ホーリー@静かに暮らしたい

エキセントリック・スーパーアプリクリエイター / アプリ総DL数 200万 / iOS…

ホーリー@静かに暮らしたい

エキセントリック・スーパーアプリクリエイター / アプリ総DL数 200万 / iOS : apple.co/3m3HxSm / Android : bit.ly/3ma0liZ / Just release and pray / とにかくリリースして、あとは祈れ

最近の記事

金と時間があれば何でも出来るのか

最近知り合いが家を買った。自分の家じゃない。近所の子供たちが集まれる家だ。 この人物をヤマダさん(仮名)としよう。 ヤマダさんは、近所にある小児科の院長夫人だ。年齢は60代後半だと思う。 この人は、ずっと子供たちの活動に尽力してきた。恐らく無償で。 うちの娘もヤマダさんのダンスチームに入ってるし、息子も小さい頃からお世話になってきた。 演劇を観に連れてってもらったことも、何度もある。 とにかく子供たちに関わるボランティア活動みたいなことを、何でもやってる人なんだ。 そん

    • 自分でやるべきことと他人に任せること

      先日、アプリにCSVエクスポートを実装していたところ、妻から「ダサい」と言われた。 「とりあえず線がダサい」と。 その線というのはこれだ。 (矢印の部分) この線を、もっと薄くしろというので変えてみた。 妻いわく、これでいいらしい。こっちの方がおしゃれだと。 そう言わればそんな気もするが、自分には全く分からない。 しかし妻はグラフィックデザイナー。そして俺のアプリの専属デザイナーでもある。 迷わず妻の言う方を採用することにした。 個人開発者は多才な人も多いので、デザ

      • 引き算思考

        よく仕事でかけ算どうしたこうした言われるが、あれがあまり好きではない。 スキルとスキルをかけ合わせることで、より貴重な存在になれるというあれだ。 どうにもイキった気がしてならない。何がかけ算か。それは九九で言うところの、何の段になるのか教えてほしい。 むしろ個人的に意識してるのは引き算だ。何を削ぎ落とすのかを常に考えている。 世の中は足し算思考で溢れてる。 かけ算使ってるやつは稀で、みんな余計なものまであれこれ足していくんだ。 スマホアプリでもそうだ。 俺は何らかのジャ

        • 自分のチームにメッシが来たらどうするか

          想像してみてほしい。自分のチームにメッシが来たらどうするのかと。 晩年のメッシじゃない。18歳とか20歳のメッシだ。 荒削りな部分はあれど、天才であることには間違いない。ダイヤの原石そのものだ。 もうメッシが来たからには、それまでの戦術とかどうでもいい。 いかにしてメッシを活かすかということを考えるはずだ。 自分がその時点で、チームのエースストライカーだとしたらどうするか。 答えは簡単だ。メッシのアシストに徹するだろう。 もうエースがどうしたとか、得点がどうしたとかは関係

        金と時間があれば何でも出来るのか

          有名人戦略を取るか否か

          「インターネットで稼ぐ=有名人になる」みたいな風潮が嫌いだ。 それもこれもYouTuberが原因なんだろうが、そこまでして有名になりたいのかと思う。 そもそもの話で、稼ぐことが目的ならば、別に有名人になんてならなくていい。 有名になる→再生回数が多くなる→稼げる みたいな思考回路なんだろうが、稼ぐってゴールにだけ着目すれば手段はいくらでもある。 「有名人になること」がその人のゴールなら、それはそうすればいいだろう。しかし「稼ぐ」が目的ならば、有名人になる必要なんかない。

          AI全振りでも悪くない

          ChatGPTの大波が来てからというもの、自分の仕事がどんどん変わってきている。 今作ってる新作アプリは、コードの大半をAIが書いてる状況だ。 ラーメンに例えるなら、麺とスープはAIに任せ、自分はトッピングを乗せてるだけにすぎないかもしれない。 もちろん試食をして感想をいうのは自分の役割だが、作り手はAIへとシフトしている。 現状は「自分5 : AI5」ってところなんだが、思い切ってこれを「自分1 : AI9」まで持っていってもいいだろう。 もはやAI全振りでも悪くないと

          2倍速の壁

          人より稼ごうと思ったとき、人は速さを求めると思う。 ・1日のうちにこなせる仕事量を倍にする ・1日の労働時間を倍にする これらが一般的な例だが、前者は速く手を動かすことで達成出来るだろう。 後者に必要なのは体力と気合だ。 しかしどちらも、せいぜい他者の2倍にしかならない。 そして基本的には若いときにしか通じない戦法だ。 ここに「2倍速の壁」があると思う。 正直な話、どの仕事でも2倍速まではいけるんだ。 気合と根性で周りの2倍アウトプットすることは可能だろう。 しかし、

          受託は自分の条件と合わない

          世間のエンジニア事情に疎いんだが、フリーランスとして稼ぐ場合、受託と個人開発の2択になると思う。 しかし俺は受託をしない。今日までの人生でやったこともない。 それは自分の求める条件を満たさないからだ。 ・寝てても金が入ってくること ・人を雇わないこと 俺は働く以上、これらの条件を求めている。 受託に手を出すと、基本的には手を動かさないとならない。 ホームページを作って、月額〇〇円みたいなパターンもあるだろうが、仕事を請け続けるのは確かだろう。 つまり寝てても金が入ってく

          受託は自分の条件と合わない

          iPhoneファースト

          一時期、Androidファーストを実践していた。 ようは審査の速いAndroidから先にリリースして、ユーザーの反応が良いアプリのみ、iOSもリリースするというやり方だ。 当時、iOSの審査は遅かった。初めてアプリをリリースした頃は、審査開始までに10日くらいかかった覚えがあるし、Androidファーストを実践していたときも、3〜5日はかかった気がする。 その点、Androidは小一時間で反映されるので、新作アプリの実験にもってこいだった。 しかし今は違う。iOSの審査は

          ニッチから入ると拡大出来ない

          俺のアプリは基本的にニッチだが、それゆえに拡大出来ないジレンマに陥っている。 例を上げれば、以下のアプリがそうだ。 「お小遣い帳」としては、検索3番手くらいに出てくるのだが、そこから先がない。 「家計簿」っていう広大なフィールドにおいては、検索圏外に等しい。 収支管理アプリを作る以上、本当は家計簿アプリがベストだ。なぜなら見込み客が一番多いから。 それを避けることで、適当にユーザーを集めることは出来るが限界がある。 これこそ、ニッチから入ったがゆえに拡大出来ないジレンマだ

          ニッチから入ると拡大出来ない

          気遣い実働分を考慮せよ

          自分自身、無料アプリを多数リリースしておきながら、「なぜそれが無料なのだ」と思うことが多々ある。 まずラーメン屋のライス無料な。これ厳密には「ランチタイムだけライス無料」ってやつだ。 基本的に家系行ったときに、よく出くわすんだが、本当に理解できない。 有料か無料かどっちかにせい と本気で思ってしまう。 思うに、時間帯で料金設定が変わる複雑さが嫌なんだろうな。俺は常にシンプルを好んでいる。 てか夜は有料に切り替わるんだったら、常に有料にしておけと思う。 自分のことを言えば

          真似事

          20代半ばの頃、「金持ち父さん貧乏父さん」という本を読んだ。 いい大学を出ていい会社に就職したのが貧乏父さんで、中卒の自営業が金持ち父さんだ。 当時俺は経営というものに悩んでいた。 ただただ窓拭きが好きで独立したはいいものの、経営そのものには全く興味を持てなかった。 ロープにぶら下がりながら、適当に窓拭きしてるだけで満足だったが、次第にそうも言っていられなくなる。 独立した当初は順調だったが、数年後には資金繰りに悩んでいた。 それであれこれビジネス書を読む中で出会ったのが

          Breathing Room

          子供2人が夏休みで毎日家にいる。なので自分の仕事をする時間がない。 そんな人もいると思うが、自分にはほとんど関係がない。 なぜならメインの仕事は子供たちが寝ている間(早朝4〜6時)で終わってしまうからだ。 自分の自慢をしたいわけではない。 てか俺は仕事が速いわけでもないし、沢山のタスクを抱えているわけでもない。 適当に諦めた人生を送ってるので、時間には余裕があるのだ。 イーロン・マスクとかジェフ・ベゾスみたいな、世界を変える起業家は遮二無二働いたほうがいいだろう。むしろ働

          透明性のある相手と付き合いたい

          ネット上には自分のことを盛りに盛ってる人間も存在する。 少しならいい。それはお化粧っていうか、料理に例えれば塩コショウみたいなもんだ。 しかし度を超えてるのはダメだ。てか論外なやつも多すぎる。 アプリ開発者でも実績を盛ってるやつがいる。 何気なくTwitterを見てたら、収益自慢をしてるツイートが流れてきた。 よくあることだが、自分のアプリは公開していない。開発者なのは確かだろうが、どんなアプリをリリースしているのかは不明だった。 まあこの手のツイートはたまにあるし、見

          透明性のある相手と付き合いたい

          市場で優位なことと自分のやりたいこと

          俺はスマホアプリで生活費をまかなっている。 自分の思い描く成功には程遠いが、適当にやれてるのは確かだ。 しかし内情は「優位に立てるニッチを狙って、アプリを量産してるだけ」なので、全然楽しいものではない。 見た目の荒いアプリが上位表示されてるフィールドに、見た目の洗練されたアプリを置いてるだけなのだ。 つまり、デザイナーである嫁とニッチ市場を繋いでる仲介人なんだよ。俺は。 ここで考えることがある。 市場で優位に立てる行動を繰り返すことは、果たして自分のやりたいことなのか、と

          市場で優位なことと自分のやりたいこと

          好きなやつには絶対勝てない

          俺はペク・ジョンウォンが好きだ。 韓国の飲食業界では有名な人物で、世界中に自分の店を出している。 俺は韓国へ行けば、このおっさんが出した「ペクタバンコーヒー」に毎日通うし、日本にいれば「香港飯店0410」に足を運ぶ。 香港飯店ではいつも食べすぎてしまうので、新大久保から家までの7kmを徒歩で帰るんだ。 俺はこのおっさんを愛している。このおっさんの作る店が好きだ。そして何より、このおっさんが美味しそうに食べてる姿を見るのが大好きだ。 どこからどう見ても普通のおっさんだろ

          好きなやつには絶対勝てない