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スーパバイザーの言葉

私がスクールソーシャルワーカーになりたての頃、スーパーバイザーから次のような言葉を聞きました。

「困った子」「困った保護者」は、実は
「困っている子」「困っている保護者」です。

たとえば、幼稚園や家庭で友だちや弟・妹をやたらにぶっ飛ばす子がいるとします。
そういう子のことを乱暴者の悪い子、困った子と捉えて、叱ったり指導したりする……。
それは間違いとは言えません。しつけは必要です。

でも、「この子自身が困っているのだ」と、ちょっと視点を変えてみるとどうなるでしょう。
すると、困っている可能性がいくつか考えられます。

困っている可能性

🔴寂しくて注目してもらいたい。なのに普通にしていたのでは注目されない。そこで、わざといけないことをして大人の気を引こうとしている可能性。

🔴友だちなどとトラブルになりかけたとき、自分の気持ちや欲求を相手に分かってもらいたい。けれど言葉でどう伝えたらいいか分からない。そのため、相手をぶっ飛ばすことで自分の欲求を通そうとしている可能性。

🔴本当は友だちや弟妹と仲良くしたい。けれどADHDの特性があるために、衝動的な気持ちを抑えることができない。そして、気がついたらぶっ飛ばしまっていた後だという可能性。

……などなど。よくよく調べてみたら、これ以外にも可能性が考えられるかもしれません。

こんなふうに、「困った子」のことを「困っている子」と捉え直してみると、対応が変わってきませんか?

学校や保育所以外でも当てはまる

この話は、学校の先生や保育士さんたちにとっての子どもや保護者だけに当てはまるわけではありません。

  • 福祉施設にとっての困った利用者や家族

  • 上司にとっての困った部下

  • お店にとっての困ったお客さん

  • 親にとっての困った子ども

「この人は何かに困っているんだ」と考えてみてください。
そこから対応のヒントが生まれるかもしれません。

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【今日のまとめ】

困った人は
困っている人である

それでは、また次回お目にかかりませう!

笑顔同封 増田泰司

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