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【オルタナティブ学童】 アイメッセージで伝えよう

こんにちは!
2025年4月から今までの学童の常識を覆すオルタナティブ学童クラブを立ち上げようと思っている藤森です。

私の18年間の児童健全育成にまつわる思い出を振り返りながら、目指している理想の学童クラブについて綴っていこうと思います。
最後までお付き合い頂けたら嬉しいです!


アイメッセージとは何か

アイメッセージとは
「私」を主語にして相手の行動を促すメッセージです。

相手の行動により「私」がどう感じるのかを言葉で表現することにより
相手の自主性を失わず承認に結びつけるテクニックの1つです。

学童保育スタッフには
子どもに注意するときにアイメッセージになっているかを意識してもらっています。

例えば
かえりの会の始まりの合図に
「静かにしてください。これから帰りの会をはじめます!」
という学童は比較的多いと思います。

この
「(皆さん)静かにしてください。」
はユーメッセージといって相手への指示が強く感じられる言い方です。

私たちは
「それでは皆さん、これから帰りの会をしたいと思いますので~、おしゃべりをやめて~、静かに~、カッコいい姿勢で座ったまま! 館長のほうに、顔と体を向けてもらっても良いですか?」

子ども達にお願いベースで話しかけてから数十秒待ちます。

相手の自主性に訴える言葉かけですので
全員が一気に揃うようになるのには時間と根気が要りますが
主体的に物事が判断できる子どもに育ってもらうためには
待つ時間はどうしても必要です。

待っている間
スタッフは視線とほんの少しの言葉で
気付いていない子に全体の空気感を伝えていきます。

ある程度伝わったところで
「はい! 静かにしてくれてありがとうございます。 それでは会をはじめます。」
と進行していきます。

自主性に訴え
子どもたちの決断を待ち
行動に移してくれたことに感謝する。

こうしたやり取りを繰り返しながら
子ども達と信頼関係を育んでいきます。


本音で接することの大切さ

これからの時代は
組織に頼るのではなく
自分の力で生き抜いていかなければいけない場面が増えてくると思います。

だからこそ
好きなことに正直に生きていくことは
良い人生を送るための大切な判断基準の一つになると思います。

しかし
社会の中で生きていくなかで
自分と他人の好きなことや求めるものが一致しないことは山ほどあります。

そんな時に
それでも良い結果を手に入れるためにはどうすればいいのか 。

それは
自分の本音を
相手の気持ちや状況に対して最大限 配慮しながらも
しっかりと伝えることではないかと思います。

ケンカになることもあるでしょう。

納得いかないこともあるでしょう。

しかし
そういったことを6歳~15歳までにどれだけ経験できるかは
その後の人生において非常に重要になると思っています。

そんな環境を与えてあげられる学童保育所を作っていきたいと思います。


塾や習いごとでは見つけられないものがある

子どもは大人より未熟な存在であり
大人に教わることで成長していく、その事実は否定しません。

しかし
その子の良いところを見つけてあげることは
知識・技術を教えることと同じくらい大切だと思っています。

非認知能力を伸ばす
伴走型支援ができる優秀なスタッフが運営するオルタナティブ学童は
これからの時代を生き抜く子ども達を
のびのびと、健やかに、逞しく育てます! 
※現時点では準備中のためまだ存在していませんが…。

これから小学生になるお子さんをお持ちの保護者様に
私の目指す理想の学童の輪郭が伝わるようnoteに書き綴っていきますので
応援よろしくお願いいたします!


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