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引き算思考

よく仕事でかけ算どうしたこうした言われるが、あれがあまり好きではない。
スキルとスキルをかけ合わせることで、より貴重な存在になれるというあれだ。

どうにもイキった気がしてならない。何がかけ算か。それは九九で言うところの、何の段になるのか教えてほしい。

むしろ個人的に意識してるのは引き算だ。何を削ぎ落とすのかを常に考えている。
世の中は足し算思考で溢れてる。
かけ算使ってるやつは稀で、みんな余計なものまであれこれ足していくんだ。

スマホアプリでもそうだ。
俺は何らかのジャンルを狙ってアプリをリリースするとき、まず競合のそれを3~5個ダウンロードする。
それで触りながら自分の勝機を考えるんだが、基本的には引き算で考える。

つまり、どの機能を削るかってことだ。
みんな余計な機能まで実装しがちなので、ユーザーにとって分かりにくいアプリになりがちだ。
そんなもんは全部やめてシンプルを追求すれば、そこに勝機が生まれる。

俺は元々IT音痴だったこともあり、分かりにくいアプリが嫌いだ。
とことんシンプルにして、分かりやすくしてもらいたい。
同じような人間は沢山いるので、機能を削ぎ落とせば誰かに刺さるというわけだ。

「この機能を足せば、そこに優位性が生まれるんじゃないか?」なんて発想は基本的にしない。
「この機能を削れば、もっと分かりやすくなるんじゃないか?」ってことしか考えないんだ。

世の中、本当に大切ものは滅多にない。
余計なものはガンガン削って、本質的な部分に集中することが必要だ。

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