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【オルタナティブ学童】習いごとは本当に付加価値なのか

こんにちは!
2025年4月から今までの学童の常識を覆すオルタナティブ学童クラブを立ち上げようと思っている藤森です。

私の18年間の保育園・児童館・学童クラブ勤務で培った児童健全育成理論、
そして目指している理想の学童クラブについて綴っていこうと思います。

起業までの道程もストーリー形式で綴っていくつもりです!

最後までお付き合い頂けたら嬉しいです!


こどもは “楽しいこと” が好きなだけ

今日は
我が家の子どもたちも皆外出予定。

長女は友達と勉強
長男はバスケの練習で午前中のうちに家を出ました。

次男の練習は午後から

ということで家に1人残った次男は
1人でYouTubeを観たりゲームしたりしながらも
何かもっと楽しいことはないか考えている様子…

映画「逃走中」面白そうだな… 映画観に行きたいな…。」
とブツブツつぶやいていました。

お昼ごはんはほぼ自分で作るようになりました。
今日はペペロンチーノ(麵をゆでて混ぜるだけ)を2人前作って

「くさい!でもウマい! 1.5人前以上食べれる!全部は無理!」
「混ぜるタレも残った… 残ったら捨てていいのかなぁ…」

と考えていました。

まぁ 最終的には放置していましたが(笑)…。
※彼には「答えのない問題」を考え続けるだけの思考力はまだありません。

ここ最近はこんな感じです。

部活以外のスケジュールは子どもに任せているので
各自自由に過ごしています(定期的に確認はしますが)。
飽きると新しいことに挑戦しだす次男は ある意味模範的な子ども像。

子どもは
YouTubeやゲームが好きというより
ただ純粋に ”楽しいこと” が好きなのです

楽しいと思えるものなら料理も勉強もスポーツもしっかりやります。
だから大人は

我慢してでもやるように指導するのではなく
その活動に楽しみを見出せるように支援する(だから観察が大切!)。

保護者の方はここをしっかりと理解しておくと育てやすくなると思います。


習いごとは本当に付加価値なのか

今日は
送迎、食事付、学習支援やスポーツ経験、各種アクティビティ(活動)を
アピールポイントとする「高」付加価値学童の習いごと

本当に付加価値なのか?ということを考えてみたいと思います。

猛暑のせいで体育で水泳がほぼできない今の小学校の状態から考えると
「スイミング」という習いごとをありがたい!と思う保護者は多いでしょう。

早いうちから英語を習わせたい保護者からすれば
外国人スタッフのレッスンを受けられるのはうれしい!と思う保護者も多いでしょう。

他にもプログラミング学習STEM教育など
多種多様なカリキュラムが売りの民間学童は複数あります。
どれも魅力的な活動ではあります。

しかし

世の中で起こることの全てはトレードオフの関係にあります。

つまり何かを得ようとすれば何かをあきらめなくてはいけません。

鬼ごっこやドッジボール、サッカーや一輪車など
普通の小学生に人気の遊びを満足するまでやる時間はとれないでしょう。

レッスンなのではじまりの合図もおわりのあいさつも大人が決めます。
つまんねーからやめるわ!は きっとワガママととられるでしょう。

この環境で育つのは「自主性」であり「主体性」ではありません。

私からすれば「高」付加価値学童の習いごとは
私が子どもたちに身に付けさせたい主体性を削いでしまう活動ばかり
です。

しかも
大人が仕切る活動は
どうしても並んだり待ったりする時間が長くなるため
友だちと自由に戸外を走り回っている子より
運動量も運動の種類も少なくなりがちで 全身を鍛えることが困難です。

習いごと的なスポーツ活動は
運動能力の発達にとっては必ずしもポジティブな面ばかりではありません。
※我が家の子どもたちは戸外を走り回っていただけですが
 小学校の学年別スポーツテストはほぼ毎年Aランクでした。

価値観の問題なので
送迎、食事付、学習支援やスポーツ経験、各種アクティビティ(活動)をアピールポイントとする「高」付加価値学童自体を否定するつもりはありませんが
入所を検討する際に
オルタナティブ学童と「高」付加価値学童は比較対象にならない
ということだけはお伝えさせて頂きます。

オルタナティブ学童は
昔の少人数で異年齢交流が自然と行われていた昔ながらの学童保育所
オルタナティブ教育の理論やICT機器を導入してグレードアップさせた
ハイスペックな学童保育所
であり
先回りして早期教育を行うための施設ではありません。

どんどん進みたい子も
ゆっくりマイペースに進みたい子も
自分のペースに合わせて成長していける場所であり

たとえどんなにゆっくりだったとしても

自分の頭で考えること
自分の意見を持つこと
自分で決定すること

が大切だということをしっかりと学べる施設です。

なので
そういう施設が良い!と言ってくれる方が入所してくれるとうれしいです。


物件の進捗状況

昨日 工務店さんの方々と一緒に現場を見に行きました。
2週間後くらいには見積もりが上がってくる予定です。

順調順調!
看板のデザインも考えないと! 楽しみだな~。

ではまた!


オルタナティブ学童&こどもの居場所事業は
家庭や学校、塾や習いごととはちょっと違う「人間力を身に付ける場所」

2025年4月開所予定!

オルタナティブ学童「ピカイチ(仮)」
「託児」がメインだった今までの学童に、非認知能力を伸ばす多彩な取組みを導入し、これからの時代を生き抜く子ども達をのびのびと、健やかに、逞しく育てます!

子どもの居場所「こどものスタバ(仮)」
非認知能力を伸ばす 伴走型支援ができる 優秀なスタッフたちが運営する「こどもの自立をサポートするハイスペックな遊び場&イベントスペース」です。

この人たちなんだか面白そう…と思った方!
私もそんな人たちとつながりたいなぁ~と思った方!
私にも何かできるかも…と思った方!
是非ともつながりを作っていきましょう!

コメントお待ちしております!
今回も、最後までお読みいただきありがとうございました!

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