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伊予灘剛腕物語第24話『2024年初釣り』









やや体調不良。体調の違和感と言いましょうか。そんな感じで2023年を終わらせてしまいました。
少し悔いが残りますが仕方ありません。
しかし、新年が明け心機一転。三ヶ日真っ只中に初釣りへ向かいました。
やはり南予地方へ。宇和海でアマダイを狙いました。
2023年の初釣りはカレイでしたので、本年は南予にしてみました。特に理由はありません。

※どうでも良い豆知識
この釣行から7日後、567に感染しました。



今回はソロ釣行。
真夜中に自宅を出発し、現場へ向かいました。
現場到着直後、突然の吐き気。
かなりリバースしました。
まだ体調は万全では無いようです。
自ら車を運転し、車酔いするとは。・・・情けない。



せっかくここまで来たのならば、吐きながらでも釣りをしてやります。
夜明けを待ちながら準備を開始します。この日は、エギやジグ等は持って来ていません。
投げ釣り一本勝負です。
PFを4本並べ、PFに向かい二拍手一礼。
剛「今年もよろしくね」


・この日の仕掛け

剛腕のベース

過去何度も記事に貼付している図になります。
ほとんどこの仕掛けで釣りしています。

エサは青虫と本虫を持参。
PF1番竿の仕掛けにはオレンジの夜光玉を着けました。


午前7時半。PF3番竿にアタリ。ジリジリとドラグが出ました。微妙なアタリでしたので放置も頭をよぎりましたが回収を選択。
新年一発目のアワセになります。
しっかり針掛かりしました。重みはありますが少し軽い感触。
手前の急峻なカケアガリを避ける恒例の超高速巻き。
やがて海面にするアカアマダイ。

剛「幸先ええねぇ~。いよいよええねぇ~。」

針を外し、写真撮影しようとした時、
PF1番竿にアタリ。

「ジャアアアアアアアア!」

勢い良くドラグが出ていきます。
アカアマダイそっちのけでPF1番竿を回収します。
先のアカアマダイより重みがあります。
腕が全回復しておらず、もう乳酸が溜まり力が入りません。しかし、リールを巻く手を止めれません。
根性でリールを巻きます。
海面に浮上させ、そのまま勢いに任せ抜き上げました。


アカアマダイが小さく見える…

アカアマダイ30㎝。エサは本虫。
イトヨリダイ45㎝。エサは青虫の房掛け。
丸々と肥えたイトヨリは内蔵脂肪をたんまり貯めたグラマラスボディでした。
両者共にしっかり血抜きしてクーラーへ収めました。
朝一に連発は久々。新年早々、運が良いですね。
オレンジの夜光玉もしっかり仕事してくれました。
サシエが丸々帰って来る様子ならば夜光玉は効くようですね。
基本的には付けませんけどね。


その後、残された朝マズメは一切アタリ無し。回収中のエソアタックも全く無し。
想定より魚っ気がありません。
もちろん、サシエはそのまま帰ってきます。


しばらく時が流れ、午前11時過ぎ。
この日はこのまま終わってしまうのかと諦めかけた頃でした。
朝方は曇っていましたが、気付けば晴天に。
陽光を受けたPF2番竿にアタリ。ドラグが出ました。
この日3度目のリール超高速一気巻き。
玉網も入れず一気に抜き上げます。


頭でっかちで草

イラ42㎝。エサは青虫の房掛け。
これも血抜きしてクーラーへ。
同長の他魚種に比べ重みがあるので腕の負担も大きめ。
こんな時に限ってアタリが続くもので。
PF4番竿に道糸がふわっと垂れるアタリ。
「おりゃ」と思い切りアワセて、やけくそでリーリング。

やっぱり尺にちょっと足りない

カワハギ30㎝。正確には29.8㎝位。
平たい魚は横向きになるので水圧が掛かり余計に重い。
丸セイゴ17号がおちょぼ口を捉えていました。
エサは本虫。
この日2度目の連発。
余は満足じゃ。初釣りは1匹釣れるだけでも満足なので。


この日は1日を通してエサ取りは少なめ。
午後からは晴れたせいもあってか青虫がポツポツ取られる程度。
更にPFは、4本全て魚を釣って全員安打。
初釣りでこれは幸先が良いですね。
本命2種に嬉しいゲスト2種。見事なパーフェクトゲームではないでしょうか。
ちょっと大袈裟ですね。


本年も良い年になりますように。






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