシキモノ見ユ" 待ちに待った10月。 とは、言ってみたものの、まだまだ海は夏を引き摺っている状況で、高水温。 秋の五目釣りを楽しみたい季節ではありますが、自然はそう簡単では無いようです。 欲張りな剛腕は、しまなみで秋のアコウとマダイを一発仕留めてやろうと企んでいました。(本音を言うとどちらか釣れれば御の字って感じ。) 一応、青物狙いのジグやプラグ類とエギも持参。 おそらく今年最後のしまなみ釣行になると思われ、かなり気合いの入った釣行となっていました。 現地到着は、

          伊予灘剛腕物語第18話『獅子奮迅の勢い。本命を狩る剛腕』

          伊予灘剛腕物語第17話『~前哨戦~貴殿ノ活躍ヲ期待ス』

          9月末頃、ようやく我が無敵竿隊が出撃しました。 南予でアカアマダイを仕留めて以来、 ※当物語第14話参照 約2ヶ月ぶりの出撃です。 その間、剛腕はあちらこちらへ浮気しまくり。どうにか釣果を上げてきたものの、褒められたものではありません。剛腕の本業を2ヶ月もおざなりしたツケが回ってきます。 因果応報ですね。 重量級の投げ竿タックルを2ヶ月も振っていないと、感覚が違うと言うか… どこかしっくり来ないんですよね。 これからの時季、投げ釣り主体になる剛腕の釣行予定。早めに身体を慣ら

          伊予灘剛腕物語第17話『~前哨戦~貴殿ノ活躍ヲ期待ス』

          伊予灘剛腕物語第16話『夏の使者』

          自宅待機する投げ竿 残暑厳しい9月中旬。 剛腕は未明から車を走らせていました。 またまた1人釣行。 今回は"夏の使者"を求め、南予方面へ向かいました。 今回の釣種はルアー。プラグやジグで夏の使者を狙います。 この時季は、投げ釣りから少し距離を置くのが剛腕のシーズナルパターン。 悪く言うと浮気ですね。 "投げ釣り一筋"と唱いながらもルアーをバンバン投げて行くという言行相反な剛腕。 9月上旬には2回、伊方町へアジ釣り (ウキサビキ)に行きました。 フライサイズが良く釣れまし

          伊予灘剛腕物語第16話『夏の使者』

          伊予灘剛腕物語第15話『海の貴婦人』

          2023年8月下旬。近所へ1人で釣行しました。 専用の釣り方でサヨリを狙いました。 毎年恒例のサヨリ釣りです。 剛腕は、年数回のみサヨリ釣りをします。 近所のサヨリ釣り場は河口が近いので雨後の濁水が流れ込むと、サヨリが嫌うので釣れません。 潮も条件があり、それらが重なる日がなかなか無くシーズンインしているであろうこの日になりました。 巷では、サヨリを釣る人を"サヨリスト"と呼ぶそうですね。(適当)(大嘘) この日、エントリーした釣り場は満ち潮しか釣れません。満潮は午前8時

          伊予灘剛腕物語第15話『海の貴婦人』