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伊予灘剛腕物語第23話『カレイを薙ぐ剛腕!2023年釣り納め』









・いざ行かん。釣り納め

結果的にこの日が釣り納めになってしまいました。
2023年12月下旬、剛腕は3年9ヶ月ぶりに体調を崩してしまいました。
ちなみに剛腕は喉から来るタイプです。
更に2024年新年早々には567に感染。
初めて感染しました。もう感染したくないですね。
この2つの体調不良でカレイの乗っ込みシーズン後半を棒に振ってしまいました。
そんな体調不良の合間に釣り納め(結果的)
に行って来ました。                ココ重要↑


父との釣行。
父は2023年最後の休みなので釣り納め確定。
事情により家を出発する時刻が午前8時前。
だいたい釣り場に到着した頃には朝マズメ終了。
更に、甘く見ていた剛腕は本虫の予約をしておらず、まさかの手に入らないという悲劇。
これらのハンデを背負い釣りへ出掛けます。


潮汐を鑑みて松山市のとある釣り場へ。
意中の第1釣り場には先客が居られ、断念。
その近くの釣り場へ入りました。
この釣り場で投げ釣りをするのは2度目。
1度目は、数年前に午後から入り2時間位実釣した程度。
海底の形状も把握できていません。
まあ、やるしかありません。

空は曇っており、風が少し吹いていました。
エサは塩本虫と青虫だけ。生本虫とユムシ不在という懸念材料を全面に主張して釣り開始。

狭い釣り場に2人並んで入った為、竿は2本ずつ出すのがやっと。

いま記事を書いていて思いましたが、

「この日に無理して行かんで良くない?」

あまりにも悪条件過ぎる。自ら選んだモノもありますが、潮悪い。本虫無い。朝遅い。場所狭い。
アカンがな!!!

とりあえず2本ずつ出した竿を睨みながら状況を整理。
潮は左へそこそこ流れており良い感じ。
時々根掛かりがありつつ、エサは取られたり残ったり。ラジバンダリ。
(このネタご存知の方おられるんかな)
(コンビ名忘れたな…)


父にイソベラが1匹釣れただけ。
まあ、釣れんかっても仕方ないか。
状況悪いもんねー(もう諦めムード)





・一発必中

エサ取りが姿を消し、エサが丸残りになって来たそんな頃、剛腕が動きます。
PF1番竿の仕掛けにビーズとパイプを装着。
普段、仕掛けに装飾を全くしない剛腕ですが、エサ取りが居ないのであれば好アピールになるかも知れないと思い、実行。

投げ直す際、手が滑り狙いの方向よりも左へ。
かなりのシャロー帯へ飛んでしまいました。


剛「ま、いっか」


全く釣れる気がしておりませんので、こんなことは気にしません。
ちっちゃい事は気にすんな。ソレッ ワカチコワカチコ~


その後、PF2番竿の仕掛けを回収します。
もちろんエサは残っています。オモリはめちゃくちゃ冷たいわけではないので、水温が低すぎるわけではないようではないみたいです。
元気な青虫(房掛け)に付け直し投入。
次はPF1番竿を回収する順番。しばらくインターバルを取った後、回収に移りました。
時刻は午後0時20分頃でした。
いつも仕掛けを回収する際は念の為に空アワセを入れています。居喰いしている事もありますからね。

空アワセを入れると、
ズシーーンと重みがPFに乗り、約2週間前の手応えにシンクロ…    もしや、これは…

剛「もしかして乗っとるかも知れん」

父が玉網を用意し、海面を睨みます。
リーリング途中、ゴンゴンっと抵抗を見せる相手。
底を這うような重みに耐えながらリールを巻く剛腕。
やがて魚影が視界に飛び込んで来ました。

父「デカいよ!」

足元へ突進しようと反転した相手をいなして海面へ浮上させ、その瞬間に父が玉網へ収めました。


イシガレイ45㎝

またイシガレイか。  ま、いっか。

効果覿面、僕イケメーン!OK~!



   

効果を遺憾なく発揮したという事でしょう。
そういう事にしておきましょう。
データの1つとして参考にしましょう。


カレイ類は赤色を好むと聞いた事があります。
カレイ針や仕掛けに使用するパイプ等も赤色があります。
しかし、魚類は赤色を認識出来ないとも聞いた事があります。黒く映るそうです。
カレイは赤色を認識するんでしょうか?
それともシルエットとして見えているんでしょうか。
それなら黒色でも良いわけで。
魚種により色盲も居るそうですが、普段、生息する水深とか関係しているのでしょうか。
赤色は水深5mで吸収されてしまい目視できなくなるそうです。(たぶん)


まあ、こんな難しいこと考えても仕方ないですわ。
分からないものは分からない。
バカの剛腕には結論が出ない話題でした。


エサは塩本虫と青虫房掛けのミックス。
痩せ型で真子も大きくない個体でした。
血抜きしてクーラーへ。
ホッとした剛腕以上に満足しているのは父。

父「坊主じゃなくて良かったよお~」
 
↑あなたは坊主ですけどね。

エサを全て使い切った為、午後1時半頃納竿。
大漁ではありませんでしたが苦しい状況の中、本命を絞り出せた事は良かったです。
終わり良ければ全て良しとしましょう。



年内にもう一度釣りに行きたかった剛腕でしたが、
病み上がりに強硬釣行をしたせいか、この後は体調が思わしくなく釣行を見送りました。
若い頃は腕がもげても釣りに行く位の気概があったんですがね…













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