Georges

本気でもう家に帰れないかもしれないと思い、もし帰れたら絶対に記録を残そうと思ったのです。

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本気でもう家に帰れないかもしれないと思い、もし帰れたら絶対に記録を残そうと思ったのです。

記事一覧

【腸閉塞からの】備忘録#8 再手術のあと①

2回目の手術の翌日、4月26日。 そもそも眠れてはいなかったけれど朝になって改めて感じたことは、「1回目の手術後と2回目の手術後が全く違う」ということだった。 腹部の痛…

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7日前

【腸閉塞からの】2024年6月23日(日)

今週はどうにもこうにもお腹の調子が悪くはないが良くもなくすっきりもせず・・・・そのお陰もあってか体重増量していて、ひと安心。 と、思っていたらば昨日腹痛で。 余り…

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2週間前

【腸閉塞からの】2024年6月17日(月)

研修医が誤診、高校生死亡 上級医に相談せず―日赤名古屋第二病院 時事通信 社会部 2024年06月17日21時04分 配信 この記事、自分とは異なる病名ではあるが、「腸閉塞を引…

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2週間前

【腸閉塞からの】備忘録#7 敗血症と2回目の緊急手術

昨夜の40℃を超す発熱は抗生剤やらの点滴により治まってはいたが、まだ解熱はしておらずの4月25日朝。 2度目の流動食からの再度の嘔吐、再挿入のイレウスチューブ予定が控…

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3週間前

【腸閉塞からの】2024年6月5日(水)

「もう良くなったから大丈夫だよ!」という安心を与えられることなく退院し不安だけを持ち帰っていましたが、ようやくなのかもうなのか、1ヶ月が過ぎた今、体調も気持ちも…

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1か月前

【腸閉塞からの】備忘録#6 チューブ抜去から悪化

入院17日目の4月22日夜明け前、ずっと続く腹痛で疲れ果てていて頭痛もしていた。 その日15時。「今日の検査結果は良くなっていないけど、チューブを抜いて様子を見る」と、…

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1か月前

【腸閉塞からの】備忘録#5 チューブ挿入からの数日

イレウスチューブを挿入した翌日、4月17日の夜中。 眠れてはなかったけれどもこんなところで地震に遭遇するとは思わずとても吃驚して、心配してチャットをくれた友人ふたり…

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1か月前

【腸閉塞からの】備忘録#4 嘔吐してチューブ挿入

入院10日目の4月15日の正午。4人部屋の病室内で横目にしていた配膳が自分にもあり、それが流動食であっても非常に嬉しく感じた。 昼と晩の二食は固形物ゼロの水分だけであ…

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1か月前

【腸閉塞からの】備忘録#3 手術後の一週間

寝れたのか寝れてないのか、緊急手術翌日の4月7日。 朝の回診で鼻から入っている管(経鼻胃管)は明日抜きましょう、水を飲んでも良いと言われ、開腹手術をしているので看…

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1か月前

【腸閉塞からの】備忘録#2 転院入院緊急手術

転院先は救急搬送されたC病院のすぐ近くのK病院で、救急車に乗っていたのはほんの数分だった。 救急入口から運ばれもう半日以上続いている痛みでのたうち回っている中、一…

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1か月前
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【腸閉塞からの】備忘録#1 救急車で救急

4月5日の夕方、かなりの空腹で出先から帰宅した。 よく食べている買って来たドーナツを食べた後に、腹痛が始まった。 この数年何度も起こっていた腹痛~身動き出来なくなる…

Georges
1か月前

【腸閉塞からの】2024年5月20日(月)

2024年5月20日。退院から半月が、2回目の手術から25日が経過した。 先週の外来日以降、便通の状況が余り芳しくない。 腹痛はあっても便秘っぽかったり、腹痛は酷いのに出て…

Georges
1か月前
【腸閉塞からの】備忘録#8 再手術のあと①

【腸閉塞からの】備忘録#8 再手術のあと①

2回目の手術の翌日、4月26日。
そもそも眠れてはいなかったけれど朝になって改めて感じたことは、「1回目の手術後と2回目の手術後が全く違う」ということだった。
腹部の痛みが違った。それはもう明確に違った。開腹した傷が痛いと思った。傷の痛みがあった。そう、ちゃんと、”傷”が痛かったのである。
1回目の時は、開腹した傷の痛みがどうのこうのと感じるよりも先に”お腹が張って”張っていることによる強い痛みを

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【腸閉塞からの】2024年6月23日(日)

【腸閉塞からの】2024年6月23日(日)

今週はどうにもこうにもお腹の調子が悪くはないが良くもなくすっきりもせず・・・・そのお陰もあってか体重増量していて、ひと安心。
と、思っていたらば昨日腹痛で。
余り持ってない体力を使ってしまい、今日は眠くて眠くて動けず終いの残念な一日になってしまった。
その結果、食事の準備が出来ず、手術後初のカップ麺!
手術をしたからどうの以前に体にも腸にも良くはない、添加物満載のインスタント食品。数日前に買い弁も

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【腸閉塞からの】2024年6月17日(月)

【腸閉塞からの】2024年6月17日(月)

研修医が誤診、高校生死亡 上級医に相談せず―日赤名古屋第二病院
時事通信 社会部
2024年06月17日21時04分 配信

この記事、自分とは異なる病名ではあるが、「腸閉塞を引き起こし、胃が過拡張していた」にとてもとても辛くなった。
時間外診療で研修医しかいなかったのか?CT検査に技師もいなかったのか?いや、検査技師がいなければCT検査は出来ないだろうし、研修医ひとりきりの単独判断で誤診など起こ

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【腸閉塞からの】備忘録#7 敗血症と2回目の緊急手術

【腸閉塞からの】備忘録#7 敗血症と2回目の緊急手術

昨夜の40℃を超す発熱は抗生剤やらの点滴により治まってはいたが、まだ解熱はしておらずの4月25日朝。
2度目の流動食からの再度の嘔吐、再挿入のイレウスチューブ予定が控えてあっての、ここで予定していない造影剤を入れてのCT検査をすることになり、検査室に一緒に行くのだと担当医Zが病室にいた。
起き上がるのも立ち上がるのもしんどい上に「今からCT検査室でイレウスチューブを挿れられるんだ・・・・」という恐

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【腸閉塞からの】2024年6月5日(水)

【腸閉塞からの】2024年6月5日(水)

「もう良くなったから大丈夫だよ!」という安心を与えられることなく退院し不安だけを持ち帰っていましたが、ようやくなのかもうなのか、1ヶ月が過ぎた今、体調も気持ちも随分と落ち着きつつあります。
食欲を感じてからずっと食べたいと思っていたカツサンドを、やっとこさー食べることが出来ました(手術後初の豚肉でした)。初めて買って初めて食べたカツサンドは、とても美味しくてボリューミーでとても満足でした。

2回

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【腸閉塞からの】備忘録#6 チューブ抜去から悪化

【腸閉塞からの】備忘録#6 チューブ抜去から悪化

入院17日目の4月22日夜明け前、ずっと続く腹痛で疲れ果てていて頭痛もしていた。
その日15時。「今日の検査結果は良くなっていないけど、チューブを抜いて様子を見る」と、担当医Zに言われた。
抜去は病室で突然だった。
鼻から腸まで2mは挿れているチューブなので処置室で抜くのだろうと思っていたら、そんな必要もないとのことで、慎重さなど皆無で乱雑だと感じる程強引にベッドに座った状態で抜かれることとなった

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【腸閉塞からの】備忘録#5 チューブ挿入からの数日

【腸閉塞からの】備忘録#5 チューブ挿入からの数日

イレウスチューブを挿入した翌日、4月17日の夜中。
眠れてはなかったけれどもこんなところで地震に遭遇するとは思わずとても吃驚して、心配してチャットをくれた友人ふたりと一切連絡するつもりのなかった母にも入院してることを連絡してしまった。

4月18日。お腹は張ってるし左下部が痛かったりゴロゴロしてるけど便通はなく、レントゲンの結果も可もなく不可もなく。
4月19日。左鼻穴からのチューブの所為で左耳に

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【腸閉塞からの】備忘録#4 嘔吐してチューブ挿入

【腸閉塞からの】備忘録#4 嘔吐してチューブ挿入

入院10日目の4月15日の正午。4人部屋の病室内で横目にしていた配膳が自分にもあり、それが流動食であっても非常に嬉しく感じた。
昼と晩の二食は固形物ゼロの水分だけであったが、それでも全部飲み干すことは出来なかった。
その夜中、下痢でトイレに入ったそこで吐き気を催し止めることが出来ず個室内で嘔吐してしまった。吐瀉物は色もなくほぼ水に近かったが、吐いてはならないと言われていたのに吐いてしまったことと床

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【腸閉塞からの】備忘録#3 手術後の一週間

【腸閉塞からの】備忘録#3 手術後の一週間

寝れたのか寝れてないのか、緊急手術翌日の4月7日。
朝の回診で鼻から入っている管(経鼻胃管)は明日抜きましょう、水を飲んでも良いと言われ、開腹手術をしているので看護師に手伝って貰って立ち上がる練習や歩ける練習をする様にも言われ、吐き気とお腹の痛みが強くあったが痛み止めが効いている時分にどうにか立ち上がることは出来たので悪くはなかったと思う(朝イチ病室での仰臥位のレントゲン撮影は、看護師に手伝って貰

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【腸閉塞からの】備忘録#2 転院入院緊急手術

【腸閉塞からの】備忘録#2 転院入院緊急手術

転院先は救急搬送されたC病院のすぐ近くのK病院で、救急車に乗っていたのはほんの数分だった。
救急入口から運ばれもう半日以上続いている痛みでのたうち回っている中、一緒に来てくれたC病院の当直医はK病院の医師らに私の状態についての説明をして去り(診療情報提供書には「絞扼性腸閉塞疑い」との記載)、その後、「すぐに手術になる」とそこにいた数人の医師の誰かに告げられた。
手術が確定してる患者として運ばれたそ

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【腸閉塞からの】備忘録#1 救急車で救急

【腸閉塞からの】備忘録#1 救急車で救急

4月5日の夕方、かなりの空腹で出先から帰宅した。
よく食べている買って来たドーナツを食べた後に、腹痛が始まった。
この数年何度も起こっていた腹痛~身動き出来なくなる程の痛みはあれど数時間苦しめばなんやかんやケロリと治まっていた、だと思い、堪えればなんとかなるといつも通りどうにかやり過ごそうとしていた。
だが数時間経っても、いつもと違って、痛みの治まる気配がない。
これはなんだかおかしいぞと思い始め

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【腸閉塞からの】2024年5月20日(月)

【腸閉塞からの】2024年5月20日(月)

2024年5月20日。退院から半月が、2回目の手術から25日が経過した。
先週の外来日以降、便通の状況が余り芳しくない。
腹痛はあっても便秘っぽかったり、腹痛は酷いのに出ても量が少なかったりしている。
まだ病院への連絡はしていないが、しなくてはならない状況になりそうな日々を過ごしており常に不安に苛まれている(便通の有無問わず)。
退院したのにどうしてそんなに不安なのか、と思うひともいるだろう。

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