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2倍速の壁

人より稼ごうと思ったとき、人は速さを求めると思う。

・1日のうちにこなせる仕事量を倍にする
・1日の労働時間を倍にする

これらが一般的な例だが、前者は速く手を動かすことで達成出来るだろう。
後者に必要なのは体力と気合だ。

しかしどちらも、せいぜい他者の2倍にしかならない。
そして基本的には若いときにしか通じない戦法だ。
ここに「2倍速の壁」があると思う。

正直な話、どの仕事でも2倍速まではいけるんだ。
気合と根性で周りの2倍アウトプットすることは可能だろう。
しかし、3倍、5倍、10倍となれば、目に見える「速さ」ではどうにもならない。

・月に20日働いて30万稼ぐ→月に20日働いて60万稼ぐ
・月に20日働いて30万稼ぐ→月に10日働いて30万稼ぐ

このへんまでは2倍速の世界なので、誰でもイメージは出来る。
しかしこれが3倍、5倍となったらイメージするのは難しい。

俺は15歳で働き出してから10年以上、2倍速の世界で生きてきた。
俺の周りもみんな、必死になって2倍速を求めていた。

でもそれじゃダメなんだ。体力の衰えとともに、2倍速は1.7倍速、1.4倍速へと落ちていく。

こうならないようにするためには、「仕組み化」が重要だ。
つまり自分の仕事を他人や機械に任せるようにするってことだな。

自分の1日は24時間しかないが、他人や機械を頼れば、5倍にも10倍にもなる。

人は誰しも2倍速の壁にぶつかる。
そこでどうするのかが重要だ。

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