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#読書感想文
SF短編集2冊の感想
少し前に読んだ作品の感想を2件、まとめた記事です
どちらもジャンルとしてはSFに相当する作品なのですが、SFってこんな作品もあるんだ、こんな切り口のSFもあったのか、と、意外性を感じ取れる作品集ですので、普段SFというものを読みつけてない方へも、どっぷりSF沼に漬かっている方へもおすすめしてみたい作品となっております
高山羽根子/うどん キツネつきの
タイトルにきつねが入っているので読んでみ
思い入れのある絵本とご紹介の絵本を10選取り上げる、絵本っていいですよねという記事
昨年末の話なのですが、
つぶやきの方で、このようなものを上げました
その中で頂けたご質問の中で、思い入れのある絵本を教えて欲しいという有難いものがあり、つぶやきのコメント欄でも回答しているのですが、改めてご紹介を記事のかたちでまとめたくなりました
また、フォローしている方の記事で拝見して新しく読んでみた絵本のご紹介も行っています
冊数が多めですが、よろしければご覧下さい
また、ご紹介して下さって
『いずれすべては海の中に』 サラ・ピンスカー 著 市田 泉訳 感想
こちらの美しい装丁の本を知ったのは、もう昨年だったのですが、ようやく読むことができました
淡い色調が美しく、タイトルが逆さまに沈むデザインも素敵です
ふんわりとした優しくせつない、叙情的な話が多数収められた短編集なのだろうと予想していました
読んだ結果、それはそれで間違いではないのですが、やるせなく悲しい話や、不条理な話もあり、かと思えばトンデモ科学が飛び出すヒーロー譚や、終末世界を彷徨う話もあ
#私の最愛海外文学10選 をやってみる
Twitter(X)で流れてきたタグで、#私の最愛海外文学10選 というお題を見つけたのでやってみる事にします
今年読んだ本から5冊、以前読んだ本から5冊、選びました
テッド・チャン 『あなたの人生の物語』
Twitterにもnoteでも、感想を上げさせてもらった作品です
テッド・チャン氏は『息吹』も今年読み、そちらも素晴らしい作品集でしたが、こちらの作品は今年の5月末に入院中に読み、それが
3つのくまさんの物語と、くまにまつわるよもやま話
先日、たまたまなのですが
Twitter(X)とnoteで、くま🧸の関わる本をオススメしている方が複数人いらっしゃって、くま🧸と縁があるなあと思い、まとめて拝見してみたらそれぞれ個性的で、かつどれも面白かったものですから
ならば、3匹のくまさんとして1度にご紹介したくて記事にしてみました
かわいかったり、切なかったり、残酷であったりするそれぞれのくま🧸さんたちの物語に、ご興味をもって頂くきっ
『プロジェクト・ヘイル・メアリー』 アンディ・ウィアー著 小野田 和子 訳 感想
近年の海外SF界において、『三体』と並ぶ傑作中の傑作と評判は拝見していましたし、アンディ・ウィアー氏の『火星の人』と『アルテミス』は読んでいたので、この作品も間違いなく面白いだろう、自分は夢中になって読むだろうと確信していましたが、なかなか手を付けられずにいました
理由として、文庫になった作品でないとなかなか購入しない上に電子書籍もほとんど利用していないので、コストがかかりますね、と購読を見送って
『祈りの海』 グレッグ・イーガン作/山岸 真編・訳 感想
先日、グレッグ・イーガン氏の短編集『しあわせの理由』を読みましたが、そりゃあもうべらぼうに面白かったので、短編集としては先に刊行されていたこちら
『祈りの海』を読んでみました
するとやはりイーガン氏! という、どえらい面白さと、ちょいちょい襲いくる難解さと、その根底に流れる哲学的な思考がこちらの情緒を刺激する傑作揃いの短編集だったのです
以下は短編各話のネタバレを含んだ感想を列挙してあります。閲